« 2019年社労士合格を目指して~ | トップページ | 事務所のタイルカーペットの張り替え »

2018年5月20日 (日)

特許業界の未来

特許業界の未来について。

最近では特許に対する価値観・考え方が以前と大きく変わってきたような感じを受けます。

昔はとにかく出願、ダメもとで出願。

今は本当に価値ある発明を出願。

真の価値なんて誰もわかるはずがないのに、このような言い回しで、あたかも当然のように、出願件数を削減しています。

私は特許業界の将来は、一部の分野を除き、下り坂、すなわち暗い…と予想しています。

それは以下の理由によるものです。

第一に、技術や設備は自前主義ではなく、アウトソーシングにより取得又は借りる流れに拍車がかかること(外部環境)。

すなわち中央研究所が不要になる。

特許は借入先に取得して貰い、これのライセンス契約を行い賄う。

ライセンス料は支払うが、そのかわりに特許保証をしてもらい、事業に集中することができるから。

なぜアウトソーシングかといえば、技術の陳腐化が一層、激しくなるから。

特許取得・管理費用の費用対効果が悪いから。

第二に、弁理士固有のビジネスモデルによる弊害(内部環境)。

発明は発明者が完成させる。弁理士は発明という種を頂き、特許査定に導く。

このため、弁理士による付加価値が出し難く、過当競争になる。

発明という有益な原材料は発明者のものであり、また、それを特許査定に向けて加工する弁理士は1万人以上だから、ポーターの5フォース理論を持ち出すまでもなく、主導権は発明者(クライアント側)となる。

過当競争になれば、この業界に魅力を感じなくなるので、優秀な人はもちろん、次のクラスの人も他の業界に進む。士業なら弁護士、会計士、税理士、社労士、鑑定士など。その他に医師。

優秀な人が業界に来なくなるので、弁理士に対する信用と期待も薄らぐ。

競合他者の撤退を喜ぶのは、これまた実力の無い弁理士なので、業界がレモンになる。

このように外部環境による環境変化と、

内部環境での質の低下に伴い、

あっという間に、国民の特許に対する期待と信頼が無くなる。

そうなれば、世の中、医薬の特許のみが価値ある特許となる。

機械や電気・ソフトなどの特許は使い勝手が悪くて取得されなくなる。

第一の外部環境は仕方がない。

時代の流れで制御不能ですから。

しかし、第二のような最悪のシナリオにならないためにも、

特許制度や弁理士業界に革命・イノベーションが必要なのだ。

今や日本の企業の開発力は、先進国でも下から数えた方が早いくらい低迷しています。

中国と比較すれば、圧倒的に敗北。

辛うじて電子部品や産業機械、自動車が頑張っている程度。

国力もなく、内需負債が増加する一方、

100年前なら戦争に進む状況ともいえる。

政治家は保身に走り、与党と野党では日本の成長戦略の話すらせず、

記帳の嫌疑の応酬ばかり。

誰がこんな国にしたたのだ?

そのうち諸外国のアイデアを模倣し出し、だが心ある日本人は模倣を拒み、全てを国に頼る。

これが真の一流国家ですか?

そのつもりの人は多いと思うけど…

« 2019年社労士合格を目指して~ | トップページ | 事務所のタイルカーペットの張り替え »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 特許業界の未来:

« 2019年社労士合格を目指して~ | トップページ | 事務所のタイルカーペットの張り替え »

2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