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2018年1月27日 (土)

経営コンサルの現状と報酬…

弁理士が経営(知財)コンサルを依頼されたとして、その報酬はどのように決定されるでのしょうか?

例えば、

1件の特許出願なら、出願~特許査定までのトータル費用が約100~120万円

1件の侵害訴訟なら、訴状~和解まで(約1年)の補佐人報酬が500~1000万円

だと仮定します。

それでは、コンサル報酬と聞くと、

弁理士の顧問料、月10万円や15万円で受任する人が多いと思いますが、

私の場合は、

通常のワンプロジェクトで500万円~1000万円(1年)

高難易度のワンプロジェクトでは2000~3000万円以上(1年以上)

と、お見積りするようにしています。

そうです。

弁理士の業務ではないので、弁理士標準報酬を適用せず、

コンサル会社やソフトウエアの請負会社のような報酬体系をとります。

コンサル業務は、弁理士業務のように短期完結でルーチン化された単純業務ではなく、

経営コンサルには、

より複雑で、

よりアナログで、

より時間がかかり、

より高レベルのスキル、

が要求されるからです。

経営コンサルをサービスとして提供できるレベルに至るまでは、かなりの知識とスキルと経験が要求されます。

先行技術がなければ特許査定になるような業務とはまるで異なります。

コンサルには正解がありません。

そのかわり、クライアントが期待する結果を満足できるか否かの世界です。

とても厳しいです。

フレームワークは、多くの事項や要素を見える化するためのツールです。

フレームワークをいくつ使いこなせますか?

10や20では全然足りません。

目の前の事例に対して、

常に100以上のフレームワークを瞬時で使いこなせるような力量が必要です。

コンサルは、

広くて深い知識と、臨機応変なクリエイティヴさが要求される業務です。

弁理士にも知財コンサルが定着しつつありますが、

この域に到達することは至難の業ですよ。

(私の知る範囲では…)、おそらく誰もいないと思います。

それだけに、

コンサル業務には、芸術の要素が多分に秘めているともいえます。

そして、それ故に、

知財コンサルと密接に関連した独自のコンサルティングサービスが出来上がります。

もちろん、全ての弁理士に可能性がありますよ、

トレーニング次第では…。

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