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2013年8月21日 (水)

審判官からの電話

特許で拒絶査定になると、審判を請求します。

5年~10年の前では、審判とはいかにも閉鎖的で、冷たく、厳しいというイメージでした。

審査の延長上に位置するため、身内の審査官に甘く、出願人に対しては冷酷というような思い込みをしていました。

しかし、最近は、随分と、ユーザーフレンドリーになりました。

例えば、審判段階では、審尋通知がされます。

これに対して、回答書を提出すると、

その回答書の内容を十分に考慮して頂けます。

そして、ほとんどの案件については、審判官からお電話を頂けます。

内容は、もちろん、合議体の判断結果の連絡です。

が、

あわせて、拒絶が維持されそうなケースでは、

補正の落とし所を提案して頂けます。

これって、その提案に納得するか否かは別として、出願人や代理人にとってかなり有難い対応なんですね。

従来では、合議体の判断でダメなら、

いつの間にか、結審通知→拒絶審決でしたが、

現在、その途中に審尋がされ、回答書の提出の機会が与えられます。

ちゃんとした回答書を提出すれば、考慮して頂けるので、回答書は絶対に提出するべきだと思います。

拒絶査定不服審判、高価だけど、ハードルが下がりませんか?

審査段階の空けクレーム(拒絶理由のない請求項)の狭い権利で妥協するよりは、審判段階に突入しても、自らの主張を貫くことは重要です。

特許を取得することが目的ではなく、

特許の取得により得られる効果が目的のはずですから。

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