12月1日は、授業とJAIST説明会で終日JAISTにいた。
授業は敷田先生の観光地域サービス論であり、とても楽しい授業となった。
先生のお人柄の良さが授業に反映されていて、観光に関する知識を増やすことができた。
さらに嬉しいことに、15時30分頃に授業が終わり、その後は、JAIST説明会に現役の学生の声として参加した。
多くの方が説明会に来られていた。
平均年齢は35~38歳くらいかな…
女性も数人。
こういう説明会では美味しい話をするのだけれど、
今年はそんな簡単に入学させないぞ!というメッセージも込められていたようだ。
その理由は、多分ドロップアウト率が高いということだろう。
おそらく修士では6割~7割前後は修了を得ずに退学していると思う。
もっとも、退学する学生が多いのは、学生だけの問題なのだろうか?
研究室の先生が、学生に研究を指導する力量がないのかもしれない。
事実として、非常に中退者が多い大学院である。
仕事や転職、ご両親の介護等、多くの事情があるにせよ、
私は安易にJAISTをすすめるつもりはない。
しんどさは肌で感じているので、余程の情熱がなければ後悔することになろう。
インタビュー形式で回答したが、
その辺のニュアンスをうまく伝えることはできなかった。
良い点ばかりに注目して、希望者に媚びたような回答をした自分に後悔している。
やはり社会人たる者、大学院ではなく、仕事が最優先である。
仕事がイマイチで大学院を優先させていては、単なるダメ人間、社会の落ちこぼれになるのだ。
先ずは自分でしっかり稼ぐだけの力量をつけること。
論文なんて時間があれば誰でも書けるので、
企業に雇用されるのではなく、
自身でマネジメントをして、社会に貢献すること。
今の時代、この能力がとても重要である。
これが、
JAISTに入学を希望する者に対する私の回答としたい。
それにしても、JAISTに来る社会人は、良くも悪くも、(私を含め)変わった人が多いと言うのが私の感想。
換言すれば、
より個性があるということであり、その個性のうまく活かす方法を習得できれば現在抱いている課題解決に大きなヒントになると思う。
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