~特許無効審判における口頭審理の実務を学ぶ~
特許無効審判における口頭審理の実務を学ぶ、
という長い名前の弁理士研修を受講しました。
弁理士会の教室で、元審判長・現弁理士による講義(座学)
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グループ検討会
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特許庁16Fの審判廷へ移動
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無効審判の請求人と被請求人にグループでわかれて口頭審理の進行
このような流れで、私はDグループの座長を担当させていただきました。
私が座長になった理由は、登録番号が一番古いからという単純な理由です。
しかし、私は、昨夜までJAISTだったので、十分に与件を調査・整理できておらず、皆様に助けて頂く、結果になりました。
結果的には、我々は特許権者側(被請求人側)の代理という立場ですが、
与件からは技術の原理という点で、効果的な答弁ができるのであろうケースでした。
実際に、審判廷に当事者席に座ると、それなりに緊張します。
相手に対して反論したい気分になりますが、審判官に対するアピール・説明ということは忘れてはなりませんね。
IT設備も充実しており、プロジェクタのようなものでモニタに資料を表示させることもできました。
年間200件程度の無効審判ですが、
受任すればそれなりに大変な労力を強いられる手続きです。
今日は、その感覚と、シュミレーションを体験することができ、とても充実した研修でした。
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