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2019年6月30日 (日)

7月の付記試験対策でやるべきこと

 

 

【7月の付記試験対策でやるべきこと】

 

(1)起案編

・能力担保研修のテキストの通読と法規範の暗記暗唱

・村西ゼミのレジュメに記載されている論点・判例の暗記暗唱

・過去問(起案)の検討

 村西ゼミで過去5年分の起案過去問解説が配布されます。

 その他、山の手総合研究所の書籍

・起案して第三者の添削を受ける(関東の人は村西ゼミは必須、関西の人も上京するメリット有)

 

(2)小問編

・村西ゼミのセレクト問題集の復習と民法・民訴の条文の内容確認

 私は、セレクト問題集を5回程度回しました。

 目安は論点として参照する条文がすぐに思いつくレベルです。

・村西ゼミの基礎講座で使用したテキストの論点潰し

・過去問(小問)の検討

 村西ゼミで過去5年分の小問過去問解説が配布されます。

 その他、山の手総合研究所のオレンジ本

 

(3)判例集

 余力のある人は、能力担保研修で入手した判例集で判例を確認。

 (私は受験対策としては、判例集に手を出すことができませんでした)

 

 

 

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2019年度技術士2次試験


2019年度の技術士2次試験が7月15日に行われます。


今年の会場は渋谷のフォーラムエイト。

中小企業診断士試験でお馴染みの会場。

私は一応、受験する予定ですが、

昨年から、ほとんど準備が出来ていない状態です。

今年度から技術士試験の改革で新制度の試験が始まりますので、結果的に、なんとなく受験することに至りました。

論文試験なので、

テーマに対して、何かしら書けると思いますが、現実は甘くないでしょうね。

残された時間で、精一杯頑張ってみます。


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2019年6月28日 (金)

単独訴訟代理人での準備書面に苦闘…

 

晴れて単独で訴訟代理人となり、訴訟の準備書面を作成中。

 

裁判所に提出する書面は、特許明細書の書式と大きく異なります。

 

 

先ず、白スペースの設定

 

左30mm、右20mm、上35mm、下27mmのようですが、

 

裁判所からダウンロードした書式は、少しズレていました。

 

 

次に、句読点が、「、」ではなく、「,」。

 

特許庁に提出するときの文書に使用する句読点と、裁判所の書面は、厳密に異なります。

 

 

一番厄介なのが、ナンバーリングの付与。

 

第1

 1

  (1)

    ア

     (ア)

       a

        (a)

第2

 1

  (1)

    ア

     (ア)

       a

        (a)

……

 

 

論点が多いとナンバーリングの付与が大変ですから、答案構成が必至。

 

 

さらに、認否の細かさ

 

相手方の訴状や準備書面の一言一句を確かめながら、ここは認め、ここは不知、ここは否認ないし争う…

 

 

本当に一言一句のレベルで分けていく必要があります。

 

 

 

でも、やはり、裁判所で訴訟しているぞ!

 

という気分の実感を味わえるので、ワクワク・ドキドキしながら、新しい発見と勉強の日々。

 

 

 

特許権侵害訴訟、特許無効審判、審決取消訴訟、執行文付与請求訴訟に加え、

 

通常の特許出願や商標出願、拒絶査定不服審判等の特許庁に対する業務の同時進行。

 

 

 

脳みそが多軸方向にフル回転しているようで、なんともいえない……斬新で妙な感覚です。

 

 

 

 

 

付記弁理士となって、益々充実した日々を過ごさせて頂いています。

 

 

 

 

    

 

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2019年6月25日 (火)

付記試験のテキスト・資料の復習

 

 仕事で準備書面の起案をしながら、付記試験の能担研修で使用したテキストや村西ゼミで配布された資料を見直しています。

 

 テキストも村西先生の資料も、コンテンツが充実しており、実務においても、とても役に立つ。

 

 あのとき、覚えた法規範や判例、具体的な要件についてはかなり忘れていますが、

 

 何か調べたい論点があるとき、似た論点や類似の法規範を適用するか否かの当りがすぐにつく。

 

 これはとても良い財産を育成したと自分で思います。

 

 特に商標の拒絶理由や審判の対応には、そのまま使えますね。

 

 

 当初は、付記試験に合格しても、あまり意味がないのではないか?

