2009年10月 6日 (火)

日々、修行です!

最近、忙しく、ブログを更新できていませんでした。

この記事を書いている今も、英語のヒアリング中です。

仕事に、研修に、語学学習に、自己啓発に…。

今日も、仕事の傍ら、特許庁の法改正テキストで勉強していました。

あのテキスト、実務者研修会で頂いたものですが、さすがに詳しく書かれています(当たり前ですが)。

項目を分けて読みやすくなっているため、効率良く、勉強できますよ。。。

弁理士試験の受験生も必見かも。

私が子供のころ、勉強しなかったこともあり、

今は、勉強が趣味になってしまった。

失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしていきます!

30台後半の歳になっても、まだまだ、たくさんの夢を持っていますよ!!

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2009年9月20日 (日)

知財コンサルティングに要求される能力とは?

弁理士の業務は、主に特許庁に対する手続代理で、

弁理士事務所では、出願手続が大きな収入源になっています。

しかし、近年の出願件数の激減に伴い、この収入源の確保が以前よりも厳しくなっているため、

新たな業務領域が考えられています。

その1つとして、知財コンサルティングという業務が一人歩きするようになりました。

弁理士会でも、この風潮がありますし、知財ビジネスアカデミーでもこの講座があります。

とりわけ、知財コンサルティングが対象としているのは、中小企業のようですが、

はたして、どれだけの企業がコンサルティングの必要性を感じているのかは疑問です。

大企業は、当然、出願戦略や管理などは自社で決定しますし、

中小であれば、ニーズが出るかもしれないが、頻度もそれほど多くはないと思うのです。

これを考える前に、本当は、知財コンサルティングの定義を明確にしないとダメなのですが、

この定義は、各弁理士が自由に決定してよいと思います。

自分の商売や仕事のスタイルに合わせたやり方でよく、一義的な定義は不要です。

知財コンサルタントの定義によっては、弁理士法に抵触せず、弁理士でなくても仕事の種にできるかもしれません。

私は、知財コンサルティングの定義を、「特許をお金にしましょう」という意味に捉えています。

このため、お金にする特許が必要なことを前提にして、これをお金に換えていく方法を考え、クライアントとともに行動していきます。

現在、2社のクライアントとチームを組んで動いています。

そのときにチームに要求される能力を挙げると、

特許取得からクライアントの最終目標までの過程を企画する能力、

幅広い人脈(あるいは、人脈開拓能力、コネクション)、

交渉力、

ビジネス展開力、

会計知識、

などです。

最後の会計知識とは、税務関係の理解や財務表の読み方など、いゆる経営に直結した数字の読取能力です。

私の定義では、特許を取得するまでは、弁理士の独占業務ですが、

他の部分は、弁理士以外でも可能ですね。

引き換えに、失敗が許されないため、高い実力は要求されますが。

このように知財コンサルティングのひとつを考えてみても、仕事の幅が広がります。

そのためには、常に、弁理士業務以外のことも勉強をして、知識を身に付けていく必要があると思います。

あとは、実践の場で、度胸良く行動するだけです。

上記は、あくまでも私個人のひとつの見解ですが、

私が考えている弁理士業務の展開方法は、いくらでもあります。

こう考えると、弁理士事務所は、出願件数の増減だけで、一喜一憂しなくても済む。

弁理士事務所の経営者には、時代に合致した柔軟な戦略が要求されます。

特許明細書の作成能力を磨く。

これは、ある意味、特許弁理士の生命能力ともいうべきもので、

出願依頼を受けたときに、クライアントが満足するために必須になることです。

私自身も、当然のこととして、日々、自己研鑽しています(弊所も、出願代理で主な収入を確保している事務所ですから)。

しかし、少し視野を広げると、弁理士には、いろいろな可能性があることも事実です。

その一つとして、知財コンサルティングを真剣に考えてみては如何でしょうか?

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2009年7月27日 (月)

弁理士になった後のこと

弁理士試験の論文試験が終わったみたいですね。

受験生の方、お疲れ様でした。

毎年、8月の時期をどのように過ごすのか悩まれている方も多いと思いますが、先ずは、休暇をとり、周囲のケアをすることをおすすめします。

さて、受験生の方は、どのような目的があって、弁理士を目指されているのでしょうか?

百歩譲っても、特許明細書を書くのが大好きだからという理由ではないと思います(笑)。

お金儲け、タレントデビュー、司法試験の準備など、実務と全く関係のないところを理由としても構いません。

しかし、弁理士になった後は、どのような弁理士として活躍していくのかということを真剣に考えるときがきます。

本来は、このような方向付けが先にありきのはずですが、

昨今は資格ブームだし、気がつけば特許部にいたからという理由で、弁理士を知った方も多いと思います。

なので、方向付けは、後で構わないと思います。

たけど、どのような弁理士にを目指すのかを明確にしておかないと、人生を無駄に過ごすことにもなるので、弁理士になってからでも一生懸命に考えてください。

ここで、ひとつ言えることは、弁理士合格で弁理士というスタートラインに立ったことです。

これから、弁理士をやる限り、果てしなくエンドレスの道が待っています。

ただ、この道は、強制的なものでもありませんし、道順も自分で決定することができるものです。

しかし、この道は、日々の自己研鑽を通じてのみ、前に進むことができる上り坂です。

上り坂といっても努力した分だけ、必ず自分に帰ってきますので、やり甲斐のあるものです。

論文試験が終わった8月は、弁理士になった後のことを考えてみるのも効果的だと思います。

いろいろな道が歩めますので、きっと楽しい時間を過ごせることと思います。

そして、モチベーションをあげ、最後の口述試験にチャレンジしてください。

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2009年7月 9日 (木)

TACが弁理士試験講座を開設!

TACが弁理士試験講座を開設するようです。

TACと言えば、会計系の資格で有名な受験機関ですよね。。

そこがなんで、今更、弁理士試験に???

知り合いの税理士の事務職員もTACで勉強しています。

私は、平成13年の弁理士試験合格直後から択一ゼミや論文添削などで、受験指導を行ってきましたが、ここ2年間は、完全に遠ざかっています。

このような状況で、弁理士試験や受験機関に疎くなっているため、TACの参入を昨日知ったのですが、

ずいぶん前から、このような予定があがっていたのでしょうか?

そうすると、現在、LEC、早稲田、代々木にTACですか(その他の受験機関もあるかもしれませんが、当方認知しておりません)?

これからの受験産業は、どうなるんでしょうかね。

TACも、他の受験機関と違う、何か斬新な方法(特色)を取り入れないと、弁理士試験講座は生き残れないかと思いますが。。。

受験予備校も淘汰される時代にきていますから。

あと、いろいろ噂がある、あの先生はどうするのかな???

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2009年4月23日 (木)

英語の必要性とは?

ところで、

英語のトレーニングですが、現在でも当然ながら継続しています。

最近では、洋書を購入して時間が空いたときに速読しています。

全ての単語の意味がわかるわけではありませんが、

大まかに理解できるように努めています。

速読するということにポイントを置いた英語の上達方法のひとつです。

また、

英語を勉強していると、リスニング(ヒアリング)は比較的、上達し易いといえます。

しかし、

ライティングとスピーキングは、場数をこなすしかありません。

このような機会を自分で作り出してトレーニングしてください。

ところで、英語を習得する私の目的とは、何か?

それは、

諸外国の人々のビジネスをするためです。

ここで、

英語といっても、英語を母国語としているビジネスマン(例えば、米国、英国の人)に限られるものではありません。

ドイツ人やフランス人も英語を話しますし、オランダ人も余裕で英語を使います。

いまやロシア人で英語を話している人も少なくありません。

私がビジネスをしようとしている人(ターゲット)たちは、いわゆる上流階層の人たちです。

このクラスになると、英語を母国語としなくても、当然に英語を使います。

中国、韓国、台湾などのアジア諸国についても同様です。

中国の人だから中国語、韓国の人だからハングル語という発想は、市民レベルでは当然ですが、

我々がビジネスを結べる相手(ターゲット)は、諸外国の街を歩いている市民ではありません。

すべて、英語を話せるビジネスマンや経営者達です。

ですから、私は、英語を習得しておくだけで、ビジネスにおいては全世界的に通用するものと考えています。

個人相手の商売なら難しいですが、法人や経営者相手のビジネスは、全てに言えることだと思います。

幸いにして、ビジネスが日本国だけで完結する時代は過ぎ去りました。

昔のように、内需で経済が保障された国家ではなくなったのです。

これからは、どの職業に就くにしても、

英語を、コンピュータと同様に、

コミュニケーションツールの一手段として常用しなければならない時代がくると思います。

私は、近い将来、

英語ができなければ、世界に遅れをとり、産業的にも孤立するおそれがあると思っていますので、

英語だけは、習得(勉強ではない)しておくべきだと思います。

皆様は、如何、お考えでしょうか?

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2007年4月27日 (金)

G・WはNHK留学!

もうすぐ、ゴールデンウイークに突入です。

今年は、5/1・2が平日なので、カレンダー的にはあまり有効ではないのかな?

とはいっても、連休なので、ココロがウキウキしますね。

弁理士試験受験生の方は、択一モード全開の時期です。

さて、私の方は、相変わらず、仕事をしていますが、

気分転換に語学の勉強を進めようと思います。

いつもの英語に加えて、

ハングル語と中国語です。

実は、ハングル語と中国語は、NHKで学習を始めています。

いろいろ調べてみると、

外国語のスクールもいいのですが、

NHKが最もスタンダードのようです。

ペースもあまり速くないので、忙しい社会人にもピッタリ。

おまけに、教科書も安い!

ハングル語も中国語も、入門レベルなので、

基礎を徹底しようと頑張ります!

というわけで、今年のゴールデンウイークは、NHK留学で決まりだ!

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2007年4月 8日 (日)

空いた時間はひたすら英語

土曜日は、自宅で特許明細書の作成と、僅かな枚数の答案を添削していました。

先週の日曜日、東京は25度まで気温が上がりましたが、ここのところは寒い一週間でした。

気温の急激な変化で体調を崩さないようにしないとダメですね。

私は、基本的に土・日も何かの仕事をしています。

まさに年中無休の状態です。

幸い、若い故に、気力も体力も充実しており、多忙でも頑張れます。

やはり、基本は、食事と睡眠です。

1日6時間睡眠をとっても、あと18時間あります。

生活に必要な時間を1日:合計3~4時間としても、14~15時間の時間を使えます。

この時間を有効に使えば、かなり仕事がはかどるのではないでしょうか?

最近は、ブログにこそ書いていませんが、

毎日、僅かな時間だけでも、英語の勉強を頑張っています。

通勤時間、休憩時間、トイレの時間までも英文と対面しています。

つまり、空いた時間はひたすら英語学習なのです。

時間の使い方は、弁理士試験の受験生の頃に習得しましたので、

そのときの経験が今も役立っているということです。

土曜日は、書店に出向き、TOEIC用の参考書を購入しました。

参考書とは、キムデギュン氏の対策本です。

通常の英語の勉強は、TOEIC関連の問題集を用いず、基本英文700選、英文精構、

単語集など、どちらかと言えば、大学受験時代に使った教材で勉強していますが、

TOEICの参考書(対策書)を勉強しておくと、TOEICの公開試験では効果的です。

3月のTOEIC公開試験は受験できなかったので、次のターゲットを6月の公開試験として、仕事の他、英語勉強に励みたいと思います。

やはり私は、亥の生まれだけあって、常に目標を立て、それに突き進む、いわゆる猪突猛進タイプの人間のようです。

その辺は、とことんガメツクいこうと思います。

頑張るぞ~!!!

