2020年2月27日 (木)

パンデミック

今日は都心に用事があり、出かけましたが、

意外と人が少ないです。

地下鉄やJR、東京駅なんてかなり空いていました。

コロナウイルスの感染抑制で、休みになっていたり、休講になっていたり、が多いのかもしれません。

東京は、感染者だらけだと思います。

千葉もかなりの閉園や営業自粛を聞きます。

横浜も人が多いため、これから急増しそうな展開です。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という日本人らしく、ノーマスクで出歩く人も多いです。

満員電車では一発で感染しそうで怖いです。

4月末まではかなりの人の感染が判明していると思います。

ウイルスの再燃化も特徴のひとつだそうで、長引く覚悟が必要です。

| | コメント (0)

特許事務所勤務時代

 

弁理士の梅澤先生がブログで面白い記事を書かれています。

http://patintl.hatenablog.com/

 

特許事務所での教育ですが、丁寧に教える先輩と、怒号が飛び交う先輩の2種類が存在するとのこと。

 

私が特許事務所に勤務している時代は、

丁寧に教えて頂ける先輩と、

優しくも・怖くもしないですが、ひたすらダメ出しのみをするだけの先輩、

の2パターンでした。

 

優しい先輩は、一番良いです。人間ですから。

だからといって甘えることはしませんが。

 

ひたすらダメ出しのみをする先輩は、忍耐力が付きますが、このような昔のやり方は科学的ではありません。

もっと賢い方法があるだろうと。

 

それでは、私の勤務時代はバラ色かといえばそうではありません。

やはり仕事は厳しいですし、納期もあります。

最も厄介なのは、ノルマです。ノルマ地獄でした。

酷い時は約2週間、帰宅できず。私は事務所のソファーで寝てコンビニで朝食を買って仕事の繰り返し。

当時は近くに銭湯がなく、2週間風呂なしで、ビルの水洗設備で頭洗ったり、タオルで身体を拭いたりしていました。

当時独り暮らしのため、新聞止めるの忘れていて、大変でした。

ちゃんと残業代は出ましたが、そんな経験も平気だった20代半ば。

ちなみに、そのときの私の実家は千葉習志野です。夜12時に最終電車が出るので間に合いませんでした。

 

私、これまで親には言えない修羅場を子供の頃から数多く経験してきています。

私は不良ではありませんでしたけど、生まれた環境(滋賀の田舎)は、ちょうど一学年上が不良の巣窟世代で、日々警官がうろつき、隣の中学校の生徒と抗争を繰り返すような地域。

当時小学生の私は、身体が大きかったため(小学6年で160㎝以上、60キロ以上)、そのような不良の先輩に目をつけられたりしました。

相手は一学年上の先輩だから、礼儀を整え、逆らうことはあまりしませんでしたが、恒例の相撲遊びというしごきがあり、その場で小学生をよく泣かしている中一の生徒がいたのです。その先輩に「おい、ともひろ(私の名前)!、土俵に上がれ。思いっきりぶつかってこい」と言われたので、先輩に頭から思いっきりぶつかっていったところ、頭突きが入って、先輩が土俵の外に転がり落ち、頭を切って、そのまま病院に直行ということになりました。私は小学校からラグビーをしていたので、小学生の中では当たりは強烈だったと思いますが、相撲の手抜きすると先輩の鉄拳が飛んで来るので無我夢中です。私としては思いっきりぶつかって来いと言われたので従ったまでです。先輩に俺を全力で殴れと命令されたら、先輩を全力で殴るような、ちょっとヤバい生徒だった。それからこの先輩に一目置かれるようになりました。昔は一戦交えて、仲良くなるような間柄が多かったような気がします。でも当時は、集団いじめは無かったですし、卑怯ないじめもなかったです。

そのような環境で生きていくためには、自分が強くなることがとても重要で、誰も助けてくれません。キレるとスコップやレンガをもって走ってくるような奴らがいるなかで、身を守るのは護身術しかないのです。

 

こういう経験は、やはり重要だと思うんですよね。

中学一年の終わりまではオール2の成績でしたが、母親からテストで100点取れば、ファミコンのカセットを勝ってあげると言われて、中一の終わりからヤンチャから勉強に切り替えたのです。当時は頭空っぽでしたから勉強がとても楽しくて仕方がなく、成績も急上昇してすぐに学年で20番以内(450人中)に入りました。親からも喜ばれるし、ファミコン勝って貰えるし、成績は上がるし、それにとても楽なんですね。めっちゃ気分良いし。

