ご相談を希望された独立志向の弁理士の方へ
今までメール等にて、
独立した様々な若手弁理士から、相談のご依頼を頂いてきました。
私のブログやホームページをご覧になっている方々です。
しかし、以下の理由などにより、
この記事を持って貴殿への回答とさせて頂きたく存じます。
私が独立したときのこと、営業方法あるいは外注先等として、少しでもヒントを得たいということで、コンタクトされていると思います。
しかし、何度も申しますが、
私が独立したときの経験等は、私の理念、実力、目的、人格、人間性、人間力等を含む個性によって成し得ている要素だと思うのです。
また、現在と、私が独立したときの10年前とは、周囲の環境も様変わりしています。
よって、私の経験等が、貴殿の活動や営業に、効果的に作用するとはとても思えないのが正直なところです。
そして、私の経験等を貴殿のよう状況に適用させるためには、
どうしても、かなり広い概念の大まかな内容になってしまいます。
それこそ、書店で売られているような開業本のような類のものです。
しかし、それは貴殿にとってあまり意味をなさないと思います。
人それぞれ、やりたいことは違うもので、個性も違う。
人それぞれ、他人にはない良いところを持っています。
これらは、同業者との関係で比較できる性質のものではないと思うのです。
貴殿の良さ・個性を再度自覚して頂き、それを希望されている方に対して、
アプローチするというのがベストだと考えています。
例えば、大企業から信用を得ている弁理士は、
必ずしも、中小企業、個人からも同じ信用が得られているとは限りません。
事務所の規模もそうです。
でかければ良いというわけではない。
学歴もそうです。
学歴が顧客にどのように作用するのかを考えてください。
弁理士の実務能力については、顧客に確かな効果を約束するという意味で、ある程度必要です。
貴殿のアクションによって、顧客がどのように感じるか。
顧客に良く感じてもらうためには、どのような顧客をターゲットにすれば、
自分のパフォーマンスが活かせるのか。
これを徹底的に考えて頂きたい。
これが私が言える全てのことです。
常に前向きで、自信を持って頑張って頂きたく思います。
かといって、精神的な何かが欲しいという状況もあるでしょう。
そういうときは、また別にご連絡いただければと思います。
人事を尽くした後、ということが前提になりますよ。
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