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2006年12月22日 (金)

がんばれ!弁理士受験生

世間は、クリスマスムード。

街を歩いていても、それを感じさせる光景を必ず目にします。

また、お店では、クリスマスケーキやチキンの予約なども受け付けており、

誰しもが浮き足だつころです。

忘年会が終わり、クリスマスも終わると、

いよいよ年末、そして正月と続いていきます。

私が子供の頃なんかは、盆と正月が交互に来ればいいのに、と都合のいいこと言ってました。

しかし、弁理士試験の受験生は、これからが正念場です。

私が受験生の頃は、ゼミ仲間と泊り込みで合宿をしたりして、

常に勉強から離れませんでした。

なんせ8科目(必須5科目、選択3科目)を全て回してましたから、

資料作りや問題・解答の作成だけでも時間とられます。

私の受験時代は、年末年始に実家に帰ることは一切ありませんでした。

何か1つでも、モノにしないと、親にあわせる顔がないと思ったからです。

ただ、皮肉なことに、弁理士試験合格の直後(確か、合格証授与式の日だと記憶しています)に、祖父が亡くなり、それで帰る羽目になりました。

合格証授与式では、祖父の訃報を知らされていたので、

気持ちがすごく重かったです。

しかし、猛勉強の末に、弁理士試験合格という素晴らしいプレゼントを頂いたので、後悔はしていません。

私の受験時代は、独身でしかも彼女無しの状態でしたから、

遊びに行くことも無く、自分だけの都合で勉強でき、環境的にも良かったのかもしれません。

受験生それぞれが置かれた環境は、当然に異なりますが、

時間は自分で作る工夫をして、その時間、勉強を徹底できた人だけが合格しているような気もします。

弁理士受験時代を長く過ごす意味なんか、全くないわけですから、

一時に多くの勉強時間を確保して集中力を高めた勉強が必要です。

弁理士試験は、下りのエスカレータを歩いて上るようなものなので、

今まで一生懸命頑張ってきても、ゴール直前で歩みを止めれば、

スタートラインに戻ることになります。

ですから、受験生を何年経験しても、決して合格しないのです。

この点を、意識して強制的に勉強する必要があると思います。

言い訳なんて、何ら通用しないのですから。

さて、来月からは、いよいよ答練が本格的に始まります。

1月、2月、3月まで行けば、直ぐに多肢試験の対策をしなければなりません。

選択科目がある人は、その仕上げも必要です。

年が明ければ、ゴールデンウィークまで時間があるようですが、アッという間です。

年内から頑張られている人は、問題ないのですが、

様々な理由により年内は勉強から離れていた人は、そろそろお尻に火をつけて、

頑張る時期です。

このようなことは、

真剣に合格を考えている人に対してしか言えませんが、

自分の汗と涙で積み重ねた努力は、決して裏切りませんから、

自分を信じて頑張って欲しいと思います。

そして、

そのような方々だけが、

来年の弁理士試験に合格されることを祈っています。

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2006年12月11日 (月)

論文試験における「心証点」!(番外編)

弁理士論文試験における心証点の番外編について書いてみます。

前回のブログ(その1)から(その3)で重要事項を示したので、今回はそのオマケ編です。

ご自身の答案が、以下の答案になっていれば、注意してください。

①文章が完結していない答案

当たり前のことですが、答案添削していると、たまに、

~~であるため。~~だから。

などで文章が終わっている答案を見ます。

これでは、いくら正しいことを書いていても、採点する側としては心から◎をつける気にはなりませんね。

なんか、手抜きの論文のようで、心証点は期待できません。

この場合、~~であるからである。~~だからである。

など、文章を完結させる必要があります。

②やたら余白スペースがある答案

これは間違いではありませんが、答案中に余白スペースの多い答案を目にすることがあります。

例えば、

小問1について

…………。

………。

…………。

(余白スペース)

小問2について

………。

………。

(余白スペース)

小問3について

……。

答案中に空白部分を作る意味はないと考えます。

添削する側として、特に見やすくなるわけでもありません。

見やすい点をアピールするなら、字をもっと丁寧に書くことに注力すべきです。

なお、余白スペースを作ると、紙面の無駄を作ることになり、

スペースが足りなくなり、書きたいことも書けなくなるおそれがある点に注意が必要です。

③「以上」の書かれていない答案

論文である以上、どこが終わりであるかを示す必要があります。

途中の論述がいくら素晴らしいものでも、最後の「以上」が無ければ、

論文にしまりがないばかりか、論文としての体をなしていないという印象を採点者に与えます。

試験官に止め、と言われてからでも、最後の1秒で、「以上」を書くべきです。

④根拠条文を具体的に書いていない答案

根拠条文は一応書いてあるのですが、具体的でない答案を目にします。

例えば、(特73条)、(特2条3項)、など

何条、何項、何号までしっかりと書くべきです。

理由は言わずともわかりますよね。

以上の4点です。

来月からは、答練が本格的に始まります。

弁理士受験生の方は、

最後の答練とするために、一日一生の気持ちでがんばって下さい。

応援しています。

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2006年12月 3日 (日)

論文試験における「心証点」!(その3)

心証点シリーズ、今回は、その3です。

ライト級クラスのミスを書いてみます。

①誤記の多い答案

誤記の訂正は許されていますが、やはり人間が評価する以上、誤記は無いほうが良いに決まっています。誤記が多いと、間の抜けた答案というか、安っぽい答案というか、なんかマイナス要因に作用する要素があります。因みに、LECでは、誤記につき減点するという採点基準があります。本試験では解りませんが、誤記は無くすように努めるべきです。この対策として、仕事ではPCばかり用いて字を書く機会が少ない人は、1日に1回答案を書いてみる方法が有効です。1日に1回答案を書くことは、指を鍛え、筆力増強にも効果的です。

特に根拠条文の誤記は、重罪ですので、絶対に注意してください。脱字・略字も厳禁です。この略字としては、「特許請求の範囲」→「クレーム」、「1(1)のように、」など、面倒くさく、省略している感が伝わります。長い言葉を短く言い換える場合には、最初に定義をするなど工夫してください。面倒だから、と言う魂胆は、確実に採点者に伝わります。そして、マイナスに作用します。このことを念頭において、今までの努力にケチがつかないよう注意するべきです。

②問題文の内容とは関係のない条文の要件を延々と検討している答案

事例問題などでは、事例の内容から条文の要件を満たしているか否かを判断させるものがあります。条文の要件を判断するための材料が問題文に書かれている条件なのですが、出題者が意図する条文の要件とは別の要件を延々と説明しているものがあります。この場合、結果として、結論が出ませんので、最終的には場合分けされている答案が多いです。このような答案を出会うと、間違ったことを書かなければ減点にはしていないのですが、やはりセンス?が無いと、感じてしまいます。このような間違いをした答案は、意図する条文の要件を検討していても紙面と筆力と時間の無駄使いですし、意図する条文の要件が検討できていなければ、重要項目の項目落ちになり、合格答案にはなりません。見切り発車で書き始めると、このようなミスをします。なので、この対策としては、答案構成の時間で、何が問われているのかをよく考え、実際に事例のあてはめのシュミレーションをしておくことが必要です。

③字が雑に書かれている答案

字の良し悪しで合格答案が決まることはないと思いますが、採点は感情を持った人間がしますので、字は丁寧に書く必要があります。以前、ラブレターを書くように論文を書くといいましたが、ラブレターに雑な字が書かれていると、貰った方に心が伝わりませんね。採点する側の判断材料は、答案上の文章しかありません。このため、文章を通じて、採点者に「合格させて下さい」というアピールをする必要があるのです。この点、字が雑だと、どうせ内容も雑であろうという先入観が入り、その先入観を持って採点されることになります。採点者も感情を持った人間ですから。この結果、論文内容に不備があれば、採点者にやっぱり×という確信を持たれますし、正しい内容が書かれていても、心証点はあまり期待できないと思います。書きなぐってある答案なんかは、論外です。答案は、採点者の立場で考えて、どうか採点をお願いします、ここまで、がんばって勉強してきたので、合格の2文字を下さいという、真摯な態度で書く必要があるのです。感情は、字を介して伝わりますので、このような真摯な態度は必ずや採点者に伝わるはずです。

④解答用紙を取り違えている答案

特許法は2問出願されると思いますが、1問目と2問目の問題で、解答用紙が決まっています。なのに、なぜか、解答用紙が逆になっている答案を添削することがあります。多分、本試験でも、同じミスがあることも容易に想像できます。LECでは、大幅な減点をしています。ただ、13年の論文本試験では、解答用紙を間違えても問題と対応付けが明確であれば、大丈夫だと試験官が言われていました。その言葉には減点しないというニュアンスを感じましたが、当時、私の受験仲間に聞くと、15点減点(今の点数では30点に相当)されるようなことを言っていました。いずれにせよ、解答用紙を取り違える必要は全くありませんので、最後まで注意したいものです。因みに、平成13年受験の私の場合、条約類を含めた必須五科目は全て解答用紙が2枚ありましたので、かなり神経質になって注意していたことを覚えています。つまらないところで、今までの受験勉強の努力が無駄に帰することのないように最後まで注意しなければなりません。

以上、気になる点を挙げさせていただきました。

他に、細かい内容や、書き忘れている内容があるかもしれませんが、

思い出したときにブログにアップ致します。

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2006年12月 2日 (土)

論文試験における「心証点」!(その2)

論文試験における心証点について、いち答案添削の講師の立場から書いてみます。

前回は、ヘビー級クラスを書いたので、

今回は、ミドル級クラスのミスについて。

①法律用語を正確に書いていない答案

弁理士試験は条文を問う試験です。このため、条文の知識は当然に要求されますが、いくら文言解釈や判例を頭の中で知っていても、法律用語を正確に書けないと、説得力がないばかりか、素人めいた答案になってしまいます。試験官としては、実際に、クライアントを相手に法律用語ではない適当な造語?を用いて説明する弁理士をよく思うはずがなく、このような人は、不合格にして、もう少し勉強してもらおうと考えるのが普通だと思います。私が添削をしているときによく出くわすミスを一部紹介すると、「特許権の技術的範囲」、「技術的範囲が抵触する」、「特許権の実施」、「特許の侵害」、「発明の侵害」、「意匠法3条2項を進歩性」、「商標の業としての使用」、「商標の実施許諾」など、思わず?と思ってしまう表現が結構目に付きます。これらの表現は、全て条文に答えが書いていますので、条文を注意して見れば未然に防げますが、普段から条文を素読しない勉強をしていると、つい感覚で書いてしまい、上記のようなミスを当たり前に起こしてしまうわけです。いわんとしていることは解りますが、弁理士は法律家という位置づけなので、条文と運命を共にするくらい、条文の文言も勉強して欲しいと思います。

②問題と解答の対応関係が明確でない答案

これはある意味、最も危険なミスかもしれません。実際の論文本試験の採点も、そんなに時間はかけられていないはずです。私の受験時代には、1通5分と言われていましたが、根拠はありません。いずれにしても、1通の答案の採点に長時間はかけられないと思います。このため、例えば、小問形式の問題などでは、答案用紙のどの部分にどの問題に対する解答が書かれているかを明確に示しておく必要があります。解答の順番は、問題の順番に合わせて解答していくのが原則ですが、対応関係が明確になっていれば、解答する順番を問わない、と本試験(平成13年)の試験会場で試験官が言われていました。いずれにしても、対応関係をわかり易く、示しておく必要はあります。また、小問形式の問題では、答案の始めの「事例分析や定義趣旨」は書く必要はなく、各論の中で必要に応じて書いていけば十分だと思います。

③事例分析と書かれているのに、分析されていない答案

事例問題では事例を整理するために、答案の始めに「事例分析」などの項目が挙がることがあります。この項目は、項目名の通り、「分析」をする項目であって、問題文の条件をただ写すだけの項目ではありません。試験官に問題の条件を示す必要があるという理由で書かれているのであれば、その心配は不要です。試験官は、問題文を知っているからです。また、事例の整理をするという理由で書かれているのでしたら、さらに一歩進めて、各論で挙げる項目につながるような検討をしてください。いずれにしても、ただ、問題文の条件を写すだけでは、時間と労力と答案スペースの無駄にしかなりません。模範レジュメに挙げられているように、事例の分析に徹するように意識して欲しいと思います。

④記載量のバランスが悪い答案

問われている項目を挙げて説明しているのですが、記載量のバランスが悪い答案があります。極端な例を挙げると、前半(1頁、2頁)は略パーフェクトな内容がみっちり書かれているのですが、後半(3頁、4頁)にはただ項目が挙げられているだけの答案。添削をしていて、答案用紙をめくると、がっかりすることがあります。勿論、問われている項目が複数あっても、項目間で軽重があるのは当たり前の話です。しかし、それも限度はあります。先に挙げた極端な例では、後半に時間不足になった、あるいは知識不足であった、という理由が見え見えであり、どうしても評価が低くなってしまいます。この対策として、複数の項目が問われている場合、①重要な項目を先にあげていく、②重要な項目は、事例のあてはめ、条文の検討などを充実させる、③重要度は下がるが関連する項目は、最低限条文レベルの説明を書く、など優先順位をつけていくと、タイムオーバーの心配はなくなります。実現性の低い項目は、後回しで十分だと思います。

⑤矛盾する内容の項目でも挙げておく

また、別の問題として、例えば、特許権侵害で警告がきた場合の措置で、否認と抗弁を挙げるとします。このとき、否認では技術的範囲に属しないと主張しつつ、抗弁では先使用権があるなど、矛盾する内容でも書くべきなのです。先使用権を有することは、換言すれば技術的範囲に属すると認めていることになり、内容が矛盾しますが、それでも書く必要があります。各項目同士のつながりに対しては、そんなに神経質になる必要がないと思います。筋を通す人には理解されないかもしれませんが、内容が矛盾する場合でも、○○の場合には、など、仮定的な表現を適宜挿入しておくと、流れがスムーズになるものと思います。矛盾する内容を避けるために、大きな項目落ちになってしまうという事態は避けたいものですね。

以上、ミドル級クラスのミスでした。

ライト級クラスのミスについては、次回にアップさせて頂きます。

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2006年11月28日 (火)

論文試験における「心証点」!(その1)

弁理士試験受験生の方は、

論文試験における「心証点」!

