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2023年10月30日 (月)

特許庁に出頭

10月30日、特許庁に出頭しました。

 

5年ぶりくらいかな。

 

いつもはオンライン又は郵送での提出なので、特許庁に持参するのは久しぶり。

 

虎ノ門駅の地下が改装されていて迷子になるハプニングがありましたが、無事、特許庁の窓口に提出できました。

 

提出したのは、2件の商標登録異議申立書。

 

異議申立の成功確率は一般に10%未満ですが、私が2件ともに取消決定を勝ち取るつもりです。

 

書類の提出後は、特許庁地下の食堂へ。

 

大好物の「きつねうどん(420円)」を頂きました。

 

たまに特許庁に出向くのも気分転換になります。

 

最近の口頭審理でも特許庁ではなく、近くの別館ですから。

 

次回、特許庁に行くことを楽しみにしています。

 

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2023年10月29日 (日)

商標登録異議申立の起案完成


土曜日に商標登録異議申立書及び書証の準備が完成。

証拠は私の方で調べて集めました。

土曜日は夜遅くまで、事務所の複合機が動いていた。

コピー用紙もドンドン消費していく。

コピーされた書類をホッチキスで止め、正本1と副本2を準備する。

正本と副本、写し、控えと甲〇号証の印鑑を押していくのも好き。

この作業は時間がかかりますが、とても楽しい。

でも私はめっちゃ作業が早い。

手続の達人。

月曜日に特許庁に提出して、依頼人様に報告します。


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2023年10月28日 (土)

異議申立⇒審決取消訴訟⇒侵害訴訟・・・?土曜日も事務所!

土曜日も事務所に出て仕事。

異議申立手続と審決取消訴訟において書証を多く揃えたため、正本、副本、写し等が膨大な量、必要になり、コピー用紙を追加発注しました。

その数、段ボール5箱分。

さて、今日は異議申立ての書類を揃える一日になりそうですが、某案件が侵害訴訟に発展する気がして、侵害訴訟実務ハンドブックで復習いたします。

準備を完璧にして、勝訴するのは我なり。

その後、別案件で特許戦略を練ります。

販売間近なため、こちらも急ぎです。

これから事務所です。

今日も一日頑張りましょう。


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2023年10月27日 (金)

民事裁判書類電子提出システム(mints)

知財高裁に係属している事件で、民事裁判書類電子提出システム(mints)の希望を聞かれました。

出来て間もない制度ですが、書面でのやりとりはコピーが数百枚以上に及ぶため、mintsの適用を希望したいと思います。

訴状は現時点でmintsの適用なしですが、法改正になっており、早期のmintsの適用が待たれます。

民事裁判書類電子提出システム(mints)⇒こちら

さて、ここ数日は、知財高裁の各部に並行継続している事件があることから、各部から期日の照会が届きます。

基本的書証の提出⇒準備書面の提出⇒口頭弁論という流れです。

商標事件は準備書面は1回のみ。一発勝負です。

その後、口頭弁論が開かれて、判決に至ります。

土日もフル稼働して頑張ります。


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2023年10月24日 (火)

東京郊外の製造業減少~外国事業所設立を探る

昨日は、西東京方面に出張していました。

昔から東京の多摩地区や西東京の郊外では製造業が盛んでしたが、最近では、製造業が激減しています。

理由は不景気に加え、後継者不足による廃業だそうです。

弁理士としては寂しい気もしますが、日本でもサービス業が主流になっているので、時代の変化として仕方がないのかもしれませんね。

中国や東南アジアに私の特許事務所を移転して営業活動したい。

今日は半導体関連事業の発明発掘を行います。

弊所から中国をはじめとする諸外国に特許や商標を出願していて、すべて早期に権利化することに成功しています。

特に中国への特許出願は、日本の弁理士が手こずるなか、中国の有力特許事務所と提携しており、一度目の拒絶理由通知を貰っても、すぐに特許査定に導きます。

弊所は、日本と中国・東南アジアで特許査定を早期に量産できる日本の弁理士事務所です。

知財発展途上のアジアに向けて良い船出が出来ればいいな。


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2023年10月23日 (月)