 

それから武から文に切り替えて、進学高校(滋賀県立守山高校)に合格しながらも、また挫折でした。高校英語が全くできなかった記憶があります。それから2年浪人後、大学に入り、大学卒業後は勉強好きから弁理士試験合格、今は研究好きになっていますが、武と文のマインドを持つことはとても重要です。

 

特許事務所の教育なんて、腹の立つ人がいるだけで、修羅場は少ないと思います。

私は修羅場で生き抜いた方とは同じ匂いがする分、仲良くなりやすいです。長年、私のクライアントの一人もアメリカで生活していた時に額にピストルを突き付けられた修羅場経験のある方がいます。今は特許をとり、自分でビジネスされている立派な方です。その方も今でも私を慕ってくれています。

 

男も女も、やんちゃな人は商売で成功しやすいという印象を受けます。

先ずは、勇気と行動力。

 

特許業界もそれに尽きると思います。

独立する人は、後先考えずに、独立する。走りながら修正するというスタンスが良い。

理不尽にも邪魔する輩がいれば、なぎ倒してでも、そのうえを土足で乗り越えていくような突進が重要だ。

 

また信頼していた人に後ろから槍を投げられたりすると、半端ない怒りが倍増するタイプかもしれません。

その正義感とエネルギーも起業には有効です。

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2020年2月26日 (水)

明日、弁護士と打ち合わせ

明日、弁護士と打ち合わせがあります。

新・丸の内ビルに感染者が出たということで、やっぱりなという感じです。

私も身体は頑丈ですが、用心します。

日本では、コロナ感染者が街にたくさんいると思います。

まさにウォーキング・デッド。

全国の催し物はすべて中止にすべきです。

ところで、知財系訴訟の大御所・三村元判事は、NHKの代理人として、立花孝志氏と裁判しているようですね。

NHKからの弁護士報酬は桁違いだと思いますが、知財でも一般民事でも、元判事や元検事の大物弁護士が好きなんだな、NHKさん。


でもそんな簡単に訴えなんて認められないんだよ、日本は。

| | コメント (0)

【手続きの流れから見る】審決取消訴訟の逆転パターン


最近の審決取消訴訟の判決を追っていますが、

特許無効審判請求⇒訂正請求⇒審決の予告⇒訂正請求⇒結審通知⇒無効審判の棄却審決⇒審決取消訴訟の提起…


という流れでは、

審決取消訴訟で、審決を取り消す判決が出されているケースが多々あります。


内容を吟味せず、手続の流れのパターンのみからの考察です。

このことから、特許無効審判ではスパッと勝たないと、審決取消訴訟では不利になることが多いようです。


無効審判で一転・二転するということは、争点もそれだけ多くなっていることから、弁論のロジックが通り難いこともあります。


無効審判請求人側から見れば、無効審判で審決の予告が出された後、被請求人の訂正請求により、結審通知を経て棄却審決に至るケースでは、審決取消訴訟を提起する価値ありとして、よく検討することが重要だといえます。

| | コメント (0)

2020年2月24日 (月)

