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2018年1月11日 (木)

アルトリサーチ社が買収されていた…

ご存知のことかもしれませんが、

特許帳で有名なアルトリサーチ社がフランスの会社に買収されていました。

http://www.youbuyfrance.com/jp/Posts-13969--12289-65288-65289

この会社は、

コスモテック特許㈱(以下、コスモテック社という)が夜逃げしたときに、私のブログのコメントに自社の商品を宣伝していた会社です。

安くて良い特許管理ソフトを探していたら、特許帳が検索されてきたのですが、

当時は、導入するか否か迷いました。

しかし、私のブログへのコメント等の記載から、直感的に止めておいた。

結果論ですが、

その後、日本パテントデータサービス社がコスモテック社の管理ソフトの事業譲渡を受け、

継続できることになり、現在でも本当に良かったと思っています。

そこの社員の方も尽力され、電話で相談しても、分かり易く教えて頂いています。

ところで、アルトリサーチ社を買収したフランスの会社ですが、

日本市場を視野に入れて特許帳をうまく展開していくのだろうと思いますが、

特許帳を導入していた顧客層は、値段から察するに、おそらく個人や小さな特許事務所の弁理士、いわゆる個人客ではないでしょうか。

だとしたら、あまり良い商売ではないかもしれませんね。

大企業の特許管理を一手に引き受ける管理ソフトの開発なら別ですが、

個人客ベースで採算を上げていこうとすれば月額でとれる顧問料はたかが知れています。

個人が月に何万、何十万も管理ソフトのための顧問料を支払うことは困難ですから…。

そうなれば、開発投資が困難になり、顧客満足を満たす程の高性能なソフトは提供できなくなります。

その反面、利用者からは、多品種少量のサービスニーズがあるので、マネジメントが火の車なのだ。

でも、そこは、フランスの会社のビジネスモデルや開発力に起因するので、なんともいえませんが、

特許帳という管理ソフトの対象顧客セグメントが、あまり高収益を生む顧客ではなかったとしたら、

対象顧客を大きく替える必要があり、さらに差別化ができる特許管理ソフトのハード面とソフト面を開発しつつ、新規市場を開拓していく必要がある。

他方で、将来に向けて、特許庁(役所)もAIを開発するだろうから、

特許管理ソフトというアプリケーションは、特許庁が提供するという構図も考えられる(私はその可能性が大だと思う)。

それだけ出願手続の期限管理は、形式知化されたデータを対象としているので、

ロボットが最も得意とする分野なのだ。

ディープラーニングで対応できないところは人なのだが、

人とAIをブリッジするようなソフトが提供できれば、また少し展開の仕方も変わってくるとは思うが…

それと特許翻訳は、将来、完全にAIにとって変わられる運命であることを追記しておこう。

産業翻訳は、ロボットが得意とする処理だよね。

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