証拠説明書

知財分野でも審判や異議申立てでは証拠説明書を提出することが多くなると思いますが、

Webページを出力して書証として提出する場合の取り扱いが特殊です。

作成者と掲載日が残っていれば、Webページをプリントアウト(出力)したものは写しの扱い。

作成者と掲載日が残っていなければ、Webページをプリントアウトした日と、作成者に代理人の氏名等を記載して、原本の扱い。

いろいろ細かい約束事がたくさん。

写しだから原本と比較して証拠能力や価値が低いということはありません。


【原本と写しの違い】

証拠として提出する文書は、大きく分けて「原本」と「謄本」とに分類されます。

「原本」とは、作成者が一定の内容を表示するため、確定的なものとして最初に作成した文書。

一方、原本と同一の文字、符号を用いて原本の内容を完全に写し取った文書は「謄本」。

この「謄本」には、「正本」、「認証のある謄本」及び「写し(認証のない謄本)」が含まれます。

「正本」とは、謄本のうち、権限のある者によって作成された文書であって、法令によって原本と同一の効力が与えられているもの。

「認証のある謄本」とは、謄本のうち、権限のある者が原本の内容と同一である旨の認証をしたもの。

「写し」とは、認証がない単なる謄本。


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2023年10月21日 (土)

再び語学


仕事とシャロ勉で語学の勉強から遠ざかっていました。

最近、ボチボチ、語学の学習を始めています。

英語と中国語。

語学は何といっても単語力・語彙力。

というわけで、早速、自宅にある単語帳を引っ張り出し、猛烈に暗記していきます。

知財業務の英単語は、特許翻訳用の単語帳を自作していますので、そこに入れていきます。

弁理士として外国企業の知財戦略を担当しています。

これから外国に行く機会があり、現地に会社も設立したいので、英語と中国語をネイティヴレベルに引き上げます。

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2023年10月20日 (金)

健康診断の結果

昨日は、午後から健康診断でした。

一年前の健康診断では、コロナ禍で引きこもりで体重が増えていて、それが原因が多くの数値が悪かったのです。

その数値を改善すべく、一年間、マラソンを敢行しました。

土日の昼間に各々5~10kmを走ること。

そのほかウォーキングも適宜取り入れました。

気が付けば、食べる量はあまり変わらないのに、体重がドンドン減り、パンツのウエスト回りに余裕が出てきました。

体重計にのると、10kg近く減量できていた。

夏が過ぎて、汗の量が減ると、少しぶり返しましたが、それでも8kg減。

その状態で今年の健康診断を受けた。

すべての数値が良くなっていて、特に胴回りマイナス10.5cmです。

体脂肪率も低下してます。

もちろん、メタボにも該当しません。

運動効果が凄いことが証明できました。

このままマラソンを継続しつつ、あと5kgの減量したい。

美容にも挑戦し、ゆうこすのようなお洒落になる💖


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2023年10月19日 (木)

