付記試験対策として、村西弁護士のゼミを受講されている方も多いと思います。
昨年の合格率も、村西ゼミ生は平均を大きく上回っていましたね。
今の時期に使用する必須アイテムは、村西ゼミのレジュメ(以下、レジュメとする)と条文です。
レジュメは、法規範や判例、要件、論点が詰まっている合格指南書です。
その内容については、暗記暗唱できる程度まで繰り返して欲しいです。
あくまでも私の感覚ですが、
例えば、ある論点の規範を書かせる問いが出るとして、その配点が3点だとすると、
完璧に再現した答案には3点が加点され、
ある程度再現されている答案には2点が、キーワードのみの記載が1.5点が、ほとんど書けていないが0~0.5が加点され、
そして、事例のあてはめ項目(採点3点)でも、同様に、完璧に再現された答案には事例のあてはめも詳しく・丁寧になるので、3点が加点され、ある程度の事例のあてはめの答案には2点が、キーワードのみのあてはめの答案が1.5点、…
という感じで、どんどん点差が開いていくからです。
特に商標法と不正競争防止法では、そういうところが大きな点差となるように思います。
今の時期は、商標と不競の復習が点数を伸ばすために効率が良いと思います。
なお、特許についても規範や文言解釈が多々ありますが、事例技術のあてはめを丁寧に行ってください。
そして、秘密兵器は、村西ゼミの民法と民訴のレジュメ及びセレクト問題集です。
私は総じて10回くらいは回していたと思いますので、必ず論点チェックと同時に条文を確認すること。
民法と民訴は時間の問題でポイントを絞る必要があります。
ゼミで使用した問題・解説や最終回に配布された論点整理のレジュメで要件と条文を確認すれば、小問で6割はとれると思います。
さらに昨年の直前期、村西先生からゼミ生へあるサプライズを頂きました(今年も多分)。
いろんな想いを抱きながら一生懸命勉強していると、そういうときに涙が出てくるものです。
昨年は大学院の研究がありましたので、土曜日がほぼ毎週潰れていました。
日曜日の村西ゼミはとてもしんどかったのです。
ゼミで書いていたいつもの答案練習のように本番に臨めば、合格できると信じて頑張ってください。
※訴状や答弁書の表紙の項目についても、レジュメに記載されているので、暗記して下さいね。
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