 

 と思っていましたが、

 

 付記登録後に、現に訴訟代理人として業務を受任しているので、

 

 当初の私の認識は、間違っていたことになりますね。

 

 何でも前向きに貪欲にトライしていくことが必要であると、再認識させて頂きました。

 

 

 

 さて、今年の付記試験では、どこが出題されるのでしょうか?

 

 意匠法の大改正があるので、

 

 意匠権侵害問題の起案も気になるところ(※受験生を惑わす意図は全く無いので、受験生諸君は自己判断でお願いしますね)。

 

 

 

 付記試験も合格後に、定期的に復習しなければ、勿体ないと思います。

 

 

 

 特に若手弁理士の方は、他の資格取得や語学等の勉強を精力的に頑張っておられる先生も多いと思いますが、

 

 誠に結構なことだと思います。

 

 

 

 私もこの歳になって、チャレンジ精神旺盛です。

 

 そのときの価値観によってやりたい事に挑戦できる環境に感謝しています。

 

 

 

 付記試験のテキストの出来の良さと、村西先生の合格のためのレジュメの相性がとても懐かしく、

 

 

 村西先生の高速話術を駆使した超・充実講義が頭の中に次々と蘇ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年6月24日 (月)

土日は合計20時間以上の勉強時間を確保する

 土日は、自宅にこもり、宅浪気分で勉強していました。

 合計20時間以上。

 しかし、やると決めたルーチンが多く、1日10時間以上の勉強時間があってもすべてのテーマを見る事すらできません。


 多くの事を並行して進めなければなりませんが、


 イメージとして、複数のお皿を棒で回しをしながら、各々のお皿が止まらない間隔で、またその棒を回して動力を伝えます。


 これが私が描く、同時並行のお勉強スタイル。


 JAISTを中退して時間を確保してまでも、欲しいモノがあります。


 1つのモノを得ようと思うのなら、何かを犠牲にする。


 理由は、時間と体力と運は有限のリソースだから(「選択と集中」ともいう)。


 私は実業の世界でトップを目指したい。

 実務の水平的統合と垂直的統合です。


 日本の大学院、特に文系の大学院は専門職過程を除き、社会で評価されないことが多いのです。


 しかし、そこでの経験というのは間接的にも役に立つと思います。


 何事も経験が重要です。

 
 仕事で必要性を感じるときは、MBAやMOTの門を叩きます。


 自分を磨くことを常に意識しないと、自分のレベルも進歩しないですし、クライアントに飽きられるんです。


 なぜなら、私は「芸」で活きる世界の人だから。

 今後も、自身の『芸道』を磨いて参ります。

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2019年6月23日 (日)

係争の仕事にどっぷり…

 今後1年間、係争の仕事を中心に回っていきそうです。

 先日も新たな特許無効審判を請求しました。

 
 特許権侵害訴訟、特許無効審判請求、審決取消訴訟の各種事件。

 特に、特許無効審判と審決取消訴訟は私ひとりで代理しています。


 相手方代理人は、弁護士4人と弁理士1人。

 代理人が多ければ良いという問題ではありませんが、マンパワーを相応にかけてきています。

 
 しかしながら、特許無効事件は、証拠の質による勝敗が大きいのですから、代理人数が勝敗に直接関係することはありません(代理人の力量には関係あると思いますが…)。

 こういう戦いは臨むところで、私はやる気満々。


 決して好戦的な性格ではないけれど、挑まれた戦いに対しては、依頼人のために弁理士として徹底的に抗戦します。

 特許無効審判の口頭審理には、審判廷にたくさんの方が傍聴に来られます。

 
 昨年の特許無効審判も知らない人が一杯でした。

 私としては、当事者の代理人だけで進行するよりも、むしろ、たくさんの人に来て欲しいです。


 

 不謹慎かもしれませんが、

 
 挑まれた戦いを代理人として楽しみながら、勝訴のために、全力を尽くします。


 依頼人の笑顔が見れるように。


 

 

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2019年6月20日 (木)