中目黒のビジネスコート・知財高裁に出頭

昨日、中目黒にあるビジネスコート・知財高裁に出向き、審決取消訴訟の訴状を提出致しました。

中目黒は、アプリ開発の知財発掘業務で2年くらい通った街です。

今もとても活気のあるお洒落な街。私は大好きです。

中目黒駅から少し歩くと、緑溢れる場所があり、そこにビジネスコートが建てられています。

5階建てのお洒落な外観のビルです。とても裁判所には見えません。

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さて、ここで問題が発覚します。

なんと弁理士バッジを忘れてしまったことに気づきます。

霞が関の地裁なら、手荷物と身体検査で長蛇の列に並ぶ羽目になります。

ヤバいと思っていると、なんと検査不要でした。

ビジネスコートには、「商事部」「知的財産権部」「倒産部」が設置されています。

ビジネスに特化した裁判所なのに検査不要とは平和です。

知財高裁は5階に入っていて、エレベータで5階へ。

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知財高裁がありました。

受付も4人くらい居る小さなオフィスのようです。

早速、訴状を提出しました。

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ここでも、問題が。。。

訴状1、副本1、写し2を受付に提出し、私は新しくきれいな待合室で待機。

20分くらいたって受付の人が呼びに来られます。

何か問題があるようです。

実は副本の訴状の代理人の印鑑が複写になっていたので、副本にも印鑑を押してくださいとのこと。

私は副本は写しの一態様だと思っていたので、写しと同様に、正本をコピーしていたのです。

幸い、代理人の印鑑を持参していたので、事務所に帰宅して再度出頭する羽目を省くことができました。

そうなんですよね。副本の代理人の印鑑はコピーではなく、捺印しないとダメなのです。

あと一点。

訴訟委任状について。

これは正本に委任状の原本を添付しておけば、訴状の副本や写しには委任状の写しは不要とのことで、その部分を返却されました。

久しぶりの知財高裁での審決取消訴訟。

印鑑不要の特許庁とは勝手が違います。

代理人の印鑑は持参した方が良いというのが教訓です。

2023年10月18日 (水)

中目黒の新しい知財高裁へ出陣

おはようございます。

今日は、中目黒に移転した新しい知財高裁に行き、訴状を提出します。

商標の審決取消訴訟3件。

同日付で商標の審決取消訴訟3件の提起は、日本初ではないでしょうか。

訴状の提出は、審決が到達した日から30日以内で不変期間です。この期間を経過すると、受理してもらえません。

商標事件は、正本1、副本1、写し2。

収入印紙代13000円、郵送費用6000円の切手(内訳が規定)。

訴状での認否と原告の主張は次の第1回準備書面で補充できます。書証の提出も後で可能。

流れとして、
①訴状提出→➁基本的書証の提出→➂第1回準備書面及び追加的書証の提出→④第1回弁論期日→➄判決

特許事件と異なり、めっちゃシンプルです。

審理期間は約1年。

今日は中目黒の新しい知財高裁ということでワクワクしています。

今日も一日一生、頑張ります💖


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2023年10月16日 (月)

商標第3条1項3号の判例研究

早朝から知的財産権である商標の判例研究を行っていました。

 

論点は商標法第3条第1項3号の品質表示に該当するか否か。

 

教材は、商標・意匠・不正競争判例百選[第2版]等、有斐閣。

 

現在、進めている商標の登録異議申立て事件及び審決取消訴訟において、商標法第3条第1項3号及び第4条第1項16号が論点になっています。

 

この解釈では、特許庁の拒絶理由通知等において、二枚舌のような使われ方をしているため、その点を指摘するために有名な判例を精査しているのです。

 

上記判例集で掲載されている商標法第3条第1項3号の論点は、「地名」のみをそのまま商標として出願した場合ですが、「地名+名詞」という商標はまた別のロジックが使えそうです。

 

現在、扱っている実務案件とドンピシャではありませんが、判決の趣旨をくみ取り、ロジックを組んで参ります。

 

 

【商標法第3条第1項3号の趣旨】
商品の産地、販売地その他の特性を表示記述する標章であって取引に際し必要適切な表示としてなんぴともその使用を欲するものであるから、特定人によるその独占使用を認めるのを公益上適当としないものであるとともに、一般的に使用される標章であって、多くの場合自他商品識別力を欠き、商標としての機能を果たし得ないものであることによるものと解すべきである。

 

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2023年10月14日 (土)

商標の査定系審決取消訴訟


土曜日は事務所で依頼人と打ち合わせ、その後、仕事です。

依頼人が是非とも裁判所で争いたいとのことで受任した案件。

依頼人からは知財高裁に提出するための訴状委任状を持ってきてもらいます。

訴状の提出に際し、必要なものはこの委任状のほか、審決の写し、収入印紙代13,000円、郵便切手代6000円。

切手の内訳は細かく規定されています。

知財高裁のウェブサイトで要チェック。

商標の査定系審決取消訴訟は、訴状を知財高裁に提出⇒基本的書証の提出⇒第1回準備書面の提出⇒・・・

裁判所は到達主義。注意すべき点です。

意匠・商標事件は、1回限りの真剣勝負。

訴状では認否と取消事由は追って補充すると記載でき、第1回準備書面で詳しく陳述します。

実は別件で登録異議申立事件も受任していて、ちょうど同時期になりますが、問題なく進めています。

登録異議申立は特許庁に対して提出するもので特許印紙代を貼り付けて紙媒体で提出します。

郵便日付が明瞭なら発信主義に則ります。

外国企業への訪問を後にズラして実務に精進する時期。

勝訴だけを考え、筆が鳴る。

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2023年10月12日 (木)

