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2020年9月 6日 (日)

弁理士業界とは・・・

あくまでも私の感想ですが、

弁理士業界は、古き良き昭和時代又は良くも悪くも風呂敷の世界、だと思います。

100年の伝統の中に、良い事があり、また改良の余地がある事も多々あります。

良い部分はそのまま踏襲していき、時代の流れとともに改良すべき部分は改良する。

日本弁理士会として事にあたることも重要ですが、先ず弁理士個人が変わらなければ何も起こりません。


弁理士に要求される能力として、以下の3つのスキルがあります。

・技術知識および理解力
・国内外の知財の法律知識および活用力
・英語を必須とした外国語能力


この3つのスキルは、今も健在です。

特許事務所に勤務する場合も、独立開業する場合も、同じように。

ただし、独立開業する場合、これだけでは足りません。

・社交的であるか
 多くの人と出会い、貢献し、商機を見出します。

・コミュニケーション能力があるか
 様々な提案を行ったり、顧客や他人とのトラブルを未然に防止し、人間関係を良好にします。

・自分を律するマインドがあるか
 自分の果てしない欲の高まり、外から入る誘惑に対して心が乱れないようにします。


この3つは、知識や思考力というよりも、精神や心の問題です。


独立すれば、同じような事を1年365日、繰り返します。

私のように一人弁理士事務所なら、すべて自分で行います。

多分、80歳になって弁理士を引退するまでは独りで特許明細書や翻訳を行い、請求書を発行したり、していると思います。

これを飽きずに繰り返す能力が必要なのです。

誰かの儲け話に耳をかしても、乗ってはいけません。

自分の欲が過ぎれば、それを認識して、抑制したり開放しないといけません。

心が正常であれば病気もしません。

人付き合いは腹六分という美輪明宏さんの言葉があるように、心の平和を維持するために人間関係も整理する必要があるかもしれません。

すべては自己責任で行います。

このような世界が独立開業するとあなたを待っています。

これに魅力を感じるか否かは、人それぞれですが、質素倹約を信条とする私には、とても心地よいのです。

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