Startup Hub Tokyo

昨夜は、Startup Hub Tokyoで知財専門家として参加させて頂きました。


東京・丸の内にあるコ・ワーキングスペースで、とても環境が良いところです。


ここに集う方は、20代の若者が多く、起業される方が中心です。

女性も多いです。


20代の相談相手だと親子くらい離れているので、なんだか自分が歳とったことを自覚してしまう。


今の時代は、起業に際し、とても恵まれている環境が用意されています。


どこかの会社に勤務し定年まで頑張るのも良いけれど、

終身雇用が限界を迎えているため、自分で何かを生み出す行動力が必要です。

地方に目を向けると、鎌倉で、中小企業診断士の高久先生が起業家に向けたコ・ワーキングスペースを開放されています。

先ずは個人事業主で良いと思います。

他の専門技術・スキルをもった人とのコラボでも良いと思います。


自分の個性を活かしたコトを生み出し、発信していく経験をしていきましょう。

給与を受け取る立場ではなく、

仕事を生み出して内外に提供し、人を雇用できる立場になることが自立への前提条件だと思います。


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TBC受験研究会~2019年度中小企業診断士2次試験第4回実力完成演習結果~

 

TBC受験研究会の2019年度中小企業診断士2次試験の第4回実力完成演習結果が返送されてきました。

 

 

①事例Ⅰ(組織・人事)…62点

 

 

②事例Ⅱ(マーケ・流通)…69点

 

 

③事例Ⅲ(生産・技術)…75点

 

 

④事例Ⅳ(財務・会計)…90点

 

 

4科目合計:296点(400点満点)

平均:74.00点

 

 

今回はまぁまぁ。

 

本試験の事例Ⅳはもっと難問揃いで点がとれないと感じています。

 

 

 

 

 

事例Ⅳは苦手意識があるので、

 

事例Ⅰ~Ⅲで大きくリードをとりながら、事例Ⅳでミスっても、イーブンで合格できるような戦略をとります。

 

 

 

6月はシンドイ時期ですが、

 

乗り越える!

 

 

 

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2019年6月16日 (日)

勝ち残る特許事務所のアプローチ

 

毎年、弁理士試験に合格し、新規登録する方がいる反面、

 

決して少なくない弁理士登録の抹消者数。

 

 

以前の特許ブームは、過ぎ去り、今や斜陽的な業界に変わりつつある弁理士業界。

 

新たな取り組みが必要です。

 

 

私は、以下の3つの要素に問題があるとみています。

 

1.特許権の活用がうまく出来ない

 

2.特許取得までの過程が複雑で、時間と経費が過大

 

3.特許訴訟に要する時間と経費が膨大で、特に損害賠償額で特許権者に不利な判決ばかり

 

 

 

今回は、1.の特許権の活用について

 

 

日々の実務や大学院の研究のなかで多くの依頼人にヒアリングをした結果、

特許権に期待する効果(メリット)は、人それぞれです。

 

 

ショックを受けたのは、弁理士側が想定しているものとは大きく異なるということです。

 

ということは、我々弁理士の立場として、

 

依頼人の特許取得の動機を的確に把握し、その事前期待を上回るサービスを行うために、

 

徹底的なヒアリングが必要だということです。

 

多くのケースでは、依頼人は特許取得をしたいという前提で特許事務所に来所されますが、

 

その延長レールで、依頼人と契約し特許出願に着手しては、依頼人の事前期待を上回ることはできないと予想されます。

 

【例】

依頼人

本質的なニーズ⇒(思考ロジック)⇒手段のウオンツ

(ニーズは頭の中)⇒(思考ロジックは頭の中)⇒(特許出願という手段の選択に至って問い合わせ)

 

 

我々弁理士がみえるのは、

 

依頼人の特許出願という手段に対するウオンツのみです。

 

依頼人はその前提として、本質的に欲求であるニーズをかかえており、依頼人側の思考ロジックを経て、ウオンツとして表出化されています。

 

 

特許事務所の依頼に対するアプローチとして、

ウオンツばかりを追いかける結果、現在の安売り合戦の過当競争の状態になりました。

 

 

しかし、いくら安売りで出願依頼を追いかけても、

 

依頼人のニーズが満たせない以上、依頼人はその特許出願という手段のチョイスが間違っていたことを事後的に気づくことになります。

 

そうなれば、今後、特許出願という手段のウオンツは抱かないでしょう。

 

 

特許事務所としては、依頼人のニーズを的確に把握できるヒアリング能力と、適正な手段(ウオンツ)を選択・支援できる実務能力が必要です。

 

そして、特許事務所のアプローチは、依頼人のウオンツではなく、ニーズに応える方向に向かうべきです。

 

 

特許権の取得は、あくまでもひとつの手段。

 

しかしながら、特許権の取得によって思いがけない効果を享受できることがあるくらいその効果は未知といえます。

 

