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2017年12月21日 (木)

大企業のお粗末な特許戦略で外国に技術だだ漏れ…

今では少なくなりましたが、

昔は、大企業からの大量出願競争が致命的な問題を引き起こしました。

大企業も戦略的に大量に出願するのではなく、特許部に与えられた予算を余らせることができないため、ヤミクモに出願していたのです。

その結果、どうなったか?

特許庁に出願すれば、やがて公開されます。

公開されれば、世界に特許出願の内容が漏れ出します。

中国や韓国の企業は、日本の特許庁にアクセスして、日本の公開公報を研究します。

日本の技術がノウハウが無料で入手できるのです。

事実、公開公報を参照すれば、出願人の戦略を予想でき、技術レベルも判明します。

日本の弁理士も自分の事務所の利益を考え、

大企業からの出願依頼を断ることはありません。

むしろ、特許事務所が仕事をクレクレと逆に催促することもあるそうです。

こうして出願した特許が公開され、技術漏洩の引き金をつくる。

日本国の利益に大いに反している結果になりました。

それは皮肉にも、大企業の間違った特許戦略と、これを歓迎する弁理士側の共同作業が引き起こした人災といえます。

現在では、出願件数が35万件程度と以前よりも10万件程少なくなりましたが、

どこまで改善されているのだろうか…?

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