« ミスター・ビーンことカルロス・ゴーン | トップページ | 何かを始めるときに重要なこと~西村流自己ブランディング »

2020年1月10日 (金)

訴額が数十憶円以上の特許権侵害訴訟を代理したい!

一昨年から、訴訟や審判の業務が多く、すっかり、いわゆる特許弁護士として活動しています。

訴訟の大変さは当然のこと、裁判所と特許庁の考え方の違い、相手方の心理状況、起案を創作するときの言い回し、どこまで主張すればよいのか否か、審判と訴訟での主張の相違等、とても多くのことを実践で学びました。

どれも専門書籍には記載されていない貴重な暗黙知であり、私のなかで有用な経験として積み重ねています。

日本では、米国みたいに何百億・何千億の訴額に及ぶ訴訟は皆無ですが、現実路線として、数十億円程度の訴訟を代理したいと考えています。

数十億円の規模となれば、依頼人は大手企業に限られるわけで、何かとご縁があればと模索しております。

中小企業診断士としての活躍はないことから、今後は大企業に対して営業して参ります。


ここまでの経験が得られたのは、紛れもなく、付記試験に合格・登録したからに尽きます。

多くの先行事例の研究を頭にインプットし、本事例に適用して、まさに起案を創作していきました。

「起案を創作する」という言葉どおりで、依頼人の感情をくみとりながらも、裁判官をこちらに向かせるために、正義を貫くとともに、訴訟要件への展開に動きをもたせていきます。それも実力のうちですね。


たまに受任する特許出願の明細書作成についても、訴訟で争点となりそうな表現について出願人の有利なように言葉を選んで作成するなど、副次的な効果も実感しております。


訴訟事件を経験したい弁理士にとっては、補佐人ではなく、付記試験に合格・登録して、訴訟代理人として積極的に関与していきましょう。

特許事件の経験のない弁護士との共同代理なら、こちらが訴訟チームのリーダーになれますし、経験豊富な弁護士なら役目をわけてお互いの良いスキルを吸収することもできます。


とにかく、弁理士としての出願業務にも非常に有用です。

ただし、出願業務と訴訟業務では、頭の使い方が全然違うというのが私の実感。相互の知識は活きますが、両者は似て非なるものであると割り切ることが必要です。

弁護士は依頼人のために尽力しますが、弁理士には依頼人のためと、公共性という立場があり、両者を混同すると大変なことになります。

その意味では、弁理士はブレーキ役としても優れた感覚を持っていると思います。

このような経験をさせて頂いたことに感謝しつつ、付記弁理士として、実質は特許弁護士のような訴訟事件のプロになれればと思います。

|

« ミスター・ビーンことカルロス・ゴーン | トップページ | 何かを始めるときに重要なこと~西村流自己ブランディング »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ミスター・ビーンことカルロス・ゴーン | トップページ | 何かを始めるときに重要なこと~西村流自己ブランディング »