起業の科学~スタートアップ・サイエンス~
気になったので購入した書籍です。
「起業の科学」すなわち、スタートアップ・サイエンス。
JAISTでは「サービスサイエンス」という科目がありますが、
こちらは起業(スタートアップ)にフォーカスしています。
中身は、起業家が必ず直面する課題と対策を時系列に整理されています。
これを予め知ることができれば、多くの失敗を回避できることが期待されている。
私はこれまで以下の西村流の経営方程式にあてはめて起業を考えてきました。
「売上↑↑↑-経費↓=収益↑↑」
いかに売上を上げるか、経費削減よりもむしろ売上。
そのためには、ビジネスモデルの最適化と営業・セールスのチャネル増。
起業時は資金繰りがタイトなため、創業融資制度や助成金・補助金を使う。
ある意味、私の暗黙知とセンスをうまく使って経営コンサルをしてきましたが、
やはりこの書籍は「科学」だけあって、理論が先行しています。
とても興味深いのですが、
私の意見としては『商いの本質はそこじゃないだろう』というひと言に尽きます。
しかしながら、この書籍は、
そこに至るまでのプロセスとして、
とても有意義なフレームワークになり得る情報を網羅していると思います。
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