気になりますよね。

論文試験の採点は、感情を持った人間が行う以上、

心証点に優劣がつくのは当たり前の話です。

私も、答案添削をしていて、

同じ内容が書かれている答案でも、

心証点の優劣により、点数に差を出すことはあります。

ひよこ丸さんのブログにも書かれていましたが、

私の受験時代から、論文はラブレターを書くように丁寧に書きなさい、

と言われたものでした。

この表現は、非常に抽象的であり、

いろいろな解釈の余地があります。

残念ながら、

人間の感情や趣味が多少入るため、

一義的に定義することはできないと思います。

そこで、私が答案添削で心証点を低くしている具体例を挙げてみます。

先ず、

①根拠条文に基づいて説明していない。

添削していて、条文のことを一応理解されている点は伝わりますが、

条文が一度も、あるいはほとんど挙げられていない答案は、×にしています。

弁理士試験は、条文を問う試験であるため、条文を用いて解決する必要があるからです。自分が説明している部分は、どの条文に根拠があるのかということを添削者に示す必要があります。逆に、この条文があるので、事例をこのように考えました、という感じが伝われば、私もニコニコしながら◎を付けています。

特に、論点問題や複雑な事例問題の場合に、根拠条文が抜けがちです。

多分、頭がパニックになり、自信の無さから根拠のないことを感覚で書いているのでしょう。どの条文が問われているかを気付く感覚は必要ですが、説明も根拠条文に基づく必要があります。添削者は、当然ながら受験生の頭の中を知り得ません。ならば、受験生が勉強してきた内容を、答案用紙上に客観的に示す必要があります。

この意味では、たかだか、「根拠条文」と軽視していると、痛い目にあいます。

②問われている内容が項目として挙がっていない。

当たり前ですが、問題文には問われている内容があります。

例えば、「取り得る措置を説明せよ」という問題では、取り得る措置が問われています。

この問われている内容は、答案のどこかで説明するだけでは、添削者にアピールできません。問われている措置は、項目として積極的に挙げるべきだと思います。問われている内容が項目として挙げられていれば、添削する側も、題意が把握できていると判断して、◎を付けるわけです。しかし、項目に別の内容が挙げられており、目立たない所に問われている措置が挙げられている答案の心証点は、よくありません。心証点の加点無しだけでは済まず、題意把握ミスと捉えられるかもしれません。

また、項目に条文だけを挙げるのも、あまり感心しません。やはり条文上の用語を用いて説明するべきだと思います。特104条の3のような条文番号に意味のある項目もありますが、その場合でも、特104条の3の主張(抗弁)、というように表現すべきです。この意味で、「クレーム」という表現も個人的には、×にしています。勿論、苦情の「クレーム」とは混同しませんが、条文に用いられている表現(この場合、特許請求の範囲)を使うのが原則であり、根拠にもなります。時間が限られている中、漢字で書くのは面倒ですが、試験ですので、がんばって欲しいものです。

なお、問われていない内容を挙げている場合であっても、以下の内容は特に注意です。

例えば、問題文に「訴訟上における主張」が問われていたとします。

このとき場面は、裁判所での裁判になります。

このようなときに、特許庁に対する手続き(例えば、侵害訴訟であれば、無効審判の請求)を項目として挙げると、題意把握ミスになります。無効審判を請求して、訴訟の中止の申し立てを意図していることも、薄々、解りますが、やはり×になります。このケースだと、訴訟中止申し立て(特168条)と項目に表現すべきでした。

この意味で、本試験では、何が問われているのかをよく考える必要があります。

以上の2点は、ヘビー級クラスのミスだと思います。

心証点を、神経質になる必要はありませんが、

やはり、同じ内容を書くのであれば、少しでも点数欲しいですよね。

一度、心証点のことを真剣に考えてみるのも、面白いかも知れません。

他にも、ミドル級クラスのミス、ライト級クラスのミス、がありますが、

次回にアップさせて頂きます。

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2006年11月27日 (月)

インフルエンザの予防接種!

11月も下旬になり、風邪が流行る季節になりました。

いますよね、電車の中でゴホン、ゴホンとしている人。

私は、毎年2回から3回くらい風邪をひくのですが、

今年は、一度も風邪をひいていません。

しかし、これは、たまたま運がいいというわけではなく、しっかりと風邪対策しているからだと思います。

先ず、手洗いとうがいを徹底させる。

これだけでも、かなり予防できます。

うがいは、イソジンなどの薬剤でする場合は勿論、水道水だけでも効果があります。

あと、今年は、虫歯の親知らずを抜いた関係で、

1日5回以上は、歯を磨いています。

去年までは、朝、昼、晩の3回でしたが、

何か口にすると、すぐに歯磨きをする習慣がつきました。

私は、病院関係的には、結構屁たれなので、

虫歯で歯の治療するのがイヤで仕方ないくらいです。

内科などの病院も同様です。

病院がダメなら徹底して予防するしかないね、

という考えから、日々、健康面や歯磨きをがんばっています。

この歯磨きは、口の中の細菌も除去するので、

風邪の予防に関係あるかもしれませんね(素人の発想ですが)。

あと、風邪の予防として、

風呂の中でがんばって汗を流しています。

滝に打たれたかのように、汗が噴き出しますが、

身体がポカポカして、免疫力が高まっているかもしれません。

いずれにしても、健康面の管理を徹底しているので、

元気印です。

いつも支えてくれる妻にも感謝です。

そして、今日、インフルエンザの予防接種をしてきました。

生まれてはじめてです。

私的には、病院は苦手で注射もイヤなのですが、

インフルエンザにかかり、妻やクライアントに迷惑をかけることはできないので、

断行しました。

医師から

あと、1回、予防注射を打つ必要があると言われました。

勿論、次回も、がんばって?、注射を打ってもらいにいきます。

いずれにしても、80歳までは脳ミソ、身体ともに健康を維持し、

バリバリ働こうと思っています。

さて、

本日の仕事ですが、

PCT出願の指定国移行手続に関する仕事と、

国内特許出願の明細書作成をしました。

前者は、本日韓国の代理人から翻訳文を提出した旨の連絡を貰いました。

また、中国代理人からも12月中に中国移行手続きを完了するようなので、

委任状作りで忙しくしていました。

なんせ、共同出願人が多いので、

各出願人の分だけ、委任状を用意する必要があります。

基本的に、委任状には弊所の方で住所・氏名などの情報を打ち込み、

あとで、各出願人に郵送して押印して貰うというスタンスです。

誤記がないように注意が必要なので、

かなり大変な作業でした。

しかし、無事に終了し、明日にでも発送できそうです。

このPCT出願の件、米国に移行手続きをとる必要があるので、

来週あたり、米国特許弁護士と打ち合わせをする予定。

あと、本日は、別のクライアントから出願依頼が入りました。

近々、弊所で打ち合わせ。

その他、本日は、図面屋との打ち合わせがありました。

◎でんちゃん英語日記

勉強内容:TOEIC英単語、基礎英文問題精構、新・基本英文700選

勉強時間:1.0h(合算)

感想:昨日のTOEIC公開試験では、リーディングで少し手応えを感じたので、

やる気がでています。

焦らず、しかし着実に勉強を継続して、英語の達人を目指したいと思っています。

がんばるぞー。

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2006年11月26日 (日)

3回目のTOEIC公開試験

今、TOEICの公開試験から帰宅しました。

今回のTOEICの試験会場は、亜細亜大学で、

自宅から少し離れた所にあります。

行きは、電車を乗り継ぎ、帰りはバスで帰ってきました。

試験会場は、自宅から近い所を選択されているのですが、

毎回違うので、所要時間の調整が面倒くさい。

亜細亜大学は、駅から徒歩15分。

しかし、前回のように歩く方向を間違えた方向音痴の私は、

迷わずに、タクシーに乗車。

駅の南口でタクシーに乗ろうとしたところ、

タクシードライバーに亜細亜大学は北口ですよ、と言われる始末。

やっぱり、私はタクシーに乗って正解のようです(笑)。

タクシーに乗ると、

ワンメーターで試験会場に着いた。

そのお陰で、

集合時間よりも30分前に着くという、私には大変珍しいことになった。

時間に余裕があったので、

教室に入ってからは、速読速聴・英単語の英文をIPODで聴いていた。

英語耳にしたつもりなので、その成果が出るのかな?

という甘い期待を抱きながら、試験開始時間を待っていました。

何の問題もなく、試験が開始。

先ずは、リスニング問題。

結論から言うと、やはり聞き取れないものも多かった。

そんな簡単に、上達しないね。

パートⅢ、Ⅳは、いつもの狙い聞きで部分点を狙う。

そんな中でも、

パートⅡは、比較的良く出来たかもしれません。

毎日、IPODでネイティブの発音を聞いているのに、

ヒアリング試験に関しては、成果があまり出ませんでした。

ヒアリング試験の後は、リーディングの試験に入ります。

前回、リーディングの試験では、時間不足になり、

15問は、問題文を見ることなく、全てCにマークをしてきたという苦い経験があります。

今回は、時間調整を考えて、パートⅦから始めました。

リーディングは、

パートⅤ、Ⅵ、Ⅶからなり、

パートⅤ、Ⅵは、穴埋め形式の文法問題、

パートⅦは、長文問題になっています。

パートⅦで時間がかかるので、時間の余裕があるときに、

パートⅦを解答するという作戦を立てました。

結果として、この作戦は、大成功。

パートⅦの問題を全て解き終えた時点で、あと12分残っていました。

パートⅦの問題を解き終えたといっても、解らずに適当にマークした問題もありますが、

前回みたいに、問題文を見ることなくマークする、というようなことはなかったです。

そして、残りの12分で、

文法を仕上げました。

文法問題も、語形の問題なら2秒から10秒で秒殺可能ですが、

語彙の問題では意味を考える必要があるので、時間がかかります。

語彙の問題では、当然に、?、がありましたが、

時間内に全部マークすることができました。

リーディングは、

パートⅦ→Ⅴ→Ⅵの順番でトライすれば、

時間と精神的な余裕が生まれ、好結果に繋がるものと思います。

今回は、IPODの活躍で、英語の勉強が効率的になりましたが、

新・基本英文700選と速読速聴・英単語の勉強で、効果が出たのは、

意外にも、パートⅦでした。

ヒアリングの勉強でリーディング力が付くかたちになりました。

今回で、3回目のTOEIC公開試験ですが、

もっと、もっと、勉強して、

来年以降も、受験し続ける予定です。

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2006年11月 7日 (火)

弁理士口述試験発表!

口述試験の結果が特許庁から発表されました。

635人の合格者の方、おめでとうございます。

これからは、合格祝賀会が連続しますので、

今のうちに肝臓を休ませておいてください(笑)。

しかし、約70人も落ちているとは、怖い試験ですね。

なめていると、痛い目にあいますので、

日頃から条文と青本をベースにした勉強が何よりも必要だと思います。

合格者の方はお見事でした。

残念だった方、思いっきり泣いてください。

そして、その思い、必ずや来年果たしてください。

応援しています。

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2006年10月14日 (土)

リスニングお薦め良書!

