達人技!特許の拒絶対応を一気に仕上げる
本日は、特許の拒絶理由通知を貰っており、その補正書・意見書を仕上げます。
大体、拒絶内容の検討と、補正書・意見書の作成で半日。
難しい拒絶理由は丸一日かかる。
新卒で特許事務所に就職したが、最初は拒絶理由通知の対応から始めました。
誰か知らない人が書いた明細書を先に読み、拒絶理由通知を読み、補正書と意見書を仕上げます。
明細書作成の基本がつまっていて、最初に中間対応から入るやり方が最も早く上達します。
私も入所して半年で明細書の基本を覚え、1年目からバリバリ売上を上げていました。
この仕事の早さは、独立してからとても役立っています。
自分の限界もわかるので、仕事の受任も目途がつくし、納期も遅れない。
それでいて、発明内容から明細書に要する時間と成果物(明細書と図面)の分量も瞬時にわかるので、正確な見積が出せる。
まさに、1500件~2000件以上の明細書を作成してきた職人の勘。
この域に達すると、日々の仕事のなかに時間の余裕が生まれ、いろいろな趣味を楽しむことができます。
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