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2020年3月 5日 (木)

商標法・不競法の盲点

長年の宣伝広告の結果、あるフレーズが有名になり、一定の信用が化体されているとします。

このフレーズを、他社がSEO対策と称して、自社サイトの設定において密かに使用する行為。

この行為も商標権侵害や不正競争防止法の一態様として、差し止めることはできないものでしょうか。

自社のサイト設定というシステム内において、そのフレーズを使用するだけなので、他者から見ることができるサイト上には表示されません。

しかし、SEO対策としてその有名なフレーズを使用すれば、その文字で検索した結果、そのフレーズと何ら関係のない他社のサイトが検索上位に上がるのは、他人の信用をフリーライドする行為に該当するものであり、納得できないでしょう。


商標権侵害の裁判例では、

他者から見ることができるサイトの部位に当該フレーズが使用されていても、他者はそのサイトをどこの会社のものか判別できるため、商標権侵害に該当しないとする判決があったように記憶していますが、これでは商標権者は納得できないだろうね。

実際に商標権があるのだから、不正競争防止法とは別の保護政策が必要だと思います。


弁理士相談で顧客と話題になることが最近多い論点です。

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