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2006年8月23日 (水)

必見!合格答案の書き方

前回では、インプットの勉強方法について書きました。

今回は、答案の書き方、つまりアウトプットについて少し書いてみます。

いきなり本題に入りますが、どのような文章が理想的でしょうか?

それは、読み手が読み易い文章ですね。

では、読み易い文章とは?

全体的に短くて、主語と述語とが1対1で対応している文章です。

一文に多くの修飾語が含まれていると、なんとも読み難い。

これは、特許明細書を書く場合も、弁理士試験の答案を書く場合も、同じことです。

一昔前までは、論文試験の解答用紙は、B5サイズの用紙10枚でした。

ところが、平成10年の本試験から現在の解答用紙に変わりました。

このため、答案に記載できる量は昔の約70%程度になりました。

一方で、試験問題も、基本問題ではなく、応用問題や事例問題を問う傾向になりました。

しかし、応用問題や事例問題では、基本問題よりも、問われている情報量(記載すべき量)が多くなることがあります。なのに、答案用紙に記載できる量が少なくなっているのです。

このため、1つの事項(例えば、論点)を説明するために、4行も5行も使っていると、他の内容を書くことができなくなります。実際、答案の添削をしてみると、このような答案が多いことに気づきます。

例えば、答練や本試験の問題の一部で、直前に勉強していた判例が問われていたとします。

このとき、受験生のみなさんは、どのような気持ちになりますか?

よし、できるだけ詳しく書いて、点数を稼ごうという気持ちになりますよね。

ひどいものだと、1ページ全部を1つの論点で使ってしまう答案もあります。

しかし、これをやってしまうと、その時点でNG答案になってしまうのです。

なぜか?

1つの論点に、答案のスペースを多く使うと、他の事項を書くためのスペースが足りなくなるからです。そのため、項目落ちが多くなります。項目落ちが多くなると、加点すべき対象(項目)が減るので、当然に合格答案に至りません。

また、全体の記載量のバランスが崩れてしまい、心証も悪くなります。

このような問題に対処するためには、よく知っている内容ほど記載量を抑えて書く必要があります。

また、記載量を少なくして説得力のある文章を書くためには、どうすればよいか?

それは、キーワードを用いることです。

キーワードは青本や基本書の中に書かれているものですが、そのキーワードだけはそのまま覚える必要があります。例えば、理由付けを書くのに、○○だからである。○○には、キーワードがそのまま入ります。

このように、キーワードを用いると、短くても説得力のある文章が書けます。

特に、1つのことを説明するのに、話しが長くなる人は要注意です。

前回説明した条文の文言の理由付けには、キーワードだけをそのまま覚えてしまうことが有効です。そのキーワードを飾る言葉は、答案では不要なのです。

また、文章の書き方については、普段から意識することが重要です。

可能であれば、自分が書いた文章を友人に見てもらうと、弱点が浮き彫りになります。

受験生のみなさん、一度、検討してみては如何でしょうか?

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