TOEICのリスニングテスト向け

のお薦めの本がありますので、以下にアップしておきます。

闘耳 松澤喜好著

です。

英語の発音の仕方を解説した本ですが、

TOEICの受験テクニックやTOEICの問題形式に沿った練習方法に特徴があります。

私も、ヒアリングの勉強はこの本を使っています。

最近、TOEICのリスニングセクションに少し自信が出てきましたので、

紹介しておきます。

ご参考までに。

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2006年10月10日 (火)

英文法お薦め良書!

先程、自宅に帰ってきました。

これからも仕事があります。

その前に、私が読破した英文法の参考書でお薦めの本がありますので、

一応、アップしておきます。

英文法TRYAGAIN!山口俊治著

この本は、英文法を暗記ではなく、理解重視の観点から説明されています。

私が実際に読んでみて、

これまで英文法をなんとなく(勘で)解答していた人、

英文法がモヤモヤしている人、

にとっては最適な本だと思いました。

TOEICに限られず、英語の総合力アップにも役立つ本です。

ご参考までに。

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2006年10月 1日 (日)

口述模試を終えて(その2)!

今日は、LECで2回目の口述模試がありました。

私の担当科目は、前回と同様に、商標法です。

昨夜は、緊張でなかなか寝れなかったです。

受験生ではありませんが……(笑)。

今朝、6時30分に起床し、睡眠不足でしたが、そのまま試験会場に向かいました。

今日出題する問題は、団体商標+地域団体商標、です。

団体商標は、最近、口述試験で出題されていませんし、また、地域団体商標との比較も考えられますので、本試験で出る可能性があります。

また、地域団体商標は、改正されたばかりなので、口述試験に出る可能性が大だと思っています。

地域団体商標は、特に趣旨が重要です。

地域ブランドの観点(社会の要請)からの趣旨と、

従来の制度では、保護が不十分であった理由(3条1項3号、3条2項との関係)、

の2つの観点から考える必要があります。

他に、商標法7条の2各項の要件、文言解釈、理由付けを確実におさえておく必要があります。

特に、7条の団体商標と異なる点(主体的要件など)については、両者を比較して言えるようにしなければなりません。

改正本については、補足説明なども含めてインプットしておいてください。

感想ですが、やはり条文に弱い受験生が多かったです。

○条には何が規定されていますか?

という質問も考えられるので、条文ベースで勉強する必要があります。

また、改正本の内容についても、不安な受験生が散見されました。

本試験までに、絶対に、絶対に、絶対に、おさえて下さいね。

今日は、かなり疲れましたが、これから仕事があります。

今年も早いもので10月になりましたが、10月もパワー溢れる仕事ぶりを発揮しようと思います。

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2006年9月29日 (金)

口述模試を終えて(その1)!

木曜日の夜は、LECの口述模試で試験官をしていました。

私の担当は、商標法です。

1コースにつき2人の弁理士が試験官になり、3つのレーンで同時進行していきました。

LECの口述模試は、かなりの競争率で、500人くらい応募があったそうです。

700人が実際の口述試験を受けるので、かなりの割合ですね。

さて、

その感想ですが、

結論から言うと、

私のレーンでは、問題なくOKという人と、ヤバイと思う人に分かれたような気がします。

私の方は、団体商標(商標法7条)について聞きました。

最近見かけないテーマなので、慌てた受験生が多かったです。

条文にはどうのように規定されているか、団体商標制度の導入の趣旨、文言解釈、理由付けを問いました。

7条1項では、民法34条……から始まりますよね。

条文通り正確に答えられた(法令集を参照した後も含めて)受験生は、実は2割程度しかいませんでした。

少しショックでした。

後で、答えられない人に理由を聞くと、条文読んでいませんという人が圧倒していました。

それ、まずいよ。

と素直な気持ちを伝えました。

次に、制度趣旨ですが、いきなり、地域おこしの話しを言う人が6割超です。

先ずは、団体商標制度を明文規定している諸外国との国際的調和ですよね。

これが出てきた人は、やはり2割程度。

次に、7条1項の文言解釈については、解答できた人は、いませんでした。

公益社団法人、中小企業共同組合など、改正本(青本)に挙げられている内容を聞いたのですが。

ただ、7条1項に該当しない者(株式会社、財団法人など)については、挙げることができたようです。なぜ、該当しないのかについて、理由も確認してください。

あと、7条2項、3項の規定も聞きましたが、あまり良い印象を受けませんでした。

さらに、出願の変更(11条)、団体商標権の移転(24条の3)、団体構成員の権利(31条の2)の条文の要件と理由付けを聞きました。

出願の変更(11条)、団体商標権の移転(24条の3)、については、問題なく解答できていましたが、団体構成員の権利(31条の2)の文言解釈では満足を得られませんでした。

条文、趣旨、文言解釈、理由付けは、泥臭いですが、基本的なアプローチなので、お経を読むように勉強してください。

あと、形式面では、

声を大きく出すこと、

質問の後の答えるタイミングをとること(質問の後、2秒程度がベスト)

話すスピードを遅くすること(緊張で早口になりがちなので、遅く感じるようなスピードで丁度良い)

条文を聞いていない質問でむやみに条文を参照しないこと(条文の参照はOKですが、なんでもかんでも条文をみる人がいます。そして、かなりの時間をかけて条文を見られているのですが、その後、「制度趣旨から言いますと、……」と答えられると、コケそうになります(笑)。制度趣旨を聞いているので、そもそも条文に書かれているわけないですよね。)

以上が感想です。

最近は、口述試験も数十人単位で不合格になります。

落ちない試験ではなく、落ちるかも知れない試験(落とすための試験ではないですが)に変わってきました。

本試験まであと少し。

条文、青本をベースにして、最後のがんばりです。

成功を祈っています。

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2006年9月27日 (水)

添削漬けの日

今朝、LECから添削依頼が入ったので、予定変更で答案添削をしていました。

通数は、なんと100通超です。

基本答練ですが、かなり高度な問題が出ています。

内容的には、

特許法73条1項と3項の趣旨を問う問題、

共有特許権者の一方が単独で権利行使をできるか否かを問う問題、

共有特許権者の一方が単独で訂正審判を請求できるか否かを問う問題、

など共有がらみの難問です。

この他にも、共同出願人の一方が拒絶査定不服審判を請求できるか否かや、審決取消訴訟を提起できるか否かなど、重要な論点問題は多々あります。

この種の問題は、ある意味、受験機関が好きな問題ですね。

私が受験生のときにもよく見かけました。

しかし、これらの問題の難易度は、ヘビー級クラスだと思います。

特に、共有権利者の一方が単独で権利行使をする場合などでは、民法の問題になりますので、特許法の知識だけで解くことは不可能です。

特許法上の根拠(差止請求なら100条など)に言及しつつ、民法上の論点にも論及しなければならない点で、難易度が大きく上がることになります。

だからと言って、「民法か、じゃあ、民法の参考書を1頁から勉強するぞ」、と気合満々で民法の勉強に走ってしまうと、合格が遠のいていきます。

あまりにも学習効率が悪くなるからです。

実は、特許法で問われる民法がらみの論点は、数が限られています。

これは、過去問からも容易に判断できます。

なので、先ず、過去問で問われている論点を自分の言葉で書ける程度に徹底的に練習するのがベストです。

これだけでも、かなり大変な労力だと思います。

あと、タイムリーな判例に注意しなければなりません。

タイムリーな話題は、受験機関が得意としているので、そこから情報を得ると効率的です。

民法上の論点が絡む問題は、民法の土俵で論じることも大切ですが、特許法の条文と絡めて論じていく必要がある点に注意してください。

あくまでも、特許法の問題ですので。

このことは、実は、めちゃめちゃ難しいことです。

とても、このブログ上だけで、説明できることではありません。

上記のような問題を添削していると、特許法上の条文を挙げてなんとか書いてある答案は、理由付けが書けていなくても、OK(答案の方向性がOKという意味)です。

あとは、理由付けや論点をインプットすればいいだけですから。

しかし、いきなり、特許法上の根拠も挙げず、持論を展開している答案や、民法に走っている答案は、方向性がズレています。

特許法の問題なので、必ず、出発点は、特許法に規定されているか否かから始まります。

特許法上に規定がないので問題となると続けて、民法上の論点(あるいは、条文の趣旨)に進むわけです。

このような論述スタイルを過去問や答練のレジュメなどを通して身につけるべきです。

知識のインプットも重要ですが、論述の展開についても、今一度、注意してみては如何でしょうか?

さて、

LECの口述模試が明日に迫りました。

口述試験を受けられる方、勉強進んでいますか?

明日は、条文を確認してから臨んで下さい。

本番さながらの雰囲気で、口述試験の擬似体験をすることになると思います。

それでは、明日、会えることを楽しみにしています。

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2006年9月24日 (日)

TOEIC公開テスト!

今日は、TOEICの試験日です。

午前中に、添削の仕事を終わらせ、いざ出陣。

会場は、京王線仙川駅から徒歩15分のNTT東日本研修センター。

仙川駅にはあまり縁が無かったが、会場までの地図があったので、なんとかなるだろうと思っていた。

しかし、仙川駅から歩くこと10分、なんだか寂しい場所に来てしまった。

あれっ、と思い再度地図を見ると、少しずれた方向に歩いていた。

慌てて、地元の人に、地図を見せ、会場を聞くことに。

そのお陰で、ようやく方向性が解り、言われた通りに進んでいった。

しかし、歩けど、歩けど、畑が多くなっていき、また慌てることに。

ようやく、目印となるグリーンの歩道橋を見つけ、そこを左折する。

会場が見えるかなと思ったが、団地に入ってしまった。

会場、どこにあるんや!

時間をみると、受付時間の終了まであと2分に迫っていた。

仙川駅から、すでに30分は歩いている。

15分、と違うやん。

さすがに、パニックになり、妻に迷子の電話して場所を調べてもらうことに(泣)。

インターネットで調べてもらうと、会場は、迷子の電話地点からバス停4つ分、まだ先であった。

半分駆け足で先を急ぐ。

このとき、受験生らしき人を乗せたタクシーが何台も私を追い抜いて行ったので、会場も近いことがわかった。

そして、ようやく会場に着いた。

係員にせかされながら、ようやく教室に入ることができた。

駅から徒歩40分やん。

解り難い地図やら、交通の不便さやらで、怒りの感情に火がつき、

もう少し、駅から近い会場を用意しておけ!

という下品な言葉が出そうになった。

まぁ、係員に当たるのは筋違いですが。

教室に入ると、注意事項のアナウンスが流れていた。

2回目の受験なので、アナウンスなんか聞かなくてもOK。

教室で一人汗だくになりながら、マークシートに所定事項を記載して、試験開始を待つことに。

TOEICの試験では、先ず、リスニングテストがパートⅠからパートⅣまであり、

続いて(休憩なく)、リーディングテストがパートⅤからⅦまであります。

私は、特にリスニング試験に苦手意識(リーディングも良くないが)があるので、スピーカーの音量をかなり大きめにしてもらうよう、試験官に頼んだ。

前回のテストで、となりの受験生が咳払いをして、聞き取れない問題があったからだ。

そうしたら、試験官が教室の冷房を切ってしまった。

エアコンの音がうるさいと判断したのだ。

えっ、俺、汗だくやん、スピーカーの音量を最大限にすればいいやん、と目で訴えたが、無駄であった。

まぁ、多少暑くても、聞き取れないよりはマシか。

このように、波乱の連続で試験を開始することになった。

ようやく、パートⅠからアナウンスが流れる。

パートⅠとパートⅡは比較的点が取り易いのですが、いきなり、???、になってしまった。

いつものように、怪しい感覚でマークする。

パートⅡも発音がクリアに聞けなかった。

ただ、最後の方は、自信を持って解答できた。

パートⅢとパートⅣは、私のBGMエリアです。

英文アナウンスがBGMになってしまうので、こう呼んでいます。

今日も、半分諦めていましたが、案外聞き取れるではないか。

今回は数字や曜日や時間などを答えさせる問題が多く、その部分だけを狙い聞きしても解ける問題でした。

ラッキー。

このように、ヒアリングは、意外にも前半に聞き取れない問題がありましたが、前回のように、ブルーになってしまうことはなかった。

続いて、リーディングの問題。

パートⅤとⅥは得意にしているので、ここで時間の貯金を作るべく、猛烈にとばしていった。

続く、パートⅦは、情報量が半端なく多く、時間切れになることが必至だからだ。

パートⅤとⅥは難なく解答することができた。

といっても、私のレベルでの話しですが。

残りは、最大の難関パートⅦ。

今回も、めちゃ、めちゃ、多くの英文が出ていた。

私は、パートⅦを残して時間の貯金が56~57分あったので、設問数の多い問題からじっくり取り組んでいった。

しかし、ここで、時間をかけすぎ、全ての問題を解くことはできなかった。

15問は、問題すら見ていません。

もともと英語力が不足しているので、仕方ないのですが、今後の課題が見つかった。

その15問は、全て同じものにマーク。

AからDまで選択肢があるので、均等の確率として計算すると、正解率は25%。

4問マークして、1問当りという計算。

15問では、3問から4問が正解になるはずです。

1問5点なので、3問~4問/15問、正解していたら15~20点が加点される。

こんなの邪道ですが、マークしないよりはマシかな。

このように、リーディングでは、全ての問題を解ききれなかった。

ペース配分の問題ではなく、実力の問題。

もう少し、日頃からビジネスレターを読む訓練をしなければ。

また、設問が本文のどの部分を聞いているのかを見つけることも苦手なので、これも克服すべき課題だ。

何も、本文を一字一句読む必要はないわけですから。

あぁぁーーーー。今日は疲れたよ。

次は、11月のTOEIC公開テストを予約している。

英語力をつけることが大前提で、TOEICのスコアに固執する必要はないのだが、

今後も、英語の勉強を継続して、スコア(実力)を上げていこうと思う。

PS:試験終了後、受験生の流れに沿って歩いていくと、試験会場の裏門に出た。

そこから裏道を通って歩いていくと、約15分ほどで仙川駅に到着。

私は、かなり大回りをしていたようだ。

受験票に書かれていた、徒歩15分は、正しかったようだ(ゴメンなさい)。

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2006年9月23日 (土)

