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2018年12月14日 (金)

特定侵害訴訟の勉強を経て得たもの…

特定侵害訴訟代理業務試験の勉強を経て得たものといえば、

やはり、民法と民事訴訟法の理解に尽きる。

起案についても最新の判例に触れる機会があり、

実務で並行していた訴訟の準備書面では、判例や要件解釈を参考にさせて頂いた。

特許権侵害訴訟では、

共同で受任している弁護士よりも当然ながら深い知識が要求されるのが弁理士であり、それを確認できる意味でとても意義深かった。

ところで、私は平成29年度の付記試験で失敗している。

そのときの戦略は、こうだ。

起案勝負。

民法と民事訴訟法は、㈱山の手総合研究所から出されている小問集を購入して繰り返し解く。特許法の民事訴訟法の特則がでればラッキー、という感じだった。

起案でリードできれば、小問の失点をカバーできると踏んでいた。

しかし、実際は、特許法の事例Ⅰ34点であるものの、商標法等の事例Ⅱなんて25点。

25点と言えば、足キリ寸前となる点数である。

平成30年度の試験がある今年は、村西ゼミにお世話になった。

村西先生に半ば強制される形で、村西先生の民法・民事訴訟法の基礎講座を受講した。

そのテキストを徹底して覚えた。

セレクト問題集を何度も繰り返して覚えた。

これらはうまくまとめられているので、実務でも重宝している。

それでも民法と民事訴訟法を得意とすることはできなかったが、落ちない答案を書けるような自信がついた。

こうなると、起案がとても楽になる。

商標法や不正競争防止法では、規範が多く、覚える判例もかなり増える。

しかし、私がインプットしたものは、村西ゼミのレジュメの域を出ていない。

そのように絞ることも精神的に可能になる。

実際の試験では、

事例Ⅰの起案は変化球で攻められたが、クリーンヒットを打つように素直に回答した。

訴訟で準備書面を作成しているかのように、適度な緊張を維持して完成させることができたと思う。

小問もほぼ回答できた。

事例Ⅱは商標法で登場する法規範を全て暗記していたが、受験生の裏をかかれ、一問も出なかった。

代わりに不正競争防止法のマイナーな論点が出た。

しかし、この論点についても、村西ゼミのレジュメで徹底して覚えていたのである。

村西ゼミのレジュメに絞る代わりに、そのレジュメに載っているすべての規範や定義、要件解釈、論点、判例を全て頭に入れた。

それが功を奏したようで、規範⇒定義・解釈⇒事例のあてはめ⇒結論という流れでまとめることができたのだ。

以上を整理すると、

やはり民法と民事訴訟法の小問をある程度、深く学習しておく必要がある。

そこの余裕が事例を平常心で取り組むことができる要因になっているのだろうと思う。

来年受験される先生方のため、参考になれば幸いです。

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