本人訴訟か代理人訴訟か

最近の弁護士白書では、

訴訟当事者が本人で訴訟手続を遂行する場合の本人訴訟と、弁護士等を代理人として訴訟手続を遂行する場合の代理人訴訟のうち、

代理人訴訟の占める割合が多いというデータが載っていました。

民亊の極少額訴訟では、本人訴訟は依然として多いのですが、

特に代理人訴訟の割合が多い分野としては、医療訴訟、労働法に関する訴訟、建築物瑕疵に関する訴訟、税務訴訟、そして知財訴訟です。

専門性の高い分野については代理人の委任も必要不可欠なことはわかりますが、

債権・債務に起因した民亊は、昔から本人訴訟が多く占めるような事情があるようです。


それが、上記弁護士白書によれば、本人訴訟よりも、弁護士を代理人として委任するケースが多くなっていること。

この背景は、弁護士の増加により弁護士報酬が安くなっていることが原因の一つかもしれません。


私の個人的意見として、本人訴訟はおススメしません。

理由は、時間的・精神的な負担が発生するということと、当事者である自分の対応に関し常に冷静な判断が必要になることからです。

やはり自分のこと故、相手方に腹が立つことが多いとも考えられるので、感情的な面が出ると、裁判所の心証形成には不利に作用することになります。


どのような訴訟でも、弁護士は訴訟のプロですから、日頃から仲の良い信頼できる弁護士に委任することが良いでしょう。

訴訟経験や判例研究を積んでくると、勝ち筋か負け筋かがわかります。

和解に至っても、勝訴に近い和解と敗訴に近い和解がある。

どこまでの主張が認められて、それ以上は認められないかも想像がつきます。

そうなると、訴訟することによる費用対効果の計算も出来そうです。


これらの判断ができるのは、訴訟慣れした本人か弁護士くらいです。


その判断を仰ぐだけでも、弁護士を代理人にお願いすることは賢明であると考えています。

| | コメント (0)

裁判所法廷の位置

これまで数えきれないくらい裁判所に行っているが、未だに裁判所内で迷うことが多々ある。

特に以下の二点。

①法廷の場所

➁出口(打ち合わせスペース)の場所


裁判所はシンメトリのような内装構造になっており、通路を挟んでエレベータが相対している構造である。

エレベータから降りたフロアで自分の位置を正確に把握しないと、左右逆の方向に進むことになる。

同じフロアならまだ良いが、別のフロアで別のエレベータに乗車すると略迷ったり、前回期日時の記憶が邪魔をして反対方向に歩くことになるようだ。


法廷での弁論が終わり、裁判所1階に降りた時も同じである。

シンメトリ構造であるため、前の記憶も邪魔をして、出口を迷うことになる。

出口に行かず、弁護士と協議するための裁判所1階の打ち合わせスペースに行くときも同じである。

弁護士でさえも、私と一緒に話ながら歩くと、打ち合わせスペースとは正反対の位置を目指すことに気づかないことも多い。

出口の間違いは途中で気づくことが多いが、打ち合わせスペースについては端から端、また反対方向に向かって長い廊下を歩きなおす羽目になる。依頼人が同行している場合には、少し気まずい気持ちになる。


なお、裁判所の打ち合わせスペースの利用時間は午後5時まで、午後5時で職員や警備員が呼びに来ます。


おそらく一生、裁判所内では迷うことになると思うが、これもまた仕事のうちと納得することになりそうだ。

| | コメント (0)

2020年2月23日 (日)

弁理士による中小企業支援の内容


弁理士の業務は、主として出願・権利化ですが、それ以外の業務で何があるかについてあげてみます。
ここでは、中小製造企業を支援する顧問弁理士の立場を前提とします。

・先行技術調査、他社出願動向調査
 顧問先で権利化する際にどれくらいの期待度をもって調査するか
 他社の技術開発の先読み
 他社特許との抵触回避、情報提供、他社の特許侵害のチェック

・顧問先発明者との発明相談・発明発掘
 顧問先発明者と定期的に技術相談を行い、発明の発掘協議
 いきなり発明はありますか?と発明者に質問すれば、『ない』と返答されるので、最近の設計業務の変更箇所や取引先からのクレーム内容に合わせた設計変更、ビジネスモデル変更等を詳しくヒアリングして、発明を発掘します

・顧問先生産工場の見学
 顧問先の生産工場で常に機械や装置を実際に見て、改良点や工夫点を現場の生産技術者等からヒアリングします。
 このとき技術的問題点をヒアリングできれば、改良設計のテーマになります。
 私はここが一番楽しみです。

・顧問先職務発明規程の構築支援
 中小企業では職務発明規程がないところが多いため、顧問先事情に合致した規程を作成します。契約書のひな型をコピーするのではなく、顧問先の事情に特化した内容に作り変えます。特に発明者に対する『相当の利益』については顧問先の内情に大きく関係する条項になり、ここをどのように策定するのか、弁理士の力量が問われます。

・顧問先の採用支援
 特に地方の中小企業は人材不足です。これをどのように解決するのか、もし弁理士がこの分野に長けているのなら、とても大きなアピールポイントになります。人材採用コンサルタントとして活躍できるでしょう。中小企業にとっては良い人材確保のニーズが上位を占めます。

