« 【演題】外国出願のための英文特許明細書の作成とチェックポイント | トップページ | 翻訳業界の続き… »

2020年2月18日 (火)

特許翻訳、その他の業界について

私が特許翻訳のトレーニングしている理由は、主として以下の2通り。

 

①現在の実務で翻訳作業があること
➁技術・特許・法的契約書を専門とする翻訳会社の設立を視野に入れていること

 

 

①については実務家としての実力アップですが、

 

➁については今後翻訳市場が増加していることから、自ら営業して受任しようと考えています。

 

特許翻訳で有名な中山先生は、自分の会社を設立しセミナーや出版を通じて、うまく営業されていますね。

 

 

私は法律家として、技術屋として、自分の専門性を高めるための手段として、翻訳会社の起業を模索中。

 

ただ、こちらもAIとの仕事の取り合いになることは必至であるし、翻訳業界のサーチをしていると斜陽的な匂いもしてきます。

 

 

特許翻訳については、弁理士梅澤先生が詳しく、とても良い記事を書かれています。

 

リンクフリーとのことで、下記に梅澤先生のブログ記事を貼っておきます。

 

http://patintl.hatenablog.com/entry/2017/01/15/150638

 

梅澤先生のご意見は、特許業界や特許翻訳業界の本質をつかれているようで、毎々とても参考になります。

 

 

 

結局のところ、

 

どの仕事をするにしても、差別化して営業できる能力の有無がついて回ります。

 

 

例えば、私が弁護士の資格を取得し事務所を設立したとします。晴れて弁理士業界とは別の業界にきて、弁理士業界にいるときに青く見えていたはずの弁護士業界も、大勢の弁護士の中に埋もれると、すでにレッドオーシャン化していたということは容易に想像がつきます。次は弁護士の中で差別化しようとして公認会計士の資格に挑戦し、見事に合格して登録したとしても、既存の会計士の中に埋もれてしまい、またレッドオーシャンをわたり歩くような状況になる。結局、現在、発見されているオーシャン間を移動しても、なかなかブルーなオーシャンは見つからず、人生の貴重な時間を浪費したことに後で気づく。知識やスキルだけで食べていける業界というのはインターネットやAIの発達により、レッドオーシャン化していく傾向にあるということを知っていたにもかかわらず。

 

 

他方、友人に土方業をしている人がいますが、彼の業界は人手不足で、東南アジア系の外国人が急増しているとのこと。

 

土木施工管理士なる現場監督の資格保有者が少なく、該当者は年収1000万以上の収入が確約されているようです。

 

士業で現場やガテン系に近い資格といえば、土地家屋調査士や建築士が該当しますが、特に調査士の先生はとても忙しく繁盛されています。

 

 

インターネットやAIの発展により、逆に、人間ができること・人間くさいことに貴重な価値が見いだされています。

 

ネット全盛期にあえてアナログ営業が良いとされていることも、このような事実と何か関係がありそうです。

 

 

先の特許翻訳について人間くさい価値を見出し、クライアントにその価値を認めて頂く、という方向付けは間違っていないはずなので、差別化できるとすれば、アナログ的なところ。このアナログ的なところというのは、それを行う人の個性が活きるところなので、結局、個性をさらに磨くことが差別化の前提条件ということになります。

 

 

人の個性というのは千差万別であり、弁理士業界で言えば、すべての先生に唯一無二の大きな価値があります。

 

先日、弁理士に向く人・向かない人を記事にしましたが、弁理士試験に合格し登録された先生方は全員、弁理士としての価値があるのです。

 

その価値に優劣はないはずですから、それぞれの個性に基づいて活動してほしいと思います。

 

 

中卒弁理士が話題になりましたが、

ベテランも若手も、学歴の差も、そこで優劣は決まりません。

 

自ら選んだ道を信じて、各自がやりたいことをやってほしいと思います。

 

 

 

ちょっと、まとまりませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|

« 【演題】外国出願のための英文特許明細書の作成とチェックポイント | トップページ | 翻訳業界の続き… »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 【演題】外国出願のための英文特許明細書の作成とチェックポイント | トップページ | 翻訳業界の続き… »