はるか遠方の個人のお客様への知財相談
ときどき、はかる遠方の個人の方から事務所にお電話を頂きます。
それも、特許出願の依頼よりも前の段階の知財相談をご希望の方から。
はるか遠方とは、例えば、九州、沖縄、北海道など。
既に出願した案件の中途受任であるなら、対応可能ですが、
相談段階で個人の方となると、ちょっと難しいと実感しています。
ある規模の企業なら、相応の報酬を出して貰って、私の方から伺いますが、
個人様だとこれができない。
よって、お客さんの方から東京・新宿の事務所に来ていただくことになるのですが、交通費などの費用的にも、一日が潰れる時間的にも、大きなご負担を強いることになります。
相談料10,000円がどうこうの問題ではなくなります。
なので、
やはり対応は、お客様の観点から厳しくなる旨を申し上げ、地元の特許事務所を探すようにアドバイスすることが多いです。
私の時間は、お客様の居住地区を問わず、1時間でも、お客様にとって1日仕事になれば本末転倒かと思うからです。
「時は金なり」
お前のコンサルは1日費やすことが勿体ない程度か言われればそれまでですが、
知財相談は通常1回で終わることがなく、受任に至れば、打ち合わせ等でお客様の多くの時間を奪うこになります。
要は、その辺のこと事前によく考えてくださいね、ということです。
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