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2022年1月12日 (水)

新年のスタートは特許審決から。

 

今年はとても運が良く、特許審決で始まりました。

 

拒絶査定不服審判に係属していた案件ですが、すべての事件に結審通知が発行されるため、審決日までその成否が不明です。

 

結審通知から30日前後、発送書類を受信していたのは特許審決です。

 

ひと昔前は、審判を経由しても、「特許査定」としてペラ一枚で来ていましたが、最近では特許審決として特許にすべき理由が詳しく記載されています。

 

 

思うに、特許庁の審査官が特許査定にする裁量が決められていて、権利範囲の広い特許が成立し難い。

 

拒絶査定不服審判では、審判官がもっと広い裁量が認められていて、拒絶査定の一部を特許にする仕組み。

 

 

これなら、審判に向かう意味があり、理由があります。

 

反対に、審判官の特許性判断が、審査官のそれよりも厳しいのなら、審判にあげても勝ち目がないので、誰も高額な費用をかけて審判を請求しないだろう。

 

 

 

特にスタートアップ・中小企業は、予算の問題もあろうが、特許について強気で攻めて欲しいと思う。

 

良い特許は、審判に継続して当たり前と思って欲しい。

 

なぜなら、本来、独占を嫌う行政が簡単に特許にしたくないということの裏返しだから。

 

 

 

粘らないと良い特許は生まれない。

 

特許庁の審査官は審査基準どおりに解釈してくれない。

 

 

 

そのように考えておいて、丁度良いくらいかもしれません。

 

 

 

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