【便利】PDFファイルをワードに変換する裏技
弁理士業をしていると、PDFやワードのファイルを取り扱うことが多くなりますよね。
特に外国出願すると、現地代理人からの通知が、最近では電子メールにPDFファイルを添付して送信されてきます。
このとき、外国の特許庁から通知された拒絶理由通知も同封されていますが、
我々は、依頼人に拒絶理由通知を翻訳して説明し、補正書の提案をするじゃないですか?
この場合、PDFファイルの英文をコピーできれば、翻訳ソフトで機械翻訳させ、それを訂正して利用することができ、とても効率が良いのです。
しかし、PDFファイルの英文をコピーできない場合があります。
私が知る限りでは、欧州特許庁であるEPOの拡大サーチと拒絶理由通知。
PDFなので、アクロバットリーダーを利用することができますが、無料なら編集ができません。
このため、有料バージョンを契約して編集する方法もあります。
お金がかかりますが・・・
私はあまりお金をかけたくないので、いろいろと模索しました。
すると、PDFファイルの文章をコピーできなくても、ワードに変換できればコピーペーストが可能になります。
以下の方法で使えることがわかりました。
1.PCに入っているワードファイルを開く
2.ワードファイルの白紙の文章を選択して開く
3.開いた白紙の文章の上で、ファイルから”開く”を選択して、PDFファイルを指定する
ここで、時間がかかるなどを警告するエラー報告が出てきますが、OKでそのまま進むと、ワード上にPDFファイルのコンテンツが展開されます。
多少、様式がズレていることがありますが、文章をコピペする分には、問題ありません。
英文をコピして、翻訳ソフトにペーストすれば、機械翻訳ができます。
あとは機械翻訳と原文を比較して、適宜、訂正して正確な翻訳文に仕上げます。
これなら、PDFの文章を再入力する手間が省けますね(#^.^#)
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通翻訳の仕事をしております。このウラわざに救われました。ありがとう!!
投稿: Annie | 2022年8月29日 (月) 08時47分