今週の授業は医療サービス知識経営論!
JAISTでは、知識創造、価値共創を主要なテーマのひとつとして、学んでいます。
このテーマは、企業や個人間に適用することができますが、
医療にフォーカスを当てたのが医療サービス知識経営論です。
医療現場も医師を頂点として封建社会で成り立っていますが、
患者にとって親しみがあるのは、医師よりも看護師です。
医師は病を治癒する医術が専門であり、心のケアまでは届きません。
看護師は医術だけではなく、患者の心まで介入していきます。
白衣の天使というのはまさに看護師のことです。
ただし、保険制度は税金を財源としています。
税収が少なくなれば医療保障も十分ではなくなります。
特に少子高齢化で、医療費もうなぎのぼりですから、財源が枯渇に向かってまっしぐらの状態だといえます。
国は各医療機関に対して医療費削減圧力をかけていますが、
それは医療財源が枯渇する時期を少し先にのばす程度の効果しかありません。
他方で、治癒しない患者は、途中で退院させられます。
病院以外の自宅でケアすることになります。
このような状況で、
医師と患者との間で価値がいかに共創されていくのか?
意思と看護師との間はどうか?
あるいは医療機関と協力会社(医療機器や製薬メーカー等)との間はどうなっているのか?
多くのステークホルダーが介在する中で、
新たな試みを医療サービスにおける知識経営論の視点で捉えます!
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