英語曜日

私にとって、土曜日は、英語の日です。

今週の土曜日も、午前中は自宅で仕事をしていましたが、午後からは、池袋のエッセンスに通いました。

明日は、TOEICの公開試験がありますので、今日は1タームの最後の授業日になります。

エッセンスのお陰で、TOEICの攻略方法は、少しずつ身についてきました。

あとは、日ごろから勉強時間を確保して、どれだけ集中して勉強できるかです。

真の実力を身につけなければなりません。

もともと、英語の勉強は、英語をビジネスに生かすつもりで始めたので、仕事の一環として日々がんばるつもりでいます。

この点、TOEICは、スコア表示されますので、レベルチェックや励みになります。

弁理士試験の受験生時代のように、初志貫徹でかんばります。

ただ、英語の勉強については、私は素人です。

英語の勉強方法に詳しい方がいらっしゃれば、是非、アドバイスをお願い致します。

明日のTOEIC公開試験、がんばってきます。

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2006年9月22日 (金)

弁理士口述過去問集の隠れた利用法

昨日は、弁理士論文試験の合格発表がありました。

合格された方、本当におめでとうございます。

昨夜は、よく眠れたでしょうか?

今日からは、口述試験に向けて、勉強を再開しなければなりません。

最後のひとがんばりです。

口述対策として、条文と青本を繰り返し勉強することはよく言われていますが、口述模試だけは何度も受講してください。

口述試験では、試験委員と面接して行われますので、独特の雰囲気があります。

特に、小心者(私もそうでした)の方は、想像できないほどの緊張を経験することになると思います。

そこで、その雰囲気を擬似体験させてくれるのが、口述模試です。

各受験機関や弁理士の各会派で毎年行われていますが、これらは有料でも必ず受講してください。

たくさん受講し過ぎる必要はないのですが、少ないよりははるかに良いです。

面識のない人前で、頭に入っていることを、的確に話すということは、意外と難しいのです。

まして、緊張が加わると、答えられなくなったり、的外れなことを言ってしまったり、いろいろなハプニングが必ず出てきます。

これらは、感性を持った人間なのだから、仕方ありません。

当然なんです。

しかし、本番では、ミスはしない方がよいので、口述模試を受講して、緊張感の下でどれだけ話せるのかを確かめ、上達するように訓練していくのです。

口述試験は、実践の場が絶対に必要な試験なのです。

なお、法令集は参照してもよいのですが、答えるときには、法令集を閉じてからという条件がある点に注意してください。

私は、口述試験の本番で、パリ条約の問題のときに法令集を見てしまいましたが、

試験委員の前では、法令集を見ても、脳みそにインプットされ難いものです。

この結果、法令集を閉じてもうまく答えられず、助け舟で救われたことを覚えています。

さて、口述試験で、重要なことは、他に、過去問に当るということです。

このことは、実は、合格者だけでなく、残念ながら不合格になられた方にとっても、非常に重要なことなのです。

なぜなら、口述試験で問われた内容は、翌年かその次の年に、論文試験(又は多肢試験)で問われる可能性が非常に高いからです。

本当ですよ。

もちろん、口述試験で問われた内容がそのままの形で出るとは限らず、一部に関連しているような場合もあります。

このため、過去の口述試験で問われている内容は要チェックです。

また、口述試験の過去問集を見るとわかりますが、最初は定義、趣旨から問われており、要件、理由付け、関連する論点、判例まで広く問われています。

実は、口述過去問集は、基本レジュメの機能も備えています。

情報が一元化されているので、基本レジュメよりも優れモノかもしれません。

さらに、試験委員が期待する解答付きという大きな特典があります。

事例問題も豊富で、何をどの程度、聞かれているかも解ります。

この点で、題意把握の訓練にもなるのです。

この宝のようなレジュメを活用しないほど、もったいないことはありません。

このように、口述過去問集は、合格者の方だけでなく、残念ながら不合格になられた方にとっても、非常に価値あるものなのです。

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2006年9月21日 (木)

合格発表その後

本日、特許庁から弁理士論文試験の合格者が発表されました。

数的には、去年よりも少なくなっているようですね。

合格者の方は、合格おめでとうございます。

日々の努力が実り、栄光を勝ち取られたこと、本当におめでとうございます。

今日、一日はその余韻を楽しんでください。

趣味をするのもよし、美味しいものを食べに行くのもよし、家族サービスもよし。

今まで我慢していたことを好きなだけしてください。

ただ、口述試験が控えているため、明日からは早速勉強を開始する必要はあります。

条文、青本、過去問をベースにして最後のがんばりです。

また、口述模試は、定員が決まっているので、早めに予約をとった方がいいと思います。

一方、不合格の方、残念でした。

しばらく力が入らないと思いますが、今日は、ストレス発散してください。

お酒を飲むのもよし、だれかに愚痴るのもよしです。

私が、ゼミでもやっていれば、愚痴や不満など聞いてあげられるのですが、

それができず、非常に残念です。

しかし、今までの努力は、来年の合格につながるものと信じて、がんばるしかありません。

前進あるのみです。

不合格者の中には、初心者もいればベテランと呼ばれる人もいらっしゃると思いますが、

1つだけ実行して欲しいことがあります。

それは、敗因を徹底的に調べることです。

なぜ、ダメだったのか?

この理由がわからなければ、ただ勉強を継続していても、結果は同じになります。

今年の問題を再度チャレンジして、公表されている論点などを参考に、再度検討してみることが非常に有効です。

単なるインプット不足なのか、答案作成技術的なことなのか、問われている内容を全て項目としてあげているか、条文から離れていないか、余計なことを書きすぎていないか、など

の敗因が必ず見つかると思います。

単なるインプット不足の場合は、勉強量を増やせば良いので、対策が容易です。

ただ、答案作成技術的な所で落ちていると、来年も同じ結果になることが十分にあり得ます。

この場合には、友人とゼミを組み、答案の見せ合いをして、欠点を指摘してもらうと効果的です。

例えば、自分の答案をたたき台にして、この部分をこうすれば良し、このように変更するとさらに良しという、意見が出れば、それが自分の課題になります。

私も論文試験を3回落ちた経験がありますが、ゼミを組み、この方法で自分の答案を振り返りました。

その結果、翌年の試験には合格できました。

また、受験機関の講座でいうと、LECの正林先生の講座の中には、答案作成技術を主にしているものがありますので、それを検討してみるのもいいと思います。

いずれにせよ、自分の敗因を見つけることが何よりも先決です。

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弁理士論文試験合格発表!

弁理士論文試験の結果が発表されました。

合格者名簿

合格者の方、おめでとうございます。

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2006年9月15日 (金)

NG答案!

今日は、答案添削の感想を書いてみます。

答練に、複数の小問が含まれた形式の問題が出たとします。

このとき、先ず、注意しなければならないことは、

自分が書いた答案が各小問と対応しているか否かです。

例えば、小問が(1)、(2)、(3)という形式で書かれていると、

答案には、

問(1)について

…………

…………

  問(1)について以上

問(2)について

…………

…………

  問(2)について以上

問(3)について

…………

…………

  問(3)について以上

というような答案構成にしなければなりません。

どの解答がどの問題に対応しているのかを明確にしないと、添削者は評価できないので損をすることになります。

また、基本問題でありがちな、

定義・趣旨ですが、

小問形式では、問(1)の前に、

定義・趣旨や事例分析などの項目は不要です。

これをやると、解答用紙の記載スペースが足らなくなるばかりか、

重複した説明を各論の中でもしてしまうことがあるからです。

スペースと時間と労力の無駄ですね。

次に、原則として、各問に対する記載量のバランスをとる必要があります。

例えば、(1)は、苦手な分野なので、3行程度で終了、

(2)は、得意な分野なので、2頁くらいかけて説明、

(3)は、やや苦手な分野なので、6~8行程度で終了。

というような、答案は、心証が悪いです。

受験生の心理として、良く知っている分野は、詳しく説明しようとして、紙面を多く使いがちになります。

なんか、たくさん書くと、安心しますよね。

しかし、これをやると、NG答案になるのです。

単に記載量のバランスが悪いだけなら、添削者の心証点が下がるだけなのですが、

上記例でいえば、たくさん書いた(2)の解答に問題があることが多いのです。

(2)についてはよく知っているので、直接問われている内容を良く考えず、とりあえず書いてしまうということが意外に多いのです。この結果、論述の中心がボケた答案、厳しく言えば題意把握ミスをしている場合が多々あります。

特に、直接関係しない部分(題意の中心から少し離れた部分)に、良く知っている論点や判例などがあれば、おそらく、ほとんどの受験生が、鬼の首をとったかのように、書きまくるでしょう。

しかし、このときこそが要注意なのです。

書く気を抑えて、冷静になり、何が問われているのかをもう一度よく考えることが必要です。

また、自分が知っている論点や判例は本当に問われているのか題意を把握する必要があります。

この力を身につけることは非常に難しいので、答練の場を利用して試すのです。

所詮、答練の点数や順位なんてどうでもいいものです。本試験でベストな答案を書くためにいろいろなことを答練で試し、失敗することが勉強になります。

知っている問題に遭遇したとき、敢えて書かない勇気を身につける必要があります。

このように、本試験において、知っている問題に遭遇したときにこそ、注意が必要です。

それと同時に、自分の苦手な分野の問題が出れば、何が問われているのかを良く考え、問いに対して真正面から解答していく必要があります。

題意から少しずれた所に得意となる分野があっても、そこに走ってはダメなのです。

これをやると、逃げの答案になってしまいます。

問われている内容に対して真正面から解答していく勇気も身につける必要があります。

幸いにして、論文試験中でも、条文は参照することができます。

関係する条文に沿って説明していくことで題意に沿った答案が書けます。

欲を言えば、先日ブログで書いた、情報を条文に覚えこませていれば、さらに気の利いた答案になるのです。

小問形式の問題に出会ったときには、上述したことを思い出してください。

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2006年9月10日 (日)

語学への挑戦!

