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2020年2月 6日 (木)

特許無効審判の極意

特許無効審判を請求された場合の常套手段です。

特許無効審判では、請求人から無効理由が主張されます。

被請求人(特許権者)としては、無効理由に対して反論しますが、それだけではなく、請求人の主張の根拠や論理矛盾に疑問を抱くことが重要です。

複数の審査を経て特許査定に至った場合、そんな簡単に取消や無効にされては困ります。

審査に対する信頼も、法的安定性も滅茶苦茶になりますよね。

請求人の主張をよく理解して、請求人の主張のなかでロジックが組まれているポイントに対し、そのロジックが本当に成立するか否かを検討してみましょう。

請求人側の主張に埋もれるロジックに疑問が出た場合、それは請求人側が検証等するなどして正当性を立証しなければなりません。

それが出来ない場合、請求人の主張は、あくまでも検証無き仮説に過ぎず、請求人の個人的な見解の域を出ません。

そんな請求人の自己にだけ都合の良い身勝手な個人的見解で、特許無効の対世効が発動されては、たまったものではありません。

請求人側の義務である検証につき、請求人側にその立証を要求しつつ、特許庁に請求人主張が妥当ではないことを訴えます。

請求人が釈明に追われる展開になれば、勝負有りです。

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