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2015年7月26日 (日)

はるか遠方の個人のお客様への知財相談

ときどき、はかる遠方の個人の方から事務所にお電話を頂きます。

それも、特許出願の依頼よりも前の段階の知財相談をご希望の方から。

はるか遠方とは、例えば、九州、沖縄、北海道など。

既に出願した案件の中途受任であるなら、対応可能ですが、

相談段階で個人の方となると、ちょっと難しいと実感しています。

ある規模の企業なら、相応の報酬を出して貰って、私の方から伺いますが、

個人様だとこれができない。

よって、お客さんの方から東京・新宿の事務所に来ていただくことになるのですが、交通費などの費用的にも、一日が潰れる時間的にも、大きなご負担を強いることになります。

相談料10,000円がどうこうの問題ではなくなります。

なので、

やはり対応は、お客様の観点から厳しくなる旨を申し上げ、地元の特許事務所を探すようにアドバイスすることが多いです。

私の時間は、お客様の居住地区を問わず、1時間でも、お客様にとって1日仕事になれば本末転倒かと思うからです。

「時は金なり」

お前のコンサルは1日費やすことが勿体ない程度か言われればそれまでですが、

知財相談は通常1回で終わることがなく、受任に至れば、打ち合わせ等でお客様の多くの時間を奪うこになります。

要は、その辺のこと事前によく考えてくださいね、ということです。

2015年7月23日 (木)

ザ・人脈作り

ザ・人脈作りは重要です。

特にビジネスです。

人脈作りを目的としたセミナーや交流会への勧誘が多いこと、多いこと。

あのような機会だけで人脈作りはできないけどね(o^-^o)

人脈作りに必要な要素は、2つだけ。

・期間

・共に何かを成し遂げること

期間については、言うまでもないことです。

出会い系なんとかではありませんので、ある程度の期間の熟成が必要ですね。

共に何かを成し遂げること、

これは、例えば、中学や高校時代の部活動を思う出せばわかりやすいと思います。

優勝するために毎日苦しい練習を共にする。

負けた時の悔しさや勝った時の嬉しさを共感する。

この繰り返しによって、お互いへの信用が生まれるのでしょう。

これらは子供の時の話です。

では、社会人になっての人脈作りの場はどうでしょうか?

一つは、社会人大学院などに行って2年~3年間、ともに勉強・議論する。

これも1つの良い機会だと思います。

あとこちらが重要なかもしれませんが、

あるプロジェクトのメンバーとして入り、活躍することです。

これだと自身の力量や実力を客観的に評価されますので、高い評価が得られればそれがすぐに信用に結びつきます。

まぁ、いずれにしても、他人を裏切るような人はダメですよ。

特に若い人で目先のことしか動けない人や、派手系の若い女性(こちらは偏見かな)…。

これらは私が信用していない部類の人でしょうけど。

いずれにせよ、自分だけの世界に入っていては何も生まれないよ。

2015年7月21日 (火)