 

今後の特許事務所の役割として、以下に示す3つの事項です。

 

・特許権によって実現できる効果の把握

 

・その効果によって依頼人のニーズに応えるか否かの判断

 

・依頼人のニーズに応えるための支援(特許取得+α)

 

 

この3つの遂行は、特許事務所の弁理士と、依頼人との信頼関係が必要になりますので、

 

とても時間がかかります。

 

それは、知識科学のSECIモデルによっても証明することができます。

 

 

 

そうであれば、特許事務所の関与の仕方は様々であり、

 

低価格競争ではなく、高価格のサービスを依頼人の満足のもとで提供することは十分に可能だと考えています。

 

 

 

ここで重要なことは、特許取得という枠組みをいったん外すというアプローチです。

 

弁理士はすぐに特許に向かいますが、依頼人のニーズを把握し、それを適えるようにするために、手段を一緒に考えるべきだということ。

 

 

そのためには、弁理士側に特許以外の多くの引き出しを準備しておく必要がある。

 

この引き出しのバリエーションを、是非、弁理士後の自己研鑚として修得して欲しいと思います。

 

 

 

 

モノの売り方がわからない依頼人がいれば、マーケティングやセールスを勉強・実行したり、

 

モノの作り方がわからない依頼人なら外注業者を一緒に探したり、

 

モノの製造に際し許認可が必要なら、許認可申請したり(場合によって行政書士登録する)、

 

 

もっとたくさんのステージがあるはずです。

 

 

それらのステージで活躍できるよう、弁理士はもっと貪欲にスキルや技能を磨くべき時代です。

 

 

 

そのことを、私は「芸」と呼んでいます。

 

 

芸道の途とは、士業の道に通じるものだと思います。

 

 

 

全ては、依頼人のニーズに応えるためです。

 

 

 

 

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2019年6月14日 (金)

JAISTの退学願を提出

本日、JAIST本校へ退学願の原本を提出いたしました。

 

 

大学院で受理されて退学が許可されます。

そうです、退学するのも「お願い」するのです。

 

 

一度、2年前に石川県の本校に伺いました。

円形脱毛症のマックスの時です。

4画面思考を発表したときですね。

 

 

 

あれから時間が流れ、お陰様で、髪の長さが5~7センチくらいになり、お洒落できる外見になりました。

 

 

 

同期の諸君が、なんとか修了できることを祈念しております。

 

 

 

 

これにてJAIST[大学院]生活のテーマの記事は、打ち止めと致します。

 

 

ありがとうございました!

 

 

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私の心得

 私の仕事を通しての心得は、

 

 「自分の芸を究め、クライアントにお役にたち、感謝のお言葉と報酬を得る。」

 

 ということです。

 

 
 「芸」を『専門知識と実務経験』と読み替えると、ピンとくるかもしれませんが、

 

 私は、敢えて「芸」と捉えています。

 

 

 この商売は、とても専門知識だけでお客様から引き合いが来るとは思えないし、顧客満足度を考えればそのようなことであってはならない仕事だと思うからです。

 

 

 専門知識だけで勝負できたのは、10年前の士業の世界です。

 

 
 今やインターネットや規制緩和による同業者の増加、今後のAIの台頭など、専門知識で長けるライバルが多く参入するのが士業の世界。

 

 

 弁理士も例外ではありません。

 

 もちろん、弁護士も税理士も司法書士も立場は同じだと思います。

 

 

 結局は、お客様の満足を如何にして満たすか?

 

 

 このひと言に尽きます。

 

 

 もっと言うのなら、多くのお客様にファンになってもらうことです。

 

 

 この心得というか精神は、独立当初から一貫しています(かなり前にブログでも書いた覚えがある)。

 

 
 その意味で、弁理士は、ファンの視点で芸能人、タレント、芸妓、水商売のママみたいな一面もあります。

 

 

 一方で、これらとは対極に位置するスタイルが、中堅~大きな特許事務所です。

 

 

 大きな特許事務所では、組織になっていてBtoBに特化したサービスを提供しています。

 

 

 BtoBに特化したサービスとは、効率性を重視するサービスです。

 

 

 例えば、短納期であったり、高い生産力であったり、低コストを実現したり…

 

 

 これはクライアントが特に上場企業である場合に、お客様にとっても最適なビジネスパートナーなのです。

 

 

 これから弁理士になって独立されることを希望する人がいれば、

 

 自分がどちらのスタイルで営業するのかを考えることはとても重要なことだと思います。

 

 

 

 

 では、西村は自分のことをどのように思っているか?

