« インドへの移行手続 | トップページ | JAISTの退学願を提出 »

2019年6月14日 (金)

私の心得

 私の仕事を通しての心得は、

 

 「自分の芸を究め、クライアントにお役にたち、感謝のお言葉と報酬を得る。」

 

 ということです。

 

 
 「芸」を『専門知識と実務経験』と読み替えると、ピンとくるかもしれませんが、

 

 私は、敢えて「芸」と捉えています。

 

 

 この商売は、とても専門知識だけでお客様から引き合いが来るとは思えないし、顧客満足度を考えればそのようなことであってはならない仕事だと思うからです。

 

 

 専門知識だけで勝負できたのは、10年前の士業の世界です。

 

 
 今やインターネットや規制緩和による同業者の増加、今後のAIの台頭など、専門知識で長けるライバルが多く参入するのが士業の世界。

 

 

 弁理士も例外ではありません。

 

 もちろん、弁護士も税理士も司法書士も立場は同じだと思います。

 

 

 結局は、お客様の満足を如何にして満たすか?

 

 

 このひと言に尽きます。

 

 

 もっと言うのなら、多くのお客様にファンになってもらうことです。

 

 

 この心得というか精神は、独立当初から一貫しています(かなり前にブログでも書いた覚えがある)。

 

 
 その意味で、弁理士は、ファンの視点で芸能人、タレント、芸妓、水商売のママみたいな一面もあります。

 

 

 一方で、これらとは対極に位置するスタイルが、中堅~大きな特許事務所です。

 

 

 大きな特許事務所では、組織になっていてBtoBに特化したサービスを提供しています。

 

 

 BtoBに特化したサービスとは、効率性を重視するサービスです。

 

 

 例えば、短納期であったり、高い生産力であったり、低コストを実現したり…

 

 

 これはクライアントが特に上場企業である場合に、お客様にとっても最適なビジネスパートナーなのです。

 

 

 これから弁理士になって独立されることを希望する人がいれば、

 

 自分がどちらのスタイルで営業するのかを考えることはとても重要なことだと思います。

 

 

 

 

 では、西村は自分のことをどのように思っているか?

 

 やはり、個性あるタレントであり、また芸者でもあると思っています。

 

 

 そこには一定のファンが居て、大きな特許事務所のサービスとは、専門知識+αで一線を画したサービスを提供しています。

 

 

 この点は、個人開業の税理士や行政書士も同じだと考えます。

 

 

 

 士業というのは、お客様の黒子に徹する使命のような気がします。

 

 お客様が居てはじめて価値が出る。

 

 お客様のニーズという穴を埋めるのが士業の使命。

 

 しかし、世間では、士業=先生という悪い習慣を周知徹底させ、これが士業を勘違いさせているのだと思います。

 

 黒子の使命なのに、いわゆる先生のはずがありません。

 

 顧客にとっての役割と責任はとても重要だけれども、ファンが居て初めて成立する黒子です。

 

 

 

 弊所に比較的近い新宿歌舞伎町には、多くの水商売系のお店があります。

 

 そこのお店には、必ず売れっ子がいる。

 

 水商売で成功するのは、とても大変で難しいことです。

 

 逆に言うと、水商売の成功者は、人間的にとても偉大です。

 

 士業は、専門知識で胡坐かいている人がいるかもしれませんが、水商売の世界ではそのような人はいません。

 

 常に顧客目線で接していて、気配りができないと、あっという間にファンから見限られます。

 

 

 

 士業の立場と非常に良く似ていると、私は思います。

 

 報酬はその結果です。

 

 

 お客様のことをとことん考え、時には我慢して自分を律し、それが報酬となって帰ってきます。

 

 

 そのような心得があれば、同業者がいくら増えようと全く気にはなりません。

 

 

 

 士業も専門知識だけで商売できる時代は終わりつつあります。

 

 良い時代になりました。

 

 

 今一度、自分を振り返り、考え抜く。

 

 

 

 これが士業の途だと思います。

 

 

 

 

|

« インドへの移行手続 | トップページ | JAISTの退学願を提出 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« インドへの移行手続 | トップページ | JAISTの退学願を提出 »