本日から審決取消訴訟と異議申立てに着手

 

おはようございます。

 

昨日でようやく先に受任した案件が完了。

 

本日からは3件の審決取消訴訟と2件の異議申立てに本格着手致します。

 

いずれも商標事件です。

 

裁判所が特許庁とは異なる見解を示せるような論述を心掛けます。

 

審決取消訴訟は、審判官の判断が間違っているだけではダメで、それが審決に影響したことを述べる必要があります。

 

論述の工夫ポイントです。

 

ちなみに審決取消訴訟の提起期間は審決を受け取った日から30日までで、不変期間です。

 

ですが、理由と証拠の補充は後で可能です。

 

訴状には理由と証拠を追って補充と記載します。

 

30日以内にすべての意見を述べ尽くす必要は無いのでご注意ください。

 

 

最後に願掛け。

 

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2023年10月10日 (火)

特許系弁理士の廃業危機!日系自動車のサプライチェーン崩壊から製造業激減まで

トヨタをはじめとする日本の自動車産業が崩壊すると、日本の経済も終わる。

多くの製造業が廃業して消えてなくなる。

この予想する世界はもうそこまで来ている。

特許の多くは製造業やその前後の工程で必要になるので、製造業をメインクライアントにしている弁理士事務所も廃業。

このような流れにならなくても、日本の製造業の廃業率は異常。

技術が進化するほど、技術革新が早くなればなるほど、製造業は巨大で、安定的な市場を築けなくなる。

日本の特許出願件数が激減していない理由は、分割出願が増加しているから。

発明が生まれているわけではなく、特許法の制度を活用して表面的な特許出願件数が維持されているだけ。

外国への特許出願が増加している理由から弁理士の将来性が明るいと判断される人がいるかもしれないが、外国への特許出願業務は弁理士の専権業務ではないので的外れ。

日本は自動車産業で辛うじて持っている国なので、自動車のEV 化が進むと、日本の経済は終わる。

ガソリン自動車も電気自動車も同じ自動車と考えがちであるが、全く別の乗り物、別の機械だ。

トヨタがEVで勝ち残れる理由にはならない。

これも時代の流れであり、このような未来を予想できるのに無視するのはおバカなわけで、弁理士各位もしっかりと対策していく必要がある。


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70歳まであと20年・・・


人生100年時代といわれています。

そうすると、私の人生はあと50年。

その一方で、これまでの社会を見ていて70歳引退を考えると、残り20年しかありません。

弁理士で独立開業してから20年経過しているので、それと同じ時間が残れさている計算です。

これまでの感覚として、20年間はあっという間。

なので70歳までもあっという間に過ぎてしまいそう。

これからの人生後半の時間は、いまのじかんでしかできないことを優先的にやる。

具体的に何をするか。

クライアントからお預かりしたお仕事をこなしながら、次への世代に受け継ぐための活動にも力を入れていく時期のような気がします。

まだ50歳で元気なうちに、そのような視点で活動していく必要があるのかな。

自信がダメになり、いきなり廃業という流れは、お客様にご迷惑をかけることになり、避けたいこと。

50歳代でなんとか基礎を作っておきたい人生と経営の課題です。

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2023年10月 9日 (月)

弁理士の先生からの経営相談

 

弁理士の先生からの経営相談に乗らせて頂く機会がありました。

 

ご高齢の弁理士が経営する小規模特許事務所の後継者問題です。

 

どの弁理士もいずれ直面します。

 