 

 やはり、個性あるタレントであり、また芸者でもあると思っています。

 

 

 そこには一定のファンが居て、大きな特許事務所のサービスとは、専門知識+αで一線を画したサービスを提供しています。

 

 

 この点は、個人開業の税理士や行政書士も同じだと考えます。

 

 

 

 士業というのは、お客様の黒子に徹する使命のような気がします。

 

 お客様が居てはじめて価値が出る。

 

 お客様のニーズという穴を埋めるのが士業の使命。

 

 しかし、世間では、士業=先生という悪い習慣を周知徹底させ、これが士業を勘違いさせているのだと思います。

 

 黒子の使命なのに、いわゆる先生のはずがありません。

 

 顧客にとっての役割と責任はとても重要だけれども、ファンが居て初めて成立する黒子です。

 

 

 

 弊所に比較的近い新宿歌舞伎町には、多くの水商売系のお店があります。

 

 そこのお店には、必ず売れっ子がいる。

 

 水商売で成功するのは、とても大変で難しいことです。

 

 逆に言うと、水商売の成功者は、人間的にとても偉大です。

 

 士業は、専門知識で胡坐かいている人がいるかもしれませんが、水商売の世界ではそのような人はいません。

 

 常に顧客目線で接していて、気配りができないと、あっという間にファンから見限られます。

 

 

 

 士業の立場と非常に良く似ていると、私は思います。

 

 報酬はその結果です。

 

 

 お客様のことをとことん考え、時には我慢して自分を律し、それが報酬となって帰ってきます。

 

 

 そのような心得があれば、同業者がいくら増えようと全く気にはなりません。

 

 

 

 士業も専門知識だけで商売できる時代は終わりつつあります。

 

 良い時代になりました。

 

 

 今一度、自分を振り返り、考え抜く。

 

 

 

 これが士業の途だと思います。

 

 

 

 

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2019年6月13日 (木)

インドへの移行手続

 

 弊所では、インドへのPCT移行手続が増えています。

 

 私は法制度が未だ完備されていないインドへの特許出願はおススメしないのですが、クライアントがインドで権利化するというご希望で、内外出願を受任致します。

 

 インドへの手続は英語になるため、欧州や米国へ移行する場合には、翻訳を流用できます。

 

 ただ、2つのハードルがあります。

 

 一つは、優先権証明書の翻訳が必要である点

 

 PCTなのだから、優先権証明書の翻訳が不要なことが多いのですが、インドだけは提出しておいた方が良いという制度です。

 

 直に出願却下にはなりませんが、やはり現地代理人の見解では必ず提出しておくというものが多いです。

 

 英訳は別途翻訳費用が必要になりますし、コストが高くなります。

 

 しかし、優先権証明書の翻訳費用を削減する方法があります。

 

 それは基礎出願とPCT出願を全く同じ内容にすれば、PCT移行時の翻訳を基礎出願の翻訳としても流用できます。

 

 なので、国内の特許出願はPCT出願を想定した書き方がここでも有効なのです。

 

 もう一つは、他国の審査状況や特許取得状況を提出しなければならないこと

 

 インドの審査が通常10年近くかかりますので、この時点では他国で特許に至っていることが多いのです。

 

 その場合には、特許に至ったときのクレイムの英訳が必要になります。

 

 ということは、やはりPCT出願のサーチレポートの段階で全てA文献が上げられていることが好ましい状態で、

 

 必要なら積極的に19条補正をしておくことがインド移行後の流用という点で良いと思います。

 

 しかし、19条補正は行わないというケースの方が多いのでしょうかね。

 

 新興国ではサーチレポートが審査ベースなので、評価が高いことに越したことはありませんが、

 

 欧州や米国は、自己の特許調査により、別の引用例が添付されて拒絶理由通知が発送されてきます。

 

 米国の審査なんて、本願発明とは大きく乖離した内容の先行文献が引用されてくることが多く、謎です。

 

 欧州のEPOからは、ドイツ語文献がたまに引用され、難儀しますが、機械系の分野なら図面からある程度、発明の内容を把握できます。

 