土曜日は、久々に英語を勉強した。

毎週土曜日は、エッセンスというTOEICの学校に通っている。

最近は仕事がたて込んでおり、半月ぶりの通学だった。

この学校の講師、全員がTOEIC990点満点ホルダーであり、TOEICを知り尽くしている凄腕講師だ。

教え方もユニークかつユーモアがあり、聞き手を引きつけて、授業を飽きさせない面白さがある。また、TOEIC部門の学校ランキングで1位になった実績があり、絶対オススメの学校だ。

私は仕事の関係で土曜コースをとっているのだが、このコースは授業が約5時間30分(途中に何回か休憩あり)にもわたり、少し疲れてしまうことがある。しかし、週一回なのでがんばれる。

半月ぶりの授業で、かつ家でも英語から離れていたせいで、感覚が鈍っていた。

英語は、地道に勉強していくしかないので、毎日、少しずつでも時間を作り、英語の学習に当てたい。

巷では、弁理士に英語は必要だと言われているが、何も弁理士に限られたことではない。

世界の人口は約60億人以上といわれており、そのうち日本人は1億人強である。

英語は世界共通の言語であり、これを自在に扱えると、ビジネス以外にもいろいろな事に幅を広げることができ、人間が大きくなれる。また、世界のいろいろな人と接触することにより、その国の文化、思想など勉強できるのだ。

英語ができないからという理由だけで、これらの機会を絶やすことは誠にもったいない。

また世界には、英語以外にも、中国語、ハングル語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語、など数多くの言語がある。

私自身、先ずは、英語の勉強をしているが、英語だけで済ますことなく、これらの言語も続いて習得したい。

そして、世界の文化も理解して、ビジネスだけでなく、真の国際人を目指したいと願っている。

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2006年9月 7日 (木)

答案添削の感想②

昨日、答練の添削をしたので、私なりの感想を書いてみます。

Aが自ら開発した装置の発明を特許出願した後、公開され、Bが同一の装置を実施している場合において、Aが特許法上とり得る措置、

を問う問題です。

この問題も基本問題の部類になります。基本レジュメにも載せられています。

この問題で重要なことは、「特許法上」と「とり得る措置」の2つです。

「特許法上」とあるので、民法に根拠のある損害賠償(709条)などに言及すると題意把握ミスになります。

あくまでも、特許法上になりますので、特許法上に、とり得る措置の根拠となる条文が規定されていることが前提になります。

例えば、特102条は、損害賠償請求における損害額などの推定規定を示す条文であり、損害賠償請求権の行使が認められる規定ではないことに注意する必要があります。

このような問題に対応するためには、やはり条文をある程度、頭に入れておく必要があります。

次に、「とり得る措置」という問われ方をしているので、全ての措置を挙げる必要があります。

どんなに小さな措置(例えば、拒絶理由通知の対応措置でいう放棄や取り下げなど)でも、必ず挙げてください。

落ちている項目には、当然に加点されないので、損をすることになります。

これも条文が問われていますが、基本問題の構成パターンを覚えていたら全て挙げられる筈ですね。

その一方で、「とるべき措置」という問われ方をしている場合は、「とり得る措置」と区別する必要があります。

前者は、事例内容から判断して有効な措置という意味です。法上可能な措置を広く問う意図ではありません。

この結果、有効な措置が3つあれば、3つの措置を挙げる必要があり、1つしかなければ1つの措置を挙げるだけでいいのです。

このように、問題文に示されている条件(問われていることは、問題文の後半部分に書いてあります)をしっかりと理解して、答案構成を考えていく必要があります。

基本レジュメを暗記することは、決して悪くないのですが、暗記した内容に合わせて、答案構成を考えていくと、題意把握ミスになるので注意が必要です。

問題文で問われている内容(題意)に合わせて、覚えた構成パターンを自在に修正していけるような度胸と柔軟さが求められている点を意識して勉強してください。

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2006年9月 1日 (金)

答案添削の感想

先日、答案添削の依頼を受け、受講生の答案を添削させて頂きました。

その感想を忘れないうちにコメントしておきます。

なお、以下のコメントは、私個人の感想であり、受験機関の公式見解ではありません。

答練の問題は、実用新案登録出願から特許出願に出願変更する場合の留意点について説明せよ、です。

さて、この問題、文末に留意点と書かれていますが、

実用新案登録出願から特許出願への出願変更について説明せよ、

という基本問題と書く内容がほとんど同じになります。

よって、典型的な基本問題。

したがって、先ず、出願変更の定義と趣旨を書きます。

ここで、趣旨だけが個別に問われている場合でも、その前に定義を書いておく方がベターです。定義を前提にした上で、問われている趣旨を書いていく方が流れが良いからです。これは、~概説せよ、という問われ方の場合も同じになります。

定義、趣旨を書く場合でも、しっかりと根拠条文を挙げておく必要があります。

次に、各論です。

本問のような、制度(国内優先や分割など)が問われている問題では、各要件を項目として挙げていく必要があります。

各要件とは、主体的要件、客体的要件、時期的要件、手続的要件、効果です。

各要件は条文に書かれていますので、これを説明します。

ただ、客体的要件の場合は、条文以外にも、文言解釈や審査基準などが重要になりますので、この点は基本書や審査基準で予め覚えておく必要があります。

各要件は、条文→理由付け→審査基準(文言解釈)の流れが良いでしょう。

事例問題では、事例のあてはめを最後に書く必要がありますが、本問は基本問題なので省略します。

効果についても書いておく必要があります。

題意から各要件を具備するか否かが不明な場合は、場合を分けて書きます。

これらは条文に書かれていますが、変更や分割の場合は、特29条の2の効果は遡及しませんので注意が必要です。

ここで、本問は、留意点という問われ方をしているので、答案では、「~に留意すべきである」という表現が必要になるので注意してください。

問われている表現をそのまま答案に書くということは、結構、重要なことです。

次に、合格点を付けることができなかった答案は、大体、以下のケースに分けられます。

①根拠条文がない答案、あるいは少ない答案

②理由付け、審査基準の説明がない答案、あるいは不足している答案

③全ての要件を書いていない答案

④各要件を項目としてあげていない答案

⑤出願変更の効果がない答案、あるいは場合分けで書いていない答案

⑥理解が間違っている答案

⑦特46条と特46条の2を混同している答案

①と②については、インプットが不足しているだけで、勉強すれば書けるようになります。現時点では合格点は付けられないですが、あまり深刻な問題ではありません。

次に、③と④について、これはインプットというよりも答案構成力の問題です。事例問題などでは、何を書くか、何を書かないかについて、悩むことも多いですが、本問は基本問題ですので、条文に規定されている内容は全てく必要があります。また、留意すべきことは各要件ですので、各要件を項目として挙げることによって題意に沿っているという印象を読み手に与えることができます。③と④が苦手な人は、答案構成の練習を多くする必要があります。

次に、⑤ですが、効果は要件と同様に重要項目です。要件と効果は、相互に対応していますので、一方が欠落すると、法律論文として意味を成さないからです。効果の項目を落とした人は、効果についての重要性を認識するべきです。また、効果の場合分けも必要ですので、題意から明らかでない以上、両方の場合を書くべきです。

次に、⑥については、基礎から復習する必要があります。本問題では、例えば、変更の要件を満たす場合でも、特29条の2を判断するときの基準日は、遡及しませんね。この理由も重要ですので、正確に再現する必要があります。

次に、⑦については、これは論外です。すなわち、題意把握ミスとなります。

その他に、字はできる限り丁寧に書く必要があります。採点者も人間ですので、丁寧に書いてある答案の印象はよくなります。逆に、間違ったことを読み難い字で書かれている答案の印象は最悪です。

以上が私の感想です。

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2006年8月31日 (木)

業務連絡

業務連絡です。

私、西村がLECの口述試験で試験官を担当することになりました。

LEC口述試験 

9/28(木):午後6時30分~9時30分

10/1(日):午前9時~午後5時

場所:水道橋本校

担当科目:商標法

口述試験でLECを受けられる方、よろしくお願い致します。

当日は、本番さながらの雰囲気でビシバシやります(笑)。

条文を頭に入れてきてください。

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2006年8月30日 (水)

基本レジュメの使い方

基本レジュメの使い方について書いてみます。

受験生の略全員が基本レジュメ又はそれに近いレジュメを持っていると思います。

弁理士試験の勉強は、条文を中心に行う必要がありますが、基本レジュメが有効な受験ツールになることは事実だと思います。

ここで、基本レジュメはどのように用いると効果的でしょうか?

基本レジュメには基本問題が挙げられていますが、この基本問題を解くにあたって必要となる答案構成を覚えるために使うと有効です。

過去問では、特許庁対応型、裁判所対応型、侵害問題型、概念型、などのようにいくつかのパターンがあります。また、問い方も、とり得る措置を挙げよ、などパターンが決まっていることもあります。

このような問題に対しては、基本レジュメは非常に参考になります。

答案構成は、基本レジュメを見て覚えます。

パターンに分ければ、そんなに多くはありません。

そのときも、挙げる項目については全て覚えます。

例えば、項目列挙タイプの問題では、落ちている項目は加点されないので、項目落ちは非常に損です。

たとえ、取り下げ、放棄、放置などについても書いておきたいものです。

このように、項目落ちを無くすという意味で、基本問題の勉強は必要です。

ただ、基本問題のレジュメをそのまま丸暗記する必要はないように思います。

昔の試験問題のように基本問題がそのまま出題される場合では、基本レジュメの丸暗記が必要でしたが、最近では応用問題が多く、基本問題で書くべき内容の全てが必要ではないからです。

しかしながら、応用問題といっても、基本問題の積み重ねによって初めて解くことができるので、基本問題の構成を押さえつつ、それを臨機応変に修正していく力が必要になります。

応用問題の構成を既存の基本問題の構成にあてはめると、不自然な論文になりますので、問われている内容に注意して、それらが項目として挙げられるように構成しなければなりません。

この力は、答案練習会などで自分が実際書いて身につける必要があります。

基本レジュメで基礎を身につけた後は、答案練習会において攻めの答案を書いてチャレンジしていく必要があります。

基本レジュメの位置づけを再確認し、9月からの勉強に備えてください。

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2006年8月29日 (火)

受験機関の講座VS私ゼミ

受験機関の講座は、8月後半に開講するところが多いですよね。

基礎講座以外でも、多肢講座、論文用の講座など、様々な講座があります。

その一方で、受験機関とは関係のない私ゼミもあります。

一体どちらに通うのが効率的なのでしょうか?

私は、受験機関(早稲田セミナーとLECがメインでした)と私ゼミ(石川ゼミ)の両方の経験があります。

経験上、受験機関の講座は、知識の伝授という感が強く、授業形式で一方通行が多いです。

これは、特に、初心者にとっては必要であり、授業のペースにそって知識を無理なくインプットしていくことができます。

休んでも、振り替えができることもありますし、他人に迷惑をかけることもありません。

たくさんお金をかけている分だけ、授業で配布される資料も充実しています。

気になる講師の質ですが、ハズレの講師もいません。

受験機関のゼミもこのような性格のものが多いようです。

私見ですが、受験機関の基礎講座(入門講座)は、早期合格には必須だと思っています。

一方、私ゼミについてはどうでしょうか?

