士業とクライアントの規模との関係について
士業と主なクライアントの規模との関係について、考えてみます。
・弁理士-大企業、中小企業、小規模企業、個人
・弁護士-大企業、中小企業、小規模企業、個人
・公認会計士-大企業、中小企業
・税理士-大企業、中小企業、小規模企業、個人
・社労士-大企業、中小企業、小規模企業
・司法書士-個人、法人成企業、金融機関
・行政書士-中小企業、個人
士業の資格をとるなら、やはり大口客をクライアントにしないと、事務所の経営が安定しません。
大口客は、大企業>中小企業>小規模企業>個人なので、大企業をクライアントにできる資格が良い。
そうなると、やはり、弁理士、弁護士、公認会計士がベスト3の国家資格に入ります。
なかでも弁理士は、独り事務所でも一部上場企業と取引できるプラチナ資格です。
一方、司法書士は今後の後見人の相続バブルに期待するところからも、個人がクライアントの柱になります。
個人を狙う場合、個人情報保護法の規制でダイレクトにDMを送れませんから、ウェブ集客か紹介になるです。
個人相手のウェブ集客は価格競争を意味するので、レッドオーシャンと予想がつきます。
おまけに後見人や相続の業務は、弁護士や行政書士も参入してくるので競争が熾烈です。
個人はクレーマーやお金を払わない人が多いのも特徴的。
やはり、司法書士はお客の幅が狭く、属性が小さいことが事業構造の致命的欠陥になっている。
これからも、弁理士、弁護士、公認会計士。
この3つのプラチナ資格がブルーになります。
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