 あと、特殊なのは、特許査定の前に、口頭審問召喚が行われるということでしょうか

 

 拒絶理由通知に対し、補正書・意見書で対応すると、やがて2度目の拒絶理由通知のような内容が指摘され、口頭審問召喚の開催が連絡されます。

 

 これは審査官と現地代理人で面談して、不備を訂正・解消するための制度です。

 

 EPCにも似たものがあると思いますが、インドではケース毎にマスト的に開催されます。

 

 これを通過すると特許査定ですが、下線を引いた対応には、コストが発生します。

 

 これがインド特有のコストであり、他国にはない費用になります。

 

 インドの特許制度はかなり特殊なので、移行前に見積もる場合には他国の1.5倍くらいの額を示しておいた方が無難です。

 

 下線で示した3つの対応だけでも、50万円~100万円に上ることは少なくないと思います。

 

 最後に忘れてはならないのは、インドの特許審査は遅いということです。

 

 移行後、10年経過なんてザラです。

 

 

 つまり特許への投資を回収する機会がかなり後になりますので、この点もご留意くださいませ。

 

 

 

 

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2019年6月12日 (水)

執行文付与請求訴訟は、特定侵害訴訟に当たらず…

 

 昨日、執行文付与請求訴訟は、特定侵害訴訟に該当せず、私(弁理士)の訴訟代理人を認めることができないと、裁判所から電話がありました。

 

 前例がないのと、一般民事の訴訟だから仕方がないと言えばそれまでですが、

 

 なんとか弁理士の活躍の途を確保できる前例を作ろうと、控訴で訴訟代理人として申請していました。

 

 一審では補佐人でしたので、二審で訴訟代理人として訴状を提出しておりました。

 

 しかし、争点の一部として、前訴における特許権侵害の論点にも言及しなければならず、特定侵害訴訟と認定することは問題ないどころか、訴訟手続が効率的に進むので訴訟経済にも適っているものと考えますが、

 

 やはり法曹業界独特の排他主義ですか。

 

 裁判所も柔軟性がなければ、今の時代、社会人として、公共機関として、やっていけないと思いますが…

 

 

 

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中小企業の現場で感じること…

 

 先日も、地方の中小企業へ出張に行きました。

 

 敷地には工場が建設中の会社で、活気に溢れています。

 

 私は知財の専門家として業務を遂行しているのですが、

 

 ヒアリングを通じて感じることは、

 

 やはり「人の問題」です。

 

 他方の中小企業は、本当に人手不足です。

 

 新卒が来ない、退職したエンジニアのアナを埋めることができない…

 

 これは死活問題なんです。

 

 知財の必要性から私が訪問しているのですが、

 

 会議室のラックの中には、労働基準や人の採用・退職に関する書籍・専門書がズラリと並んでいます。

 

 地方の中小企業の人材不足はかなり深刻なことが見て取れます。

 

 さらに入社したものの、すぐに退社される社員もいて、労使間の労働環境・保険の社内制度のインフラを整える必要があります。

 

 そんなわけでやはり、社労士の必要性と、社労士の資格だけでは足りず、

 

 経営者や従業員との強い関係性がなければ、とても改善・改革することはできないと感じました。

 

 従業員のモチベーションの向上や社内労働環境の整備は、とても難しい課題です。

 

 この課題にしっかりと対応できるように、私も努力していきたいと考えています。

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2019年6月11日 (火)

JAISTの中途退学

2019年9月30日を以って、JAISTを中途退学することになりました。

 

本日、退学願の指導教員・副教員の了承を得、後日、退学届を本部に提出します。

 

2016年4月に入学してはや3年が経過しました。

 

単位数も十分で、中間発表も終了している私ですが、仕事と学業の両立が適いませんでした。

 

4年の期間が許されているのですが、

 

あと1年継続するという気力もなく、自己の力量の無さを痛感しています。

 

先生方や同学の皆様には大変お世話になりました。

 

御礼と感謝の気持ちで一杯です。

 

 

 

JAISTではとても多くのことを学びました。

 

同学から良き刺激も得ました。

 

特にSECIモデルは、現在の実務で使用している元祖モデルです。

 

今後も実務にフォーカスして磨いていきます。

 

 

 

今後は、

 

JAISTに入学して最初の2年間において、かなり消耗した体力の回復を図りつつ、

 

さらに仕事や実務に一層精進し、クライアントの皆様と苦楽を共にしていきたいと思います。

 

 

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小規模事務所で外内案件を受任されている先生はスゴイ!