・顧問先の従業員トラブル解決支援
 顧問先の従業員で悩みを抱えている人や精神的にダメージを追っている人、モチベーションが下がっている人、人の悩みは尽きません。労働コンサルタントやカウンセリング等で第三者が介入することで状況が変わることもあります。第三者だから素直に言える、第三者だから経営者にはっきり報告することができるというのがアピール・ポイントになります。弁理士業務とは関係がありませんが、発明発掘等で発明者と仲良くできていれば、心が開くということもあります。

・資金繰り支援
 特にスタートアップ起業の場合、資金繰りが厳しい状況にある企業がとても多いのです。これも弁理士業務とは関係がありませんが、資金繰りのために銀行等に提出する事業計画書等の作成支援を行うことができれば、とても魅力的です。

・マーケティング・販売チャネルの開拓支援
 これも弁理士業務に限ったことではありませんが、マーケティングや販売チャネルの開拓の経験があれば、顧問先の売り上げに直結します。
 知財の出願業務の資金も回収できます。


以上ですが、他にも無限にあると思います。

私は、現在、最適な職場労働環境を構築するための研究や社労士資格の取得に向けて頑張っている状況です。
労働法も完璧に理解して活用しながら、会社の決まり事や従業員の行動レベルからも見直す必要があり、どれも一般化することはできません。
弁理士業務とは直接関係のない業務でも、多くの課題解決のニーズがあります。

| | コメント (0)

2020年2月22日 (土)

特許庁と裁判所では正反対のマインドに徹する

以下はフィクションのストーリですが、私が注意したい論点をあてはめてみます。


発明者兼特許出願人にありがちなことかもしれませんが、

特許庁の面談では、特許査定に向けて審査官や審判官と議論バトルすることがあります。

このとき、発明者が同行することも少なくありませんが、似たような引用発明に対して技術的に優位な点を主張していき、なんとか特許査定にすることを試みます。

これは当然の流れであり、自分の発明は唯一無二の発明で、社会に貢献する度合いが高いことを自信をもって主張することは至極当然のことです。

ここのステージでは、発明者と弁理士のマインド・ベクトルは同じです。

そして、念願の特許査定が降り、特許の設定登録がなされます。


その後、他社が類似の技術を開発して販売していたところを偶然に発見し、特許権侵害訴訟を提起する運びになりました。

ここで注意すべきことは、被告製品(イ号製品)に対して本件特許が技術的な効果が顕著に高く、効果も優れていると主張することです。

発明者の心理からは、自分の特許は被告製品よりも優れているということを意気揚々と主張したいのでしょうが、これを裁判所で主張すれば、被告製品が技術的範囲に属せず、非侵害と認定される方向に進むということ。


なるほど特許権者の特許は被告製品よりも格段に優れているということですね、それなら当然、あなたの特許と被告製品は別発明になりますよね?

という心証が形成されてもおかしくありません。

特許権者である発明者は自分の発明ないし特許が素晴らしい、こんな素晴らしい特許を模倣するなんて許さない、と言いたいのでしょうが、裁判所は、それなら別発明という認識にします、という流れになることは、容易に想像がつきます。

このとき弁理士や弁護士は、弁解したいけれども、発明者が上記のように暴走すると、その場の雰囲気から、敗訴の文字がちらつくのです。

あーーー、終わったと。

はい、そうです、裁判所での主張は、発明者と弁理士・弁護士のマインド・ベクトルが正反対になるんです。

裁判所においては、本件特許が被告製品に対して特別視してもらっては困る場なのです。


特に裁判所で発明者が議論に参加する場合には、発明者と弁理士・弁護士が主張の方向付けを打ち合わせしておく必要があります。


裁判所での特許権侵害訴訟と特許庁での特許無効審判が同時に係属した場合では、もっと複雑な心理状況になると思います。

一方で同じ・似ている、他方で顕著に相違する、ということを平然と主張ないし反論していきます。

もちろん主張・反論の根拠やロジックが重要なのは言うまでもありませんが、主張の方向性を間違えると、努力が無に帰します。


そういう意味では、訴訟当事者は、原告も被告も、二枚舌役者になりきる必要があります。

| | コメント (0)