私ゼミでは、参加する受験生の主体性、協調性が強く求められます。

受験機関の講座のように、一方通行ではありません。

各受験生がテーマを分担して勉強し、これをレジュメにまとめて他のゼミ生に配布するなど、みんなで勉強していくというスタンスです。

このため、進度が遅くなりますが、自分が調べたテーマについては頭に残っています。

逆に、自分が欠席すれば、他人に迷惑をかけることにもなります。

また、私ゼミの月謝は、受験機関のそれよりも、かなり安くなっています。

このように、受験機関は、体系的に基礎がインプットできる点、受け身でも資料が揃う点がメリットで、講座費用が高いというのがデメリットです。

一方、私ゼミは、自分の調べたテーマは身につき易いという点、費用が安いという点がメリットで、他人への配慮が強制されるという点はデメリット(これがデメリットになるかは議論がありますね)です。

しかし、私ゼミには、もう1つ大き過ぎるメリットがあります。

それは、友人が作り易いという点です。

受験機関は、基本的に一方通行なので、友人と呼べる人は滅多にできません。

これに対して、私ゼミは、協調性が要求されるので、お互いを理解し易くなります。

特に、年末年始なんかは合宿をはることがありますので、仲良くなれます。

友人ができると、みんなで合格するぞという雰囲気が出ます。

これは、お金では買えない大きな財産だと思います。

また、ゼミ仲間で情報交換をしたり、気の合うゼミ仲間でまた別のゼミを作ることも多いのです。

私は、石川ゼミに在籍させて頂きましたが、その中で選択科目のゼミも組んでいました。

私の選択科目は、材料力学、構造力学、制御工学でしたが、各科目で別々の人とゼミを組み、問題の出し合いや過去問を解き合って検討することができました。

このような仲間とは、合格後も親しくしています。

何に重きを置くかは、人それぞれですが、一生のうち多くの時間を割くのですから、知識以外にも、友情という一生の財産を得ることも重要だと強く思います。

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2006年8月27日 (日)

弁理士論文試験受験者が今すべきこと

弁理士試験論文受験者が今すべきことがあります。

それは、口述試験の対策です。

お盆も過ぎたので、そろそろモードを切り替えてください。

口述対策は、口述試験の過去問を購入するところから始まります。

実際に過去問を解いて、口述試験の特徴を掴むことが重要。

多くは、条文の知識、有名な判例、論点、文言解釈、審査基準が問われています。

しかし、口述試験も、やはり条文をベースに勉強する必要があります。

条文の素読は絶対に外せません。

また、前回紹介した、情報の一元化をしていると、このとき、めちゃめちゃ役に立ちます。

それ一冊で、全てが復習できるからです。

今の時期に、勉強を再開すると、意外に忘れていることが多いです。

過去問で特徴を掴んだ後は、条文の素読と、青本の重要部分に目を通す必要があります。

時間がある人は、さらに基本レジュメを回せばよいでしょう。

そして、さらに重要なことがあります。

口述試験では、短い言葉で答える必要があることです。

このため、キーワードを覚えてください。

また、聞かれている内容にだけ答えるようにしてください。

舌足らずになる程度が丁度良いくらいです。

この辺りも、過去問に載せられている回答を見ながら、いつも意識しておく必要があります。

さらに、口述の練習会は、一度は参加してほうがよいと思います。

実践さながらの体験をして、本番に緊張しないようにするためです。

また、友人やパートナーから問題を出してもらって、実際に回答する練習も非常に有効です。

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2006年8月26日 (土)

事例問題における注意点

最近の弁理士試験では、基本問題は影を潜め、代わりに応用問題や事例問題が増えています。基本問題はできるが、応用問題や事例問題になると、点が伸びないという受験生も多いと思います。

ここでは、事例問題に焦点をあてて、注意すべき点を、長年の添削指導の経験から書いてみます。

事例問題の問題文は、当然ながら複雑であり、登場人物も多く、それらの各行為もばらばらです。

先ず、答案に必要な項目は、事例分析(事例検討)です。

この項目では、当然に、事例を分析あるいは検討しなければならないのです。

そこで、よく見るNGが、問題文の条件をそのまま繰り返している答案です。

答案によっては、5行以上も延々と問題文の条件が繰り返されています。

この項目、分析や検討をする項目ですよね?

問題文を写すことは、当然ながら分析や検討にはなりませんね。

採点者は、問題冊子を別に持っていますので、わざわざ問題文を書いてあげる必要も無いのです。

また、定義や趣旨を書いている答案も少なからず見ます。

ただ、定義は書く場合もありますので、ケースバイケースとしか言えませんが、多くの場合趣旨は不要です。趣旨を書いてはNGというわけではないのですが、時間とスペースがとられるので、得策ではないという意味です。

事例分析の項目では、項目名の通り、事例を分析をしてください。

例えば、定義に事例をあてはめ、侵害成否、商標などの類比判断、拒絶理由通知の妥当性などを具体的に検討します。大体、5行から6行くらいにまとめるのがベストです。

この項目では、とり得る措置、主張、対応などに言及する必要はありません。これらを問う問題が多いのですが、これらは各論で詳しく検討すれば十分です。事例分析は、コンパクトにまとめ、頭でっかちの答案にならないように注意する必要があります。

各論では、問われている内容(例えば、措置など)を項目として挙げ、その項目の中で、条文に沿って事例をあてはめていきます。このとき、事例問題では、理由付けや文言解釈を落としがちですが、必ず言及します。条文、文言解釈、あてはめ、理由付けの順です。

例えば、

65条第1項の○○(要件)は、●●(文言解釈)と解されるところ、□□(事例の条件)であるため、本要件を満たす。▲▲(理由付け)だからである。

のように、文章を工夫するとよいでしょう。

このように、問われている内容(措置)を全て項目として挙げ、その中で、条文ベースで事例をあてはめていく。その場合にも、文言解釈、理由付けを絶対に落とさない。

これは、ある意味、文章力が必要ですので、普段からコンパクトな文章を書く練習をしておくことも重要です。

事例が複雑になると、頭がパニックになりますが、関係する条文を見つけ、検討できれば、十分です。

答練の場を利用して、訓練するのみです。

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通信講座の隠れた利用法

ライブ講座か?それとも、通信講座か?

今日は、通信講座の隠れた利用法について書いてみます。

受験機関では、多くの場合、ライブ講座か通信講座を選ぶことができます。

ライブ講座と通信講座は、それぞれ特有のメリットがあります。

私の受験時代は、最初、ライブ講座がメインでしたが、だんだんと通信講座に変えるようになりました。

というのは、私の場合、特に受験時代の後半は仕事が大変忙しく、毎週決まった曜日に受験機関に行けないことも多かったからです。

通信講座では、講義が録音されたカセットが郵送されてきますので、好きな時間に勉強することができます。

このため、深夜や早朝の時間があるときに、自分のタイミングで勉強できます。

また、板書ノートも添付されていますので、書く手間と労力も省け、その分、講義のみに集中することができます。

ここまでは、当然のことです。

しかし、通信講座では、送られてきたカセットを倍速で聞くことができるのです。

私は秋葉原まで出向いて、2倍速、3倍速で回せるレコーダを購入し、これをいつも使っていました。

例えば、講義中に講師が黒板に字を書いている時間は全くの無駄ですよね。また、雑談などの時間も無駄です。さらに、自分がすでに理解できているところを詳しく説明している時間なども無駄です。

自分にとって無駄な時間を削っていくと、講義の時間は約7割程度で済むわけです。

私は、出勤する前に、倍速で講義を聴いていました。

よく朝6時にくらいに起きて、2時間講義を1時間20分くらいに短縮して聞いていました。

時間がない私にとっては、効率のよい勉強でした。

なお、アウトプットである答練は、ライブ講座の方がよいかもしれません。

時間を計って他の受験生と共に答案を書いていくという経験は、本試験に通じるものがあり臨場感が出ます。

ライブか通信かを迷ったら、どのように利用すれば効率的かを考えると良いと思います。

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2006年8月24日 (木)

根拠条文の大切さ

弁理士試験の答案を書くにあたってもう一つ重要なことがあります。

それは、根拠条文です。

弁理士試験は条文を問う試験である以上、条文という根拠に基づいて論じていく必要があるからです。

基本問題は、もちろん、応用問題や事例問題でも、根拠条文が非常に重要です。

論点や判例についても、条文でクリアに判断できないところが争点になりますので、根拠条文はその前提となり、同じく重要です。

長い間、答練の添削をしていると、基本問題は根拠条文が書かれているのに、論点問題や判例を問う問題になると、根拠条文が一切登場せず、基本書に記載されている論述のみがそのまま書かれていたりします。

受験生の中には根拠条文を軽視している人がいるようですね。

このような答案は、正しく書かれているのですが、条文を問うという弁理士試験の性格からすれば、不完全答案になります。私が採点者なら、合格点をあげられません。

論点であろうと判例であろと、その議論の前に、問題提起があるはずであり、その問題提起は、条文の文言が必ず関係しています。その指摘をすることなく、本論に入っても説得力が出ません。

また、答案上の根拠条文は、ひとつの理由付けにもなります。

この条文があるから、このような結論になる。まさに、その通りですよね。

そして、条文だけでは判断できない場合に、その条文の趣旨が初めて登場して、趣旨の観点から結論の妥当性を決めていきます。

絶対に、条文の文言→趣旨という順で検討します。

答案には、これでもかというくらいに根拠条文をあげて欲しいくらいです。

ただ、根拠条文の間違った使い方が多いのも現実です。

例えば、利用発明の定義に、利用発明とは、○○をいう(72条)。

72条は、後願の利用発明の実施を制限する条文です。72条のどこにも、利用発明の定義は書かれていません。

別のケースでは、例えば国内優先権の各要件を書いて、根拠条文は、41条とだけ書かれているのも気になります。

41条1項などのように正確に書きたいものです。

このような点にも、細心の注意を払う必要があります。

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2006年8月23日 (水)

必見!合格答案の書き方

前回では、インプットの勉強方法について書きました。

今回は、答案の書き方、つまりアウトプットについて少し書いてみます。

いきなり本題に入りますが、どのような文章が理想的でしょうか?

それは、読み手が読み易い文章ですね。

では、読み易い文章とは?

全体的に短くて、主語と述語とが1対1で対応している文章です。

一文に多くの修飾語が含まれていると、なんとも読み難い。

これは、特許明細書を書く場合も、弁理士試験の答案を書く場合も、同じことです。

一昔前までは、論文試験の解答用紙は、B5サイズの用紙10枚でした。

ところが、平成10年の本試験から現在の解答用紙に変わりました。

このため、答案に記載できる量は昔の約70%程度になりました。

一方で、試験問題も、基本問題ではなく、応用問題や事例問題を問う傾向になりました。

しかし、応用問題や事例問題では、基本問題よりも、問われている情報量(記載すべき量)が多くなることがあります。なのに、答案用紙に記載できる量が少なくなっているのです。

このため、1つの事項(例えば、論点)を説明するために、4行も5行も使っていると、他の内容を書くことができなくなります。実際、答案の添削をしてみると、このような答案が多いことに気づきます。

例えば、答練や本試験の問題の一部で、直前に勉強していた判例が問われていたとします。

このとき、受験生のみなさんは、どのような気持ちになりますか?

よし、できるだけ詳しく書いて、点数を稼ごうという気持ちになりますよね。

ひどいものだと、1ページ全部を1つの論点で使ってしまう答案もあります。

しかし、これをやってしまうと、その時点でNG答案になってしまうのです。

なぜか?

1つの論点に、答案のスペースを多く使うと、他の事項を書くためのスペースが足りなくなるからです。そのため、項目落ちが多くなります。項目落ちが多くなると、加点すべき対象(項目)が減るので、当然に合格答案に至りません。

また、全体の記載量のバランスが崩れてしまい、心証も悪くなります。

このような問題に対処するためには、よく知っている内容ほど記載量を抑えて書く必要があります。

また、記載量を少なくして説得力のある文章を書くためには、どうすればよいか?

それは、キーワードを用いることです。

キーワードは青本や基本書の中に書かれているものですが、そのキーワードだけはそのまま覚える必要があります。例えば、理由付けを書くのに、○○だからである。○○には、キーワードがそのまま入ります。

このように、キーワードを用いると、短くても説得力のある文章が書けます。

特に、1つのことを説明するのに、話しが長くなる人は要注意です。

前回説明した条文の文言の理由付けには、キーワードだけをそのまま覚えてしまうことが有効です。そのキーワードを飾る言葉は、答案では不要なのです。

また、文章の書き方については、普段から意識することが重要です。

可能であれば、自分が書いた文章を友人に見てもらうと、弱点が浮き彫りになります。

受験生のみなさん、一度、検討してみては如何でしょうか?

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2006年8月22日 (火)

条文素読のすすめ

弁理士試験に有効な勉強方法について書いてみます。

前回でも書きましたが、弁理士試験は条文を問う試験です。

このため、常に条文を読む(できれば声に出す)習慣が非常に重要です。

これは受験生に限られず、現役の弁理士にとっても同じことです。

しかし、法令集の特許法第1条から順番に読んでいくだけでは、面白くありませんよね。

そこで、私は、条文に、各要件、その文言解釈、理由付けを覚えさせていました。

もちろん、最初からすらすら言えるわけではないので、基本書などを参照するのですが、最後は必ず条文に戻ってきて、条文の文言と関連付けをして覚えます。

例えば、特許出願の分割についての条文であれば、各要件は全て条文に書かれています。このため、条文を読むときに、この文言は主体的要件、この文言は客体的要件というふうに確認していきます。特に、制度問題では、各要件は全て条文に書かれていますので、このこと自体、特に難しくはないですね。制度問題では各要件の項目落ちは絶対に許されないので、このような勉強方法をとると、択一試験だけでなく、論文試験にも有効になります。一石二鳥です。

次に、文言解釈と理由付けが重要になります。これは、基本書や基本レジュメから拾ってくるしかないのですが、これも条文の文言がベースになりますので、条文の文言と絡めて覚えるようにします。最初は時間がかかり大変なのですが、頭にすらすら浮かぶようになったときには合格しています。

受験ツールとしては、4法が並列して書かれている法令集なんかは、余白部分が大きくて書き込みし易いので、非常に便利です。

私は発明協会の法令集の方が好きだったのでこちらで勉強しましたが、個人の好みでどちらでも結構だと思います。

この勉強方法のメリットは、もう1つあります。

それは、法令集に書き込んで情報を一つにすることにより、学習効率が格段に上がることです。

巷には、いろいろな受験ツールが出回っていますが、ばらばらで使うよりも1冊にまとめた方が記憶に定着し易いからです。

このように、条文に情報を絡めて覚え、条文の素読を繰り返すことにより、効率良く勉強することができます。

特に、勉強方法が確立していない初心者の人は、実践してみては如何でしょうか?

