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2019年8月23日 (金)

係争発!20万文字準備書面


侵害訴訟や審決取消訴訟では、準備書面に立証事項や反論事項を記載することになります。

準備書面の様式や文字数、頁数が厳密に規定されているわけではないのですが、

やはり、特許出願書類とは根本的に異なる論証になります。

今回、私のターンでは、かなりの分量の準備書面を短時間で作成しなければなりませんでした。

侵害訴訟、審決取消、無効審判答弁書等、論点の多さに伴い、こちらの主張・立証事項や反論事項がとてつもなく膨れ上がります。

しかも、誤記や論述の流れを何度もチェックしますから、毎日、終日緊張状態です。

今回も例外なく、20万文字のペースです。


これだけの書面になると、コピー代がとてもかさみます。

提出前のチェック用で何度かすりますし、提出時には正本1通、副本1通、写し3部の他に、クライアント用、共同受任の弁護士用、自分用の控え等、合計数千頁に及びます。


これだけではありません。


証拠説明書というものも作成提出しますから、証拠の各号証とあわせると、あっという間に、事務所にあるコピー用紙のストックが消えてしまいます。


訴訟、恐るべし。


特に面倒だったのは、無効審判の書面は特許庁に提出しますから、句読点は「、」になります。

一方、裁判所への提出書面は、句読点として『,(カンマ)』を用います。


特許庁では「、」が句読点として正当表記という扱いで、

裁判所では『,(カンマ)』が正当表記になります。


特許庁の書面と裁判所の書面との間で同じ内容をコピーして使うことがありますが、

このときは、「、」と『,(カンマ)』が混在していて、修正が大変です。

置換機能は使いますが、ソフトをあまり信用しておらず、余程のことがなければ一括変換しないタイプです。


また絶妙に、無効審判答弁書と裁判所の準備書面の表現を変えるところにも、神経をつかっています。

提出期限が迫ってきましたが、尽力したいと思います。

(昨年付記試験に合格し、早期に登録しておいて本当によかった…)

それでは、また。


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