特に10人未満で、1人の弁理士が経営している事務所は課題が山積しています。

 

弊所もワンオペで特許事務所を経営している身です。

 

開業以来、無借金で優良経営。

 

私の身体が元気でバイタリティがあるうちなら、ご協力をさせて頂くことが可能です。

 

困ったときにお気軽に相談してください。

 

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2023年10月 5日 (木)

特許明細書の起案に要する時間は業界一の最短時間!夜通しで特許出願の起案

 

早朝からというよりも夜通しで特許出願用の明細書を起案していました。

 

発明発掘から得た宝物(発明)を特許明細書の形に作成して、特許庁に出願していきます。

 

弊所は、特許出願の発明の発掘から受任して、ド短期で明細書を作成して、早期に特許庁に出願する腕利き弁理士を探すベンチャー企業にとっては、金の草鞋クラスの特許事務所です。

 

腕利きの外科医ドクターが、難しい手術を短時間で終わらせる。

 

しかもクライアントの企業価値を高める特許をバンバン取得していきます。

 

完璧な仕事術も弊所が得意とする匠の技

 

一ヵ月15件以上の特許明細書の起案も余裕です。

 

外注に出すことなく、すべて私が起案していきます。

 

今日もそんな感じで、特許明細書の起案と向き合っています。

 

今日も一日頑張りましょう。

 

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2023年10月 4日 (水)

お誘い

 

特許事務所を20年以上、安全な経営していると、同業者の先生からラブコールを頂くことがあります。

 

このようなラブコールは、私が望まれていると考え、前向きにお話を聞くことにしています。

 

私が経営する事務所と、同業の先生が経営する事務所の双方でWIN-WINになることを目指して考えます。

 

弊所は、借金や不動産もなければ、ワンオペでお客様も引き連れて自由に動くことができるのです。

 

とても身軽です。

 

また、弊所の経営・財務状況も20年以上継続して優良経営であり、国税庁出身の顧問税理士からも太鼓判を頂いています。

 

私の努力の結晶ともいえます。

 

年齢も50歳を超え、弁理士業界歴28年、事務所の経営歴22年を迎えました。

 

単独で外国にも余裕で営業に出掛けるほど、身体能力と精神力が極めて高く、特許事務所の経営者としてのポテンシャルと経験は抜群だと自負しております。

 

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2023年10月 2日 (月)

通告書という名の警告書に対する回答書

 

お客様が相手方弁理士から商標権侵害に関する通告書が届いたとのことで相談。

 

警告書ではなく、通告書

 

通告書

 

なんじゃそれ。。。

 

法的な争いをしたくない旨が記載されている。

 

日本の知財訴訟でいうと、訴えても、訴えられても、損なのだ。

 

権利者が知財訴訟を提起しても、勝てる見込みのない裁判が2~3年続く

 

ようやく判決が出るころには、最初に訴えた気持ちはすべて消え失せ、新しい製品の販売に集中している時期。

 

そんな昔の商品(現在販売中止のもの)の知財なんて、今更、争いたくないというのが原告たる権利者の心の声だろうか。

 

仮に知財訴訟で勝ったとしても、損害賠償金なんて僅か。

 

訴訟代理人の弁護士と弁理士の報酬の方が遥かに高くなることも少なくない。

 

すなわち、訴訟したことで得られたことは収支の赤字

 

なんのために訴訟に時間とカネを費やすのかね。

 

洒落ではないよ。

 

誤解のないように言うと、日本での知財訴訟は、権利の侵害者にとって有利に出来ている。

 

仮に相手が形式的に侵害していても、例えば、先に実施していたり、権利に無効理由があれば、被告の勝訴である。

 

原告がすべての要件事実を立証してきたところで、たったひとつの抗弁事由があれば、オセロのように形勢が逆転するシステム

 

 

通告書の話を戻すと、

 

こちらも争う気持ちを必要以上に煽ることなく、掻き立てることなく、粛々と対応していく気持ちが好ましい。

 

そのうえで、反論すべき事由はしっかり反論し、必要な手続も進めていくのだ。

 

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