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2006年8月19日 (土)

TOEICの予備校

午前中は、自宅で特許明細書の作成。

また、午後からは、TOEICの授業に出席。

私は池袋にあるエッセンスというTOEIC受験専門学校に在籍しており、毎週土曜日の午後3時から9時頃までは、そこでガリ勉状態。

授業が長時間にわたるので、しんどいですが、集中力がついてきます(笑)。

その学校では、ヒアリング対策は、ネイティブ講師の英語のみによるレッスンであり、英語に対する違和感を取り除いてくれます。また、リーディング対策は、なんとTOEIC990点の日本人講師によるレッスンです。レッスンの形式は、TOEIC試験の類似問題を制限時間内で解き、それに対して解説していくというパターン。

弁理士試験の受験機関とは、雰囲気がだいぶ違っており、こちらも結構楽しいです。

社会人になって、このように勉強できることに幸せを感じたりしてます。

今日は、レッスン以外にも、単語・イディオムのインプット、新・基本英文700選の暗記、英文法、TOEIC対策のキム本などを勉強しました(満足)。

そして、今日は、これから、特許明細書作成の続きです。

やはりこの仕事が一番楽しく、気が付いたら夜明けということもあります。

明日は事務所に出る予定なので、夜更かしは厳禁ですが、この調子でかんばります!

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受験テクニック!

今朝、自宅のチャイムの音で目が覚めました。

郵便屋さんからです。

なにかなぁと思って対応すると、LEC(東京リーガルマインド)からの封筒でした。

添削の依頼です。

私は、2001年の合格時から現在まで、LECの添削講師をしています。

独立当時は、唯一の収入源であったこの仕事も、今では日課になっています。

微力ながら、添削を通して、受験生を応援したいと思っています。

ここで、受験生が陥り易いミスの一つについて説明します。

先ず、押えておきたいのは、弁理士試験は、条文を問う試験であることです。

これは択一、論文、口述、全てに言えることです。

最近(平成10年以降)では、問題文も長くなり、いわゆる応用問題が多くなりまた。

何か難しい知識が問われているようにも見えます。

しかし、パニックになり、いきなり論点に走ったり、論拠の無いことを勝手に書いてしまえば、また来年という結果になります。

基本問題であろうと、応用問題であろうと、事例問題であろうと、

問われていることは条文だけなんです。

与えられた問題を条文を使っていかにさばいていけるか。

これが揺るがない限り、的外れな答案になることはありません。

では、条文を使いこなすためには、どうすればよいか?

それは、条文の趣旨、要件、文言解釈、理由付けを全て頭に入れておくことです。よく言われていることですが、これがめちゃめちゃ重要。この点、基本レジュメを用いると、覚え易くなります。この作業は、受験機関の入門講座や基礎講座だけで十分だと思います。

上記作業にかける労力は、弁理士試験全体の80%以上を占めることになると思っています(選択科目は除外しています)。

答案の書き方は、別の章で説明しますが、弁理士試験では、青本や基本書を使って、上記内容を徹底的(正確)に頭に入れることが合格の早道です。

地道な作業で敬遠されがちですが、もう一度確認してみてはいかがでしょうか?

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2006年8月18日 (金)

大ショック(涙)!

本日、7/23(日)に行われた前回のTOEICの結果がようやく帰ってきました。

ワクワク、ドキドキしながら、開封すると、予想よりもかなり下のスコア。

えー、ほんまかいな。大、大、大ショック!

もう一度、封筒の氏名を確めるほどでした。

まぁ、そんなに英語の実力もないので、こんなもんかと思いたいところでしたが、なんとも空しい限り。

準備期間1ヶ月で、34才にして初めてチャレンジしたTOEICでしたが、こんなの言い訳になりません。

もっと、もっと、英語力を付ける必要があります。

それにしても、TOEICという試験は、独特の出題傾向があるので、対策するかしないかで、英語力が同じでも、スコアに差が出るようです。

私のレベルだと、100点前後は違ってくるそうです。

例えば、リスニングはパートⅠからパートⅣまでありますが、パートⅠでは写真描写の問題なので、写真に人が出てくると主語と動詞に注意しろとか、景色の写真だと形容詞に注意しろとか、いろいろあるようです。パートⅡでは、疑問詞だけを聞き取ればできる問題も多くあるようです。このように、リスニング、リーディングそれぞれの部で、コツがあるようです。

私は、真の英語力を付けるために勉強しているのであって、TOEICのスコアにこだわるつもりはありませんが、やはり、スコアで評価される以上、高スコアを目指したいものですね。

このため、次回以降は、TOEICの対策もきっちりするつもりです。

そんなわけで、TOEIC研究の第一人者と言われている韓国のキム・デギュン氏の「新TOEICテスト 一発で正解がわかる」という本を購入し、研究しています。

キム氏は、TOEICを連続70回受験したというツワモノで、細部にわたりよく研究されています。マークシート式のテストですが、A、B、C、Dの正答率まで計算し尽くしているという念の入れよう。頭が下がります。

TOEIC対策はキム氏の本にかけるつもりですが、基本書でさらに英語力をつけて、次回(9月24日)にまたチャンレンジです。

この結果、また、ご連絡します。

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2006年8月16日 (水)

必見!独立辞典(不動産編)

お盆最後の日。

本日も自宅で特許明細書書きに没頭。

昨日書き始めた明細書が完成したため、明日一番にクライアントに送信しよう。

自宅での仕事は今日までであり、明日から通常通り、事務所に出所。

お盆中は、チェック出しなど特に用事が無い限り、自宅で仕事をしていた。

ただ、本日は、コスモテック特許情報システムから事務所に電話があったようだ。

自宅で仕事をしていると、事務所の電話番から私の携帯に着信あり。

先日、お願いしていたターミナルアダプタ(TA)が決定したようだ。

お盆中なのに、仕事が速いなぁ。本当に感謝します。

コスモさんに選んでもらったTAは、今週末か来週初めに事務所に納品とのこと。

早急な対応に頭が下がります。これでひと安心。

さて、本日は、タイトルにあるように弁理士の独立事情について、私の体験談(失敗した点、成功した点)を交えて書くことにします。このテーマは、今後も書き続けていく予定。私は人に偉そうなことが言えるほどの人間ではないのですが、以下、経験談を述べます。良ければ、参考にしてください。

先ず、不動産。

弁理士が独立するときに、事務所選びが問題になります。

どこに事務所を構えるかについては、自宅の一部を事務所(以下、自宅事務所という)とする場合、自宅とは別に事務所(以下、賃貸事務所という)を借りる場合、があります。

自宅事務所のメリットは、何と言ってもコストが少なくて済むこと。

今住んでいる部屋の一部を事務所仕様にすればよい。

PCを置き、お客様用のテーブル又はソファを購入すれば、一応、体裁が整います。

事務所を賃貸すると、賃料の他に、権利金(自宅の敷金に相当、物件によっては200万円以上もする)が必要になりますが、これらの費用がないことは、独立当初の不安地獄から少し開放されることになります。この意味では、ある程度、不安も取り除くことができます。

しかし、自宅事務所は、デメリットが多すぎることも、これまた事実のようです。

先ず、クライアントになってもらうために、会社に営業すると、先方が事務所を見に来ることがあります。こちらがどのような環境で仕事しているのかを知るためです。

そのとき、自宅事務所だと、どう思うか?

何ともうけが悪い。

それはなぜか?

会社は組織であるので、取引相手も会社(あるいは組織)を好みます。

自宅事務所では会社というイメージからほど遠く感じられ(個人だと強調しているようなもの)、本気で相手にしてくれない。

特に、大きな会社になればなるほど、こちらも組織がベスト。

弁理士事務所は、2人以上の弁理士がいることを条件に特許業務法人の設立が認められており、最近、その数も増えています。業務法人にしなくても、最低限、弁理士2人以上という体制でのぞみたい。因みに、私の事務所では、弁理士は私一人なので、この点は課題となっています。

また、自宅事務所から出発して、運良く、事業が順調に進むと、所員やアルバイトが必要になります。

ところが、スタッフを増員させると、自宅が賃貸の場合、契約違反になることがあります。

特に、マンションなどの場合には、いつも一人だったのが、スタッフの出入りが加わり、近所からクレームがくることも考えられます(変な宗教団体ではないのですが)。

さらに、一番大きな問題があります。

それは、独立開業することに対して本気になりきれていないこと。

自宅事務所だと開業するときに資金的なリスクが軽減されるため、敷居が低くなりますが、このことは、後戻りできるという逃げ道をつくっていることを意味します。

人間、死に物狂いでやらないと、何も成功しない。

実際、私も、独立当初は潜在失業者?の時期がありました。

特に、独立当初の時期は、廃業の危機もちらつくことがありますが、できることを死に物狂いでかんばるしかないのです。

資金的なことも大切ですが、ここは思い切って事務所を借りることを強く勧めます。

次に、事務所を借りるとなると、その場所が問題になります。

当然に、都心は賃料が高く、郊外は安い。

都心が良いか、郊外が良いかは別として、

一つだけ断言できることがあります。

それは、駅から近い場所にあることです。

クライアントが打ち合わせで来所することもありますが、事務所が駅から遠いと不便をかけることになります。仕事を持ってきてくれる人が来やすい場所にあることが大前提。

最低でも駅から徒歩5分以内、できれば徒歩3分以内の場所。

次に、都心か郊外かについて。

インターネットが発達し、特許庁に対してもオンラインで手続きが可能になると、特許庁の近くに事務所を構える必要は全くありません。

ここで、特許庁近辺の虎ノ門、新橋、溜池山王は、家賃がかなり高めになっています。

私も、当初はその辺に事務所を構えようと不動産屋を訪れましたが、いいなぁと思う物件は全て予算オーバー。

予算内の物件は、私の年齢と同じくらいかそれ以上のねんきもの。

それで、場所を変えて、今の事務所がある新宿にしました。

新宿駅は、最大のターミナル駅になっており、各方面にアクセスが便利だからです。

新宿1丁目から6丁目まで(西新宿は入っていません)のうち、2丁目、3丁目、4丁目あたりが最も高いです。1丁目や6丁目は、駅から少し歩くため、意外と弱気です(これらは、私が独立する直前(2002年の11月時点)の感想なので注意ください。

当時の相場は、築10年から15年の物件で、17,000円/坪くらいでした。

今は地価が上昇しており、つい最近になってオーナー様から賃料値上げの交渉が来ました(泣)。

あと、渋谷、青山あたりは、当時も今もかなり強気です。

ただ、池袋は、都会のわりに意外と安いなぁと感じました。

次に、事務所の広さです。

一人だけで開業する場合、10坪から15坪あれば、十分です。

事業が成功し、広くなることを見越して初めから広めの事務所を借りる人もいますが、広いと坪数が増えるので、当然に賃料が高くなります。

コネなし、金なしの状態で独立した私のような場合は、リスク大です。

小さくスタートし、必要に応じて広い事務所に移転するのがベストです。

因みに、私は最初から約15坪の事務所を借りましたが、狭いという理由で移転する予定は今のところありません(悲)。

なお、あまり古い事務所は、避けた方がよいかも知れません。

IT対応や電気容量制限(最低限、40~50Aは必要)の問題があるからです。

今日はここまでにしますが、

ここまでのポイントは、

①自宅事務所ではなく、自宅とは別の事務所を借りること。

②都心、郊外でもよいが、駅から近い(できれば、徒歩3分以内)こと。

③小さい事務所からスタートすること。

このようなノウハウは、今後とも書いていきます。

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