仕事は、とにかく2番煎じではダメです。
偽物になってしまいます。
誰かに師事されていたとしても、
○○流を習得しても、
結局は、自分のオリジナルを出さないと、偽物の烙印を押されます。
私が最近、特に力を入れている知財コンサル。
事ある度に、丸島先生のことを引き合いに出しておりますが、
丸島流をそっくりまねようとしているわけではございません。
丸島先生の考え方、思想、本質を徹底理解するという意味です。
具体的な事情になれば、
それを中小企業に適用する場合、丸島流に?と思うところもあります。
例えば、丸島先生は、知財戦略は、大企業も中小企業も変わらないとおっしゃていますが、
私は、大きく変わらざるを得ないと考えています。
中小企業や零細企業は、資本や発明の質にどうしても制限があるため、知財戦略をさらに進化させていく必要があります。
また、キヤノンはいわゆるハードメーカーです。
私が力を入れているのは、IT系のビジネスモデル特許を用いた事業戦略。
インターネットが発達し、無体物に変化し、対象が大きく異なる分野に対しては、
知財戦略の考え方も大きく変わることになります。
ものすごい上位概念というか、本質では、同じであったとしても。
そのようにして、
結局は、誰かに師事していたとしても、あるいは○○流を修めたとしても、
その使う場面によって、そのときのオリジナルが出ないと機能しない。
丸島流は、丸島先生が行って、はじめて価値が出るものです。
しかしながら、他人が行う場合に、
効果を出すためには、変化せざるを得ないというのが実感です。
誰かの模倣をするだけなら、2番煎じです。
そんなものに価値はありませんし、誰もお金を支払ってくれません。
弁理士あるいは弁理士でなくても、知財コンサルが定着しつつありますが、
人によって、知財コンサルの内容は当然ながら変わるものです。
結局は、自身のオリジナル、そこに価値があるのです。
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