本日の出来事


今日は、土曜日ということで特許翻訳の予習の上、サン・フレアに行ったら、なんと私の講座だけが休講でした。

手帳を見るのを忘れていたのですが、課題の準備がパーフェクトに近く、行く気満々だったのです。

仕方ないので、新宿2丁目まで徒歩で戻り、事務所で仕事していました。


中小企業の顧問先から社内で職務発明制度を創るということで、職務発明規程の案を作成していました。

当該顧問先の事情を考慮したうえで、予め必要となる条項を起案していきます。

多くの判例が出でいるため、従業員とのトラブル防止は当然のこと、従業員のモチベーションを高めていくような内容が求められます。

多くの契約書や職務発明の専門書や経産省の情報を参考にしながら、オリジナルなものが出来上がりました。


従業員や対外との間でトラブルになれば、訴訟に発展することがあり、その場合には顧問弁護士と共に活躍することになります。

訴訟は好ましくはありませんが、法律家としては、ある程度、喧嘩慣れしておくことも必要ですからね。


そうならないような職務発明規程や契約書の起案のためには、予防法務的な立場が求められることは当然のことです。


あとはクレーマー対策についても研究しており、こちらはあまりに酷い要求があれば、訴訟・反訴等で対応していく必要があります。


| | コメント (0)

2020年2月19日 (水)

翻訳業界の続き…

翻訳は特許翻訳だけではなく、技術翻訳や論文等の翻訳もあります。

弊所は土木学会の論文の翻訳(日本語⇒英語)をかなりの件数、受任しています。

特許翻訳とは決まり事が異なりますが、両方に言えることは原文を正しく理解する必要があること。

原文を正しく理解するためには、原文を書いている筆者が正しい文章を記載しなければなりません。

学会論文はまだ良いのですが(その代わり、学会特有の難しさのため理解が困難)、また特許明細書に関しては解読不可能な文章になっていることが少なくなく、この場合、技術知識で自分の理解を埋め合わせていく必要がありますね。


それはさておき、サン・フレアの実績を参考にして、翻訳の対象をみていくと、

ジャンル別では、

・特許を含む知財関連

・技術翻訳

・法律文書の翻訳

・論文翻訳

があり、圧倒的多数は、やはり知財関連。


分野別では、

・機械・電気分野

・IT分野

・医薬・バイオ分野

このうち、ジャンルを問わず、IT分野が最も翻訳ニーズがある分野だと思います。
IT分野は、機械分野のような三次元の動作を頭の中で創造する必要がないため、医薬・バイオ分野のような特殊な知識をもつ必要もないため、文科系の翻訳者の登竜門といわれています。初心者は、先ずIT分野から翻訳業務を始めると良いと思います。

ただし、単価については、医薬・バイオ分野がダントツに高単価です。


次に、言語ですが、

英語ができるという前提があります。

その他の言語は、中国語が増加しているようです。


特に、日本語から英語、日本語から中国語に翻訳できるスキルを持つ翻訳者が不足しています。

ただ、特許の分野では、外内案件は、英語から日本語への翻訳として逐語訳が要求されることが多く、その場合、原文に対応する単語をあてはめると変な日本語になったりしますので、フラストレーションがたまるかもしれません。

逆に、内外案件は、ミラートランスレーションといって、意味が変わらないように(原文の内容に忠実となるように)最適な単語や表現を用いて英訳していきます。変な日本語の文章で記載されている場合、最適となるような英語表現を自分で作っていきます。この作業が結構面白くて、翻訳家としてのやりがいを感じることができるのではないでしょうか。


単価は、日本語から英語(その他の外国語)の方が圧倒的に高単価ですし、翻訳業のニーズがとても高いと思います。

いずれにせよ、翻訳家は、皆さま、翻訳作業で物凄い神経を使いながら、日々厳しい修行を積み、業務に精進されています。

翻訳者に翻訳を依頼する場合には、翻訳の納期と単価についてシビアな条件を求めないことが、良質な翻訳が仕上がる近道です。

私も翻訳を依頼する場合には、そのことを十二分に考え、依頼するようにしています。

翻訳家や翻訳業が十分に報われるようご配慮をお願いします。


| | コメント (0)

より以前の記事一覧