小規模の事務所で、外内案件を受任されている弁理士の方は、スゴイと思うのです。

 

その対応能力と度胸が。

 

 

大きな事務所なら受任できると思いますが、

 

自分ひとりが稼ぎ頭という状況の事務所では、外内のケースはかなり面倒の印象です(あくまでも印象)。

 

 

その理由として、クライアント本人ではなく、現地代理人相手の場合、ステップがひとつ増えて、その分、いろんな制約があり、

 

こちらの時間確保も大変な事と、あとは報酬の交渉の面倒や支払の確実性の問題です。

 

 

それでは、クライアント相手の直接対応、例えば、アップルやグーグルから依頼が直接に来るか?を考えましょう。

 

これはこれで良いと思いますが、

 

このような外資の大企業が日本の小規模事務所に現地代理人を介さず、直接依頼することは極めて稀だと思いますので、

 

やはり現地の小規模企業や個人発明家が標的顧客になるのでしょうが、

 

本当に報酬や印紙代を払って貰えるの?

 

という疑惑が脳裏を支配し、業務に支障が出たりします。

 

 

リンクトインをやっていると、たまに見積りやフィーテーブルを要求されますが、

 

最初は丁寧に英文で断っていましたが、最近は面倒なのでスルーの状態。

 

 

 

そのような事情で、私が出来ないようなことを余裕で行っている先生は尊敬するのです。

 

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私のネイルケア

先日、事務所の近くのトップネイリストのサロンへネイルケアに行きました。

 

爪を放置しておくと、キレイに爪切りをしても、爪の表面に横線の凸凹が出来てしまいます。

 

加齢という説と、ストレスという説があるようですが、両方かもしれませんし、他の原因かもしれません。

 

いずれにせよ、汚らしく、みっともない。

 

トップネイリストの方にジェルネイルで美しくして頂きました。

 

弊所の近くには、ネイルサロンがたくさんあります。

 

女性専用のサロン、性別問わないサロン、様々です。

 

今回は、多くの大会で優秀しているトップネイリストの方にお願いしましたが、やはり実力があります。

 

 

営業先や顧客にも褒められ、評価が高いようです。

 

また、心にやる気のスイッチが入ります。

 

 

ビジネスに馴染む肌系のカラーもたくさんあるので、男性にもお勧めです。

 

Img_5236

※ネイリストさんに写真をとって頂きました!

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【再度】特許無効審判へ突入!

 係争相手の代理人が辞任して新しい代理人が付きました。

 

 先日、期日に出頭すると、新しい代理人から、近く新しい特許無効審判を準備中であると面と向かって言われました。

 

 特許無効審判で負けるわけにはいかないので、こちらも徹底的に抗戦・争います。

 

 実は、前の特許無効審判の審決取消訴訟が継続中でもあります。

 

 同一の特許権に対し、特許無効審判と審決取消訴訟が同時進行というのはレアケースではないでしょうか。

 

 訴状提起から約1年半、特許権侵害事件が泥沼化して参りました。

 

 当事者にとっては本当に過酷な状況です。

 

 

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2019年6月10日 (月)

米国特許事務所は残念なところが多い(西村の雑感)…

弊所はいろんな国に特許出願する機会がそれほど多くないのですが、

 

それでもたまに外国特許出願の依頼を頂きます。

 

そのお蔭で、ヨーロッパ、中国、台湾、韓国、インドは実務の積み上げがあり、現地事務所とは強いパイプを築けているようです。

 

強いパイプとは、私の要求がルーチン化に取り組まれており、私が心配することが皆無の状態と定義しています。

 

 

しかしながら、米国特許事務所は、やはり私の理解に苦しむところが多いのです。

 

米国にも、過去に相当に特許出願しているにもかかわらず…

 

 

本来、必要でない手続を100%の安全性を高めるために勧める営業スタイルで、事務所の手数料目的と感じることが多々あり、

 

やはり私のサービスポリシーとは相容れません。

 

 

米国には日本人が特許事務所を開業しているケースもありますが、

 

 

白人系の特許事務所よりも報酬が低減されていることは評価できますが、やはり商売のやり方が昭和時代のままなんですね。

 

 

高齢の方も多いですし。

 

 

高度成長の経済環境のなか、知識の非対称性を利用できた時代では、そのような営業スタイルで良かったかもしれませんが、

 

 

今や巷に情報が溢れており、知識の非対称性が収束している状況では、それは、やはり”●●●●”と烙印を押されても仕方ありません。

 

 

 

白人系事務所も、ぼったくりかつ質の悪い事務所の噂も聞きますので、

 

なにかと米国の特許事務所には不信を抱かずにはいられない。

 

 

 

もちろん、西村の狭い範囲の経験に基づく、雑感なので、一般化するべきではありません。

 

 

 

しかしながら、雛鳥がはじめて目にした物を親とみなす習性は、人間を含む他の動物にも備わっており、

 

 

最初の印象ですべてが決められるという、ある意味、理不尽な評価も人を支配するのに十分な説得力をもっています。

 

 

 

 

そこで、ひとつの提案ですが、

 

ヨーロッパの特許事務所経由で、米国に特許出願できないかと、期待しています。

 

 

 

ヨーロッパの事務所は組織や規則に対し、柔軟性もあるため、

 

信用できることがとても多いのです。

 

 

つきあいの期間も長いので、信用が構築でき、阿吽の呼吸で業務が遂行でき、あまりストレスもかかりません。

 

 

 

とはいえ、米国の特許事務所には、なんとかサービスの質を高めた努力をして欲しい。

 

 

 

あるいは、日本のトップサービスの味を知っている又は提供している者にとっては、

 

 

そこに期待するのは無謀なのでしょうか?

 

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YOU TUBER 弁理士が増えてきた!

最近、YOU TUBEを使ってプロモーション営業される弁理士が増えてきましたね。

 

とても良いトライだと思います。

 

私なんて、ブログが精いっぱいで、YOU TUBEなんて無理です。

 

 

彼らの最も評価できるところは、

 

実際に行動したこと。

 

 

行動することは、なかなか難しいんです。

 

 

特に、YOU TUBEというメディアは、気持ちのハードルが高くなります。

 

 

このようなこと言っている時点で気持ちで負けていると思います。

 

 

しかし、YOU TUBEは、頻繁に反復継続しないとあまり効果が出ないのです。

 

 

1本撮影し、半年後1本、さらに半年後1本…のようなタイミングでは、とてもファンが増えないのですね。

 

 

たとえば、毎週決まった日時に発信するなど、規則性を持ち、何か面白い話題で演出していければ最高です。

 

 

視聴回数とチャンネル登録者を増やしていくことが目的にするのなら。

 

 

 

まぁ、でも行動を起こすだけでもスゴイですよ。

 

 

そのエネルギーは尊敬に値します。

 

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2019年6月 7日 (金)

東京地裁へ出頭

昨日、東京地裁へ出頭した。

 

係争中の事件で、途中から相手方代理人が変更されたため、久しぶりの弁論準備手続になりました。

 

訴状提起から約1年経過したタイミングでの、相手方代理人変更ですが、

 

1年間弁論準備手続で議論してきた内容はそのまま生かさないと、いつまで経っても訴訟が終了しません。

 

不利なタイミングで代理人を変えて、もう一度振り出しから弁論準備…なんて、ムシの良い事は、訴訟経済及び相手側の不利益の視点から好ましくありません。

 

また、認否のやり直し、特に主要事実に関する判断の撤回は、自白の撤回と同様で、原則NGです。

 

 

その辺のこと、理解されていると思うが…

 

宜しくお願いします。

 

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2019年6月 4日 (火)

TBC受験研究会~2019年度中小企業診断士2次試験第3回実力完成演習結果~

 

TBC受験研究会の2019年度中小企業診断士2次試験の第3回実力完成演習結果が返送されてきました。

 

 

①事例Ⅰ(組織・人事)…80点

 

 

②事例Ⅱ(マーケ・流通)…82点

 

 

③事例Ⅲ(生産・技術)…89点

 

 

④事例Ⅳ(財務・会計)…90点

 

 

4科目合計:341点(400点満点)

平均:85.25点

 

 

今回は上出来でした。

 

本試験もこれくらいのスコアであれば良いのですが、なかなか難しいんです。

 

 

 

スコアで一喜一憂しても、所詮、答案練習会の域を出ないので、

 

もう一度、基本から見直します。

 

 

 

 

まだまだ6月です。

 

 

 

課題はたくさ~んあります…

 

 

 

 

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