弁理士と他士業のダブル・トリプル士業というキャリア
弁理士の次のキャリアとして、法律職に転じる人も多いと思う。
よくあるのが弁理士が司法試験に合格後、弁護士に転身するケース。
特許事件を専門にする人が多いと思いますが、特許裁判も件数が少ないので、それ以外の分野を担当するのが実情でしょう。
士業事務所の経営の観点から言うと、特許訴訟を受任するために弁護士になるのはコスパが悪い気がする。
やはり、特許訴訟以外なら弁理士の特許出願業務との関連性がなくなり、何でもやの公衆定食屋のようになってしまう。
私は弁理士でありながら、社労士と司法書士を志望するものですが、
弁理士業務との相関は考えての選択なので、サービスモデルとしての基本は既に創作している。
社労士も司法書士もそれぞれのメイン業務と、弁理士のメイン業務と、を比較すれば、あまり関連性を認めないのが一般の人の印象だ。
エックス(旧twitter)で投稿しても、そのような質問が後を絶たない。
しかしながら、士業サービスはそもそも企業の経営という視点で導入するものであるため、経営に貢献してこれに紐づく形で、関連性が生じるものだ。
しかも、例えば知財×労務×法務×経営の専門家として、副社長のようなポジションを築くことができる。
これを社外取締役や顧問士業として関与できるのであれば、トリプルライセンスや法律職はとてつもない需要が出てくるわけだ。
そこの一番星を狙いたく、日々、挑戦するのであるが、
幸いなことに、私の世代は70~80歳になっても企業戦士が多いと思うので、今後、益々、多くのチャレンジをしていくつもりである。
« 特許侵害で警告が来ても、訴えられても屈しない | トップページ | 新規顧問先との知財戦略会議のローンチ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 弁理士正林真之先生のご逝去(2025.05.22)
- 大手企業に警告書を郵送(2025.05.22)
- 商標不使用取消審判を請求(2025.05.21)
- 異議申立やる気満々でいたが、ターゲット商標が拒絶審決されていた件(2025.05.15)
- 一人士業で年収1億円の時代(2025.04.16)
コメント