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2018年1月21日 (日)

弁理士になってやるべきこと…

弁理士になってやるべきことは、

先ずは、自分の城を持つこと。

他人の事務所に勤務しているようでは、自分のやりたいことができない。

また世間の目としては、資格自体にネームバリューがないので、個人事務所勤務の所員ということで、三流勤務(零細という意味)の社会層とみなされる。

勤務所員は第三者的には無の存在。

なぜなら、所長に依頼された代理案件の下で仕事を行い、その域を出ないから。

弁護士なら格好がつくが、弁理士は知名度がなく、何者と思われる始末。

もうひとつは、自分がやりたい分野を確立すること。

・特許出願やります…

・電子工学が専門です…

・権利とります…

・技術と法律と語学が武器です…

これ、みんな昭和時代の営業文句ばかり。

こんなんで仕事とれません。

心の琴線に響きますか??

もっと具体的に、自分の領域を創り出し、自分の造語で形容する。

これが重要です。

弁理士に認められている業務を選択するという受け身の姿勢では、この先がない。

そのためには、社会をもっと注視しないといけない。

顧客のニーズにもっと耳をかたむけ、理解しないといけない。

弁理士業務の課題は、

自分の専門分野に顧客のニーズを近づけようとしていること。

そんな弁理士のサービスなんて何の役にも立たない。

単なる自己満足の域だ。

逆です。

顧客のニーズに応えるために、

自分の専門を発揮できる独自のサービスを創り出すこと。

顧客のニーズは異なります。

その異なった顧客のニーズに応えることができるか否か、これが弁理士の値打ちとなる分れ目だ。

弁理士業界は昭和時代の敢行のまま、現在に至っている面も多く、

今の顧客のニーズとはミスマッチすることも多々ある。

この乖離を十分に理解していない、あるいは理解しようとしていない弁理士がいるとしたら大変な勘違いだ。

言っておくが、クライアントが特許出願する目的は、特許査定ではない。

特許査定は、真の目的の通過点ないし一手段。

特許査定がゴールラインではないはずだ。

その先を見通してサービスしているのかな?

行政書士やその他の士業と話をする機会があるので、この点を聞いてみると、

やはり食えない資格の代表と言われているだけに、本人は自覚している。

そして、自分独自のサービス領域ないしコンテンツを創っている先生が多いことに感心させられる。

弁理士は優秀な人が多いにもかかわらず、まだまだ努力が足らないかもね。

昔からの虚像(超難関試験)に胡坐をかいているようなものだ。

弁理士業界も、

真のサービスイノベーションを起こさない限り、明るい未来はないのかもしれない。

この業界のさらなる発展を祈念するあまり、

ついつい辛口の発言になってしまうが、

疎まず、耳を塞ぐことなく、弁理士諸兄の自己研鑚を願う。

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