投資の出来ない人間はサラリーマンが似合います

事業の難しさは、将来のことに対していかに投資していくか。

この言葉に尽きるような気がします。

雇用する場合には、人に対する投資。

業者を選択する場合には、人とそのサービスに対する投資。

商品を生み出す場合には、商品開発に対する投資。

全て投資が必要不可欠です。

そして、これができる人の中でも、

すべてがうまくいって会社が成長ないし維持させていける人は限られます。

それに対して投資がうまくできない人、

誤解を恐れずに言うと、サラリーマンや主婦感覚のお金の使い方しかできない人は、先ず大きな事業を生み出すことはありません。

大きな事業に発展させるためには、集中的に投資するという時期が絶対にあって、サラリーマンや主婦感覚の人たちはそれが出来ないからです。

でも、SOHOでよければ、なんとか維持させていくことは可能でしょう。

特許事務所もそうですよ。

私も小規模事務所運営で偉そうなことは言えませんが、結構、毎日が極楽なんですよ。

換言すれば、ストレスが最小限。

そして、自身がプレイヤーなので自己に対する投資も欠かしていません。

これも自分がストイックな人間だからこそ、継続できているのだと思います。

どんなに小さくても、維持していくためには、それなりに成長しなければなりません。

成長するということは投資をしているということです。

投資、投資、…、投資。

これを実行できる人がその果実を手に入れることができるのでしょう。

そして、その果実とは、規模、社会的影響力、自由、自己決断ができる世界、お金、人脈、名声、…、人によっていろいろです。

とにかく、自分の目指す目的に、必要な投資は惜しまないこと。

コレに尽きます。

2015年7月18日 (土)

街を見て、人に触れて

街が元気だ。

とてつもなく活気があり、強い日本へと着実に向かっているよう。

それとは反対に、

高齢者と肥満が目立つ。

前者は加齢によるもの、

後者は成人病によるもの、

などから医療や財源への負担が続く。

肥満に痩せろとも言えず、

まして高齢者に早く死ねとも言えることは無く、

この社会的な課題に対して乗り越える責任を引き受けたのが、我々40歳前後の世代。

日本はどうなる?

高齢化と少子化のダブルパンチで脆くなる日本。

おまけに無職やニートも増えると来たら、流石に口を挟みたくなる。

高齢者に権力が集中しているとしたら、

権力階層が逆三角形の形状をしている変な社会。

先ずは、これをひっくり返して、三角形にする構造から始めないといけない。

まさかこれには異論あるまい。

建物などの構造物も逆三角形では不安定。

働きアリより女王アリの数が多ければ、システムが成立しない。

働かないもの、働けないものに対して日本の社会が優し過ぎる。

これは、成熟社会という素晴らしいものではなく、一種の病気なのだろうか。

2015年7月17日 (金)

紙とペンがあれば独立可能です

事業するためには、お客様に自分のことを知って頂く必要があります。

そのためには、十分な設備投資が必要なの?

いえいえ。

紙とペンがあれば十分です。

物質的には。

むしろ、紙とペンを使って何を書くのかが一番重要です。

コンテンツですね。

立派な事務所や優秀な秘書はこの段階では必要ありません。

時間はあるのだから、自宅で一人でラブレターを書く。

これがあなたの仕事です。

たとえ戦争が起こっても、嵐で全てが飛んでも、同業者が山ほどいても…

自分がお客様に認められる存在になれば関係ないのです。

私は、資格の格というのは関係がないと見ています。

自身が客の役に立って(←これは必要条件で十分条件ではない)、

自身が客に如何に好かれるか(←こっちがめっちゃ重要です!)、

そのような関係性を形成するためのきっかけ、

それが紙とペン。

これ以外のものはこの段階では不要なのです。

2015年7月16日 (木)

何度も言いますが、専門家選びは相性がポイントです。

専門家選びのポイントは、相性に尽きます。

相性は専門家のポテンシャルを最高に引き出すとともに、依頼人のストレスも同時に低減します。

本当ですよ。

例えば、大リーガーでバリバリ三冠王の助っ人外人を日本のプロ野球チームに移籍したところ、大活躍するどころか、成績不振で、レース途中で、帰国していたようなことがあります。

しかし、この助っ人外人の実力はなかったのでしょうか?

いいえ、助っ人外人の実力が発揮され得る環境ではなかったが正解でしょう。

専門家選びも相性がとても重要です。

専門家がこの依頼人のためなら、死んでもいいやと考えることができるなら、その関係性は間違いなし(なかなかありませんが…)。

依頼人側もそうでしょうね。

この専門家と話していると落ち着く、少々高くてもいいや、この人なら(依頼して)お金を使いたい、などと考えることができれば、相思相愛の関係。

依頼人の方は、この関係性を見出すことができる専門家を探すことから始めましょう。

また専門家は、この関係性が実現できそうになければ、お互いのために依頼を断ることも考えるべきです。

2015年7月14日 (火)

知財系弁護士との雑談

先日、知財系弁護士の先生とお話しする機会があった。

いつもの都内の中小企業を支援する会で偶然同じ対応日になった先生である。

私の名刺入れには、いまや弁護士事務所の名刺ばかり。

軽く100名以上の弁護士とは知り合いである。

なぜか語学スクールにも弁護士の先生がいて、ともに勉強している。

私が相談できる間柄の弁護士は十分過ぎるほど多い。

さて、知財系弁護士の先生も何人かいて、しかも事務所を経営されているとのことで、経営的なお話をさせて頂いた。

結論として、やはり知財系の訴訟事件の件数は伸びない。

知財系事件の大手事務所のパイの分だけしか変動しないとのこと。

私の事情からも、商標事件は増えているものの、ほとんど警告状のやりとりで落ち着くため、なかなか裁判には発展しない。

まして中小企業にとっては裁判している時間と労力とお金はない。

なるほど、そうなると弁護士としては、裁判しましょうとなりたいわけで、弁護士事務所の経営を維持するための裁判というまた変な理屈になってしまう。

結局は裁判のない状況が当事者には望ましく、泣き寝入りしてまで裁判をしない方も相当数いるのだろう。

こうなると、弁護士の数を増やした改革者に、ロースクール構想は失敗だったの矢が飛ぶことになる。

弁理士も然りである。

アホみたいに増やしまくり、需要に合致しない状況を作った当事者は責任を免れない。

弁護士や弁理士の経営努力のせい?

改革者の現場を知らないアホの妄想で業界をぐちゃぐちゃにした責任は重いんだよ。

こんな感じの恨み話が続いた。

競争させることは重要だけれども、

例えば1個しかない椅子を1000人で取り合って面白い椅子取りゲームになるのだろうか?

2015年7月13日 (月)

弁理士の仕事も言い方を替えると…

クライアントにとって良い事をお手伝いすること。

クライアントにとって良い事とは、クライアントが喜ぶ事。

クライアントが喜ぶ事とは、クライアントの事業が上手く行く事。

クライアントの事業が上手く行く事とは、クライアントの事業収益が見込み通りに実現できること。

我々弁理士は、クライアントにとって良い事を主として知的財産権を利用して実現する専門家。

その一つは、他者の模倣を防止してクライアントの事業収益の機会を保持すること。

これに結びつかない知財は、クライアントの自己満足しかならない。

上のような観点から考えると、知財の出願の仕方や必要性がある程度はわかります。

弁理士業は営利を目的とした役務の提供をしていますが、

クライアントにとって明らかに必要のない知財の出願に対しては、はっきりNoと言う勇気を持とう。

2015年7月11日 (土)

特許翻訳の学校

独立開業してから13年目。

この辺で実務の見直しをしたいと思い、特許翻訳の学校へ入学した。

夜間部です。

独立すると、自分を指導してくれる人がなかなかいません。

面倒さはないものの、これはこれで不幸なことです。

謙虚な心で翻訳実務にフィードバックしよう。

日本、米国、中国、韓国、ヨーロッパで顧客の事業を成功させる。

ドイツ語、中国語、ハングル語の学習も進んでいます。

特許翻訳についてはタイムリーな事例や技もあるので、

先ずは先輩から学ぶ(インプット)という姿勢を大切にしたいのです。

2015年7月10日 (金)

弁理士業務の専門性の高さ

弁理士の業務は、最も専門性の高い仕事のひとつ。

それなりに手を抜こうと思えば、楽する=妥協することは可能ですが、世の中、そうそう、うまくはいかない。

特許にしても技術や特許法・民法・民訴法の他に、

クライアントの事業内容の成長性の予測、事業環境の脅威に対する知財対策、技術経営、知財経営、知財評価、交渉、翻訳、コミュニケーションスキル、諸外国での知財法制度、税関関連、諸外国での事業経営、国や地方自治体の助成・支援絡み…

どこかの顧問になるということは、これら全てにおいて一定の責任があるわけ。

単に特許明細書を作成して補正の落としどころを盛り込み出願しただけでは、クライアントは納得しないし、納得するべきではない。

弁理士に要求される能力とスキルは、知財の実務の他に、多くの要素があるはずなのだ。

でもって西村よ、大きな口を叩いているけど、お前はどうなんだ?

と言われれば、

日々、猛烈な努力を重ねているが、まだまだ発展途中の修行僧と回答しておこう。

2015年7月 9日 (木)

弁理士の紹介

クライアントからある技術分野の弁理士を紹介して欲しいとの要請を受けた。

比較的若く実力のある弁理士を希望とのことで、

てっきり、2000件以上の処理案件と20年~30年の経験のある弁理士だと思い、

このような弁理士は私の周囲にいないのでお断りした。

後日、幸いにしてクライアントの知人から紹介されたという弁理士と打ち合わせするため、某事務所へ行った。

この弁理士の技術レベルは未知数だが、

特許出願の考え方があまりにもマニュアル通りで大丈夫かなぁと思ったが、

あとで弁理士検索すると、やはり実務経験と弁理士経験がすごく若い方だった。

おいおい、大丈夫か???

経験のみがモノをいう世界だから…

でも、乗り掛けた船、良い意味で期待を裏切って頂けることを期待します。

そして、プロジェクトリーダーとして徹底したサポートは約束します。

2015年7月 3日 (金)

起業家を増やせ!

日本で起業しやすいランキングみたいなものが、少し前に発表されました。

先進国の中でも下の方のランクでがっかりです。

とはいえ、日本人が日本で起業するのはそんなに恵まれていないものなのでしょうか?

1億人以上という世界有数の市場があり、日本ブランドという信用もあります。

日本製は同じ日本人からも愛され、安価な外国製よりは競争力もあるはず。

なのに、起業環境の評価が低いというデータをみてびっくりです。

最近、起業する若者は増えたのでしょうか?

実感的には、やはり減っているような気がします。

最近ではアベノミクス効果?で確かに外国人観光客は激増しました。

よって、それに伴う、収支も計上できているはず。

しかし、私は、目標はグーグルを超えるとか、アマゾンをやっつけるとか、日本国の国家予算を上回る売り上げるとか、世界経済の征服とか、とにかくホラでもなんでも良いので、そのような大きな野望を持った起業家の誕生を期待しています。

特に、20代、30代の若い世代、40代のミドル世代には期待したい。

そして、国には彼らを強力に支援する土壌を早急に構築して欲しい。

そんなに遠くない将来、

世界長者番付の上位陣を日本人経営者で独占しようぜ( ̄ー ̄)ニヤリ

2015年7月 2日 (木)

この業界の30年後を思う

この業界の30年後(o^-^o)

どうなっているのかなぁ?

実務レベルでは、

日本国特許庁への特許出願の半分近くが英文特許明細書で占めている。

拒絶理由の引用文献は中国の特許出願・実用新案出願の公報が大半を占める。

日本の特許出願と韓国の特許出願件数が約15~17万件/年であまり変わらず、中国が200万件/年に迫る勢いを見せている。

中国語-英語の翻訳者へのニーズが高まる。

制度レベルでは、

日本国特許庁に対する特許出願が実用新案のように無審査制度になる。

あるいは審査請求制度がなくなり、米国特許のように出願すれば順次実体審査に継続するかもしれない。

無審査制度に伴い、係争の前提として弁理士の鑑定が必須になるとともに、知財権訴訟の単独代理が可能になる。

知財権に金銭的な価値を見出し、企業・個人に対する国や地方の助成業務・事業支援が知的財産権の所有を前提に実施される。

弁理士試験制度では、

受験者が年間1500-2000人くらい。

合格率が15%前後。

特許出願代理には理工系大卒以上の学歴と5年以上の特許実務経験が必要。

と勝手に妄想してみました(* ̄ー ̄*)

私の希望でもなく、まして根拠もなく、なんとなくこんな感じになっていくのかなぁと…

ちなみに私の30年後は70歳